//「帝」の方も一応の結論が出て、問題もないようなので、クライスも帝の記述を付けておきますね。(2007/1/28)
*《&ruby(こうてい){光帝};クライス/Kuraz the Light Monarch》 [#u2b0f479]
 効果モンスター
 星6/光属性/戦士族/攻2400/守1000
 このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、
 フィールド上に存在するカードを2枚まで破壊する事ができる。
 破壊されたカードのコントローラーは、破壊された数だけ
 デッキからカードをドローする事ができる。
 このカードは召喚・特殊召喚したターンには攻撃する事ができない。

 [[Vジャンプ(2008年2月号) 付属カード>書籍付属カード#p7209f5e]]で登場した[[光属性]]・[[戦士族]]の[[上級モンスター]]。~
 [[帝]]の1体であり、[[フィールド上のカード]]を[[破壊]]する[[誘発効果]]と、[[召喚]]・[[特殊召喚]]した[[ターン]]には[[攻撃]]できない[[永続効果]]を持つ。

 [[カード]]の種類や[[コントローラー]]を問わず、[[フィールド上のカード]]を2枚まで[[破壊]]できるため[[効果]]は強力。~
 しかし[[相手]]の[[カード]]を[[破壊]]すると[[ドロー]]されてしまうため、直接[[カード・アドバンテージ]]は取ることはできない。~
 [[対象]]の[[カード]]を[[チェーン]]されると[[ディスアドバンテージ]]になるので、[[【チェーンバーン】]]等の[[フリーチェーン]]の[[カード]]を主体とした[[デッキ]]を[[相手]]にしたときには注意が必要である。~
 そのため、[[相手]]の[[カード]]を[[対象]]とする場合、基本的に[[モンスター]]や[[表側表示]]の[[魔法・罠カード]]といった[[チェーン]]されない[[カード]]を狙うことになる。~
 [[《魔宮の賄賂》]]のように、[[カード・アドバンテージ]]を取る事ではなく突破口を開く目的で使用できる。~
 とはいえ、[[相手]]が[[カード]]を消費して出した[[最上級モンスター]]や[[シンクロモンスター]]を[[破壊]]すればそれだけで痛手なので狙い目になりえる。~
 [[《神殿を守る者》]]とは相性が良く、[[相手]]は[[カード]]を[[破壊]]されても[[ドロー]]ができなくなる。(下記[[FAQ>#x595aac8]]参照)(08/02/19)

 むしろ積極的に[[自分]]の[[カード]]を[[破壊]]する事で、[[自分]]が[[ドロー]]する事に活用したい。~
 この[[カードの効果]]の[[対象]]に、[[フリーチェーン]]の[[カード]]である[[《八汰烏の骸》]]や[[《強欲な瓶》]]、[[《鎖付き爆弾》]]などを選択することで、[[アドバンテージ]]を得ることができる。~
 [[バーン]][[デッキ]]に採用することで、同じく[[フリーチェーン]]である[[《仕込みマシンガン》]]などを選択して[[ドロー]]を加速しつつ[[相手]]に[[ダメージ]]を与える事ができる。~
 [[フリーチェーン]][[カード]]以外では、[[自分]]の[[《ネフティスの鳳凰神》]]、[[《呪われた棺》]]、[[《盗人の煙玉》]]を[[破壊]]する事でも損失なく[[ドロー]]を加速できる。~
 [[《おジャマジック》]]を[[破壊]]すれば、一気に[[手札]]を4枚も増やす事ができる。~

 [[《王宮のお触れ》]]・[[《人造人間−サイコ・ショッカー》]]等の影響力が高く厄介な[[カード]]を[[破壊]]できるのも見逃せない。~
 自由に[[カード]]を破壊できる性質から、[[【お触れホルス】]]等[[ロック]]タイプの[[デッキ]]には有効な[[効果]]となる。~
 また、[[バーン]][[デッキ]]などを[[相手]]にし[[手札]]に不要な[[カード]]ができた場合、[[セット]]して[[破壊]]することも選択肢になる。~

 [[戦士族]]であるため、[[《戦士の生還》]][[《コマンド・ナイト》]]等の[[戦士族]]サポートに対応している。~
 中でも[[《不死武士》]]は特に相性が良く、[[アドバンス召喚]]に問題なく使用でき、[[破壊]][[対象]]にすることで[[ドロー]]加速も可能である。~
 [[【宝玉獣】]]でも、場にたまった[[宝玉獣]]を《光帝クライス》の[[効果]]で[[破壊]]し[[ドロー]]に変えられるため活躍が期待できる。~

 [[召喚]]・[[特殊召喚]]した[[ターン]]に[[攻撃]]できない[[デメリット]]は、[[相手]][[ターン]]に[[蘇生]]すれば解消できる。~
 また、[[特殊召喚]]された自身を[[破壊]]したり[[リリース]]すれば[[デメリット]]も気にならず、[[ディスアドバンテージ]]にもならない。~
 [[《リビングデッドの呼び声》]]等で[[蘇生]]し、自身と[[蘇生]]に使った[[カード]]を[[破壊]]すれば1枚の[[アドバンテージ]]となる。~
// [[《早すぎた埋葬》]]は[[《アームズ・ホール》]]で[[サーチ]]・[[サルベージ]]できるため、このカードが[[墓地]]にあれば擬似[[《強欲な壺》]]が実質4枚[[デッキ]]にあることになり、かなり強力である。~
// しかしながら、現在は[[《早すぎた埋葬》]][[《リビングデッドの呼び声》]]共に[[禁止カード]]のため、上記の[[コンボ]]は不可能となっている。~
 [[攻撃宣言]]できない[[デメリット]]が重なるため、[[《クロス・ソウル》]]とも相性が良い。~

 [[シンクロモンスター]]の登場により、[[召喚]]・[[特殊召喚]]した[[ターン]]には[[攻撃]]できない[[デメリット]]が軽減された。~
 [[攻撃]]できないこの[[カード]]を[[シンクロ素材]]にしてしまえば良いのである。~
 [[相手]]の[[カード]]を[[破壊]]して道を開けた所で、[[手札]]の増えた[[相手]]に[[《X−セイバー ウルベルム》]]や[[《ライトニング・ウォリアー》]]で[[攻撃]]するといった[[コンボ]]等も考えられる。~
 [[シンクロ召喚]]以外にも、[[戦士族]]であることを活かして[[《ターレット・ウォリアー》]]を[[特殊召喚]]する手もある。~

-[[破壊]]する事のみが条件であり、[[墓地]]に送られたかどうかは問わないので、[[トークン]]を[[破壊]]した場合でも[[ドロー]]できる。

-[[破壊]]と[[ドロー]]は同時扱いである。(下記[[FAQ>#x595aac8]]参照)~
そのため、[[機皇帝]]などの[[破壊]]を[[トリガー]]とする[[カード]]との[[コンボ]]も可能である。

-[[ドロー]]は[[任意効果]]なので、[[相手]]に[[ドロー]]を強制して[[デッキ破壊]]する戦術は取れない。

-「2体目の[[光属性]]」「[[アドバンス召喚]]以外でも[[効果]]が使える」と、これまでの「[[帝]]」とは系統が異なる。~
[[特殊召喚]]で[[発動]]するほか、[[アドバンス召喚]]でなくてもよいので[[《死皇帝の陵墓》]]でも[[発動]]する。~
また他方で[[破壊]][[効果]]は強力であるが、使い方によっては[[デメリット]]にもなるので、使い方も他の[[帝]]とは異なることになる。~
[[種族]]もメジャーな[[戦士族]]であり、他の[[属性]]から新たな[[種族]]の「[[帝]]」[[モンスター]]登場の可能性が囁かれていた。~
そしてこの[[カード]]の登場から2年余、その予想通りに2体目の[[闇属性]]の「[[帝]]」として[[《闇帝ディルグ》]]が現れた。~

-[[《混沌の黒魔術師》]]がゲームから[[除外]]されていて、[[《次元融合》]]が[[手札]]、[[《魔力倹約術》]]が[[フィールド]]上、この[[カード]]2枚と[[《神剣−フェニックスブレード》]]が[[墓地]]に存在すれば無限[[ドロー]]が成立する。~
手順は以下のとおり。~

<
+[[《神剣−フェニックスブレード》]]の[[効果]][[発動]]、《光帝クライス》2枚をゲームから[[除外]]し、[[《神剣−フェニックスブレード》]]を[[手札]]に[[加え>加える]]、[[フィールド]]上に[[セット]]する。~
+[[《次元融合》]]を[[発動]]、《光帝クライス》2体と[[《混沌の黒魔術師》]]を[[特殊召喚]]する。~
+[[《混沌の黒魔術師》]]の[[効果]]で[[《次元融合》]]を[[手札]]に[[加え>加える]]、《光帝クライス》2体の[[効果]]で[[《混沌の黒魔術師》]]と《光帝クライス》2体、[[《神剣−フェニックスブレード》]]を[[破壊]]し、[[カード]]を2枚or4枚[[ドロー]]する。~

<
この1〜3のサイクルを繰り返すことで、無限[[ドロー]]が成立する。~
《光帝クライス》の[[効果]][[発動]]タイミングの関係上、途中から始めるということは出来ないので注意が必要である。~
しかし、[[08/09/01>禁止・制限カード/2008年9月1日]]で[[《混沌の黒魔術師》]]と[[《次元融合》]]が[[禁止カード]]となったため、現在ではこの[[コンボ]]は使用できなくなった。~

-絶版の後、[[ストラクチャーデッキ−ウォリアーズ・ストライク−]]にて初めて再録された。

-この[[カード]]が付属するVジャンプには、[[《エンペラー・ストゥム》]]との[[コンボ]]が載っているが、処理の順番が少しおかしい。~
この[[カードの効果]]で[[自分]]の[[カード]]を[[破壊]]し、[[《エンペラー・ストゥム》]]の[[効果]]で[[カード]]を[[デッキの一番上]]に戻せば、戻したものをすぐに[[ドロー]]できる、というのがその[[コンボ]]である。~
だが、この[[カード]]の[[破壊]]と[[ドロー]]の間に[[《エンペラー・ストゥム》]]の[[効果]]をはさむ事はできない。~
実際にこの[[コンボ]]を実行するなら[[チェーン]]1:《光帝クライス》、[[チェーン]]2:[[《エンペラー・ストゥム》]]と組み、[[《エンペラー・ストゥム》]]の[[効果]]で[[墓地]]の[[カード]]を[[デッキトップ]]に戻し、《光帝クライス》で[[破壊]]+[[ドロー]]、となる。

//-原作・アニメにおいて―~

-コナミのゲーム作品において―~
[[DUEL TERMINAL]]ではEXステージのシェリーが使用する。~

-神話・伝承において―~
「クライス」の名前の由来は「キリスト」の英語読みである「クライスト(Christ)」ではないかと思われる。~
[[英語名]]は宗教上の理由のためか独自の綴りになっている。~
これは[[《大天使クリスティア》]]等にも言える。

**関連カード [#ocba0915]
-[[帝]]

―[[効果]]関連
-[[《トライデント・ドラギオン》]]

**このカードを使用する代表的な[[デッキ]] [#ae4a00a9]
-[[【クライスターボ】]]
-[[【ドグマブレード】]]

**収録パック等 [#t2c5d998]
-[[ストラクチャーデッキ−ウォリアーズ・ストライク−]] SD17-JP008
-[[Vジャンプ(2008年2月号)付属カード>書籍付属カード#p7209f5e]] VJMP-JP028 &size(10){[[Ultra]]};

**FAQ [#x595aac8]
Q:[[カード]]を[[破壊]]する[[効果]]は[[対象をとる効果>対象をとる(指定する)効果]]ですか?~
A:[[対象をとる効果>対象をとる(指定する)効果]]になります。(07/12/21)

Q:[[自分]][[フィールド]]上に[[《神殿を守る者》]]が存在する場合、この[[カードの効果]]を[[発動]]する事ができますか?~
A:はい、[[発動]]する事はでき、[[相手]]の[[フィールド]]の[[カード]]を選択して[[破壊]]する事もできます。その場合、[[相手]]は[[カード]]を[[ドロー]]する事ができません。(08/02/19)

Q:[[カード]]を[[破壊]]する[[効果]]と[[ドロー]]する[[効果]]は2つで1つの[[誘発効果]]ですか?それとも、[[破壊]]した後に[[ドロー]]する[[効果]]の[[チェーンブロック]]が新たに作られますか?~
A:2つで1つの[[誘発効果]]でそれぞれの[[効果]]が別々に分かれているわけではありません。(07/12/21)

Q:[[ドロー]]するのはどのようなタイミングですか?また、[[ドロー]]をするかどうかを決めるタイミングはいつですか?~
A:[[破壊]]した後に[[ドロー]]するかどうか決めます。~
  ゆえに[[効果]]処理中に決める事になりますが、効果処理の終了したタイミングでは[[破壊]]と[[ドロー]]を同じタイミングとして扱います。(09/01/29)~
  [[破壊]]された[[《ユベル》]]の[[効果]]は[[タイミングを逃さず>タイミングを逃す]]に[[発動]]が可能です。(08/01/15)~
  [[破壊]]された[[《歯車街》]]の[[効果]]は[[タイミングを逃さず>タイミングを逃す]]に[[発動]]が可能です。(09/01/28)

Q:[[自分]]の[[《早すぎた埋葬》]]によって[[特殊召喚]]したこの[[カード]]と[[《早すぎた埋葬》]]を[[破壊]]することで、[[カード]]を2枚[[ドロー]]できますか?~
A:はい、2枚[[ドロー]]できます。(07/12/21)

Q:[[カード]]を2枚[[破壊]]された場合、1枚だけ[[ドロー]]する事はできますか?~
A:2枚[[破壊]]して[[ドロー]]をすると決めたのであれば2枚[[ドロー]]しなければいけません。(07/12/21)

Q:[[相手]][[フィールド]]上に存在する「[[自分]]が元々の[[持ち主]]の[[モンスター]]」を[[破壊した]]時、[[ドロー]]できるのはどちらですか?~
A:[[相手]]です。(09/06/19)

Q:相手の[[《インフェルニティ・ガーディアン》]]1枚を[[対象>対象をとる(指定する)効果]]にして[[効果]]を[[発動]]したとき、[[チェーン]]して[[《D.D.クロウ》]]を[[発動]]され、相手の[[手札]]が0枚になり、[[対象>対象をとる(指定する)効果]]を[[破壊]]できなかった場合、相手は[[ドロー]]できますか?~
A:《光帝クライス》の[[効果]]は、[[効果]]によって[[破壊]]した枚数分のカードを、[[ドロー]]する事ができます。よって、[[対象に選択し>対象をとる(指定する)効果]]た[[カード]]が[[破壊]]できなかった場合、[[カード]]を[[ドロー]]する事もできません。(09/12/23)

Q:[[《スキルドレイン》]]を[[発動]]中であれば、[[召喚]]・[[特殊召喚]]された[[ターン]]にこの[[カード]]は[[攻撃宣言]]を行う事ができますか?~
A:はい、[[攻撃宣言]]を行う事ができます。(07/12/21)

//質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//質問だけの投稿はお止めください。
//未発売カードに限り、(A:発売をお待ちください)とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問がございましたら遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。~