効果モンスター 星8/光属性/魔法使い族/攻1550/守1400 (1):このカードは、このカードの装備カードの数によって以下の効果を得る。 ●1枚以上:このカードの攻撃力は、このカードの装備カードの数×1000アップする。 ●2枚以上:相手はバトルフェイズ中にモンスターの効果を発動できない。 ●3枚以上:このカードを対象とする相手の効果が発動した時、 自分フィールドの装備カード1枚を墓地へ送って発動できる。 その効果を無効にする。 ●4枚以上:相手はバトルフェイズ中にカードの効果を発動できない。 ●5枚以上:このカードが相手に与える戦闘ダメージは倍になる。
BLAZING VORTEXで登場した光属性・魔法使い族の最上級モンスター。
自身の装備カードの枚数に応じて5種類の効果を得るルール効果を持つ。
1枚以上は装備カードの枚数×1000の自己強化の永続効果。
リメイク前と同様、装備カードが強化を持っていれば合算されるため、1枚でも十分な攻撃力を得られる。
2枚の装備カードで戦闘ではほぼ負けない数値となるほか、《閃光の双剣−トライス》のようなデメリットも相殺することが可能。
自身の攻撃時に《サイクロン》等で装備カードを破壊されると大きく攻撃力が下がりかねないが4枚以上の効果で防げる。
2枚以上はバトルフェイズ中における相手のモンスター効果の発動を封じる永続効果。
《SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング》や《オネスト》などの強化や戦闘破壊時のリクルート効果などを防げる。
3枚以上は装備カードをコストに自身を対象とする効果を無効にする誘発即時効果。
若干範囲は限られるが、2・4枚以上でカバーできないバトルフェイズ以外の除去や妨害を防げるのはありがたい。
1ターンに1度の制限も無いので装備カードさえあれば何度でも防げるが、使う度に攻撃力が下がり効果も減っていくのが難点。
4枚以上はバトルフェイズ中における相手の効果の発動を封じる永続効果。
2枚以上に比べて魔法・罠カードの発動も防げるので、上記の攻撃時における装備カードを除去されるプレイも、ある程度は防ぐことができる。
《SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング》等と異なり、バトルフェイズであれば他のモンスターの戦闘時も含め完全に封じることができる。
バトルフェイズに入るまでの妨害に太刀打ちできないのは2枚以上の効果と同様。
5枚以上は自身の戦闘で生じる戦闘ダメージを倍加する永続効果。
1枚以上効果の効果で5000の強化が与えられているため、適当な攻撃表示モンスターに攻撃するだけでも1ターンキル級のダメージとなる。
2〜4枚以上の効果で相手の妨害も防ぎやすく、フィニッシャーとしては申し分ない。
問題は、特殊召喚効果を持たない最上級モンスターであるこのモンスターを展開する方法、及びそれを装備カードと両立させる方法だろう。
単純に強化する装備魔法を大量に採用して装備するだけなら下級モンスターの《マハー・ヴァイロ》・《重装武者−ベン・ケイ》の方がダメージを狙い易い。
このカード自身を出すための消費が多いとその分だけ装備カードの枠を圧迫してしまう。
《魔導召喚士 テンペル》でもリクルートが可能。
《カオスエンドマスター》・《マジシャンズ・サークル》もリクルートはできるが、バトルフェイズでの特殊召喚となるので相性はあまり良くない。
蘇生可能な装備魔法の《ネクロの魔導書》なら消費を抑えつつ、装備カード1枚分を稼げるため、相性はよい。
《マジシャンズ・ソウルズ》などでさっさと墓地に置くといいだろう。
《妖精伝姫−シンデレラ》は装備魔法を自身に装備しエンドフェイズにバウンスできる魔法使い族のため、種族サポートと装備魔法を併用できる。
消費を抑えて装備カードの枚数を稼ぐなら、墓地へ送られた場合に装備カード化する効果を持つヴァイロンチューナーを展開し、リンク素材などに用いてこのカードに装備させる方法もある。
《ヴァイロン・スフィア》なら、《機械複製術》で3体展開することも狙える。
同じ光属性であるため、《ユニオン・キャリアー》を活用しやすいのも大きなポイント。
いずれにせよ、このカードを活かすのであれば、専用のデッキを組む必要があるだろう。
墓地から装備カードにできる《焔聖騎士−オリヴィエ》らを使うのも手である。
それらを使って《聖騎士の追想 イゾルデ》をリンク召喚すれば、《焔聖騎士−リナルド》とのコンボで《戦線復活の代償》といった装備魔法を準備でき、このカードを蘇生できる。
そこから《リプロドクス》をリンク召喚してこのカードを戦士族にすれば、墓地に置いた《焔聖騎士−オリヴィエ》らを装備カードにし、1ターンキルが狙える。