*《&ruby(こうそくかいほうは){拘束解放波};/Release Restraint Wave》 [#x3c392f5]
 通常魔法
 自分フィールド上に表側表示で存在する装備魔法カード1枚を選択して発動できる。
 選択した装備魔法カードと相手フィールド上にセットされた魔法・罠カードを全て破壊する。

 [[ANCIENT PROPHECY]]で登場した[[通常魔法]]。~
 [[自分]]の[[装備魔法]][[カード]]1枚と[[相手]]の[[セット]]された[[魔法・罠カード]]を全て[[破壊]]する。

 単純に使用した場合は2枚消費となり、[[相手]]の[[伏せカード]]が1枚の場合は[[ディスアドバンテージ]]になり、[[対象]]は[[セット]]された[[魔法・罠カード]]のみのため[[永続罠]]を[[発動]]された場合は[[破壊]]ができない等、安定性に欠ける。~
 [[《アームズ・ホール》]]や[[《名工 虎鉄》]]等で[[装備魔法]]の[[サーチ]]は可能だが、ここは[[ディスアドバンテージ]]になりにくい[[《パワー・ツール・ドラゴン》]]と併用して[[アドバンテージ]]を失わないようにしたいところ。~

 [[破壊]]されたほうが都合の良い[[装備魔法]][[カード]]と[[コンボ]]するのが基本だろう。~
 例として[[《盗人の煙玉》]]や[[《ビッグバン・シュート》]]等が挙がるだろう。~
 [[《剣聖−ネイキッド・ギア・フリード》]]に装備させてから[[破壊]]に繋げれば[[アドバンテージ]]が見込める上、[[《鉄の騎士 ギア・フリード》]]との[[コンボ]]にも使える。~
 [[効果]]で[[破壊されない]][[《融合武器ムラサメブレード》]]や、繰り返し[[サルベージ]]できる[[《神剣−フェニックスブレード》]]の存在から、[[【戦士族】]]で使用できる。~
 また、[[【サクリファイス】]]や[[【Bloo−D】]]においては[[吸収]]した[[モンスター]]と[[相手]]の[[魔法・罠カード]]を同時に[[破壊]]する驚異の[[除去]]と化す。~
 [[【剣闘獣】]]では[[サーチ]]・[[サルベージ]]のしやすい[[闘器]]と組み合わせることにより、[[制限改訂]]で乏しくなった[[魔法・罠カード]]の[[除去]]を補うことができるかもしれない。~
 [[【デュアル】]]の[[《スーペルヴィス》]]なら[[通常モンスター]]が[[特殊召喚]]されるため、[[ディスアドバンテージ]]になりにくい。~

 とはいえ、これらの使い方でも[[《大嵐》]]はもとより、[[《ダブル・サイクロン》]]等でも事足りてしまう。~
 [[表側表示]]の[[カード]]に対処できないのは痛く、採用するにしても[[《王宮のお触れ》]]や[[《トラップ・スタン》]]などの併用が望ましい。~

-[[墓地]]の[[ドラゴン族]]を[[装備魔法]]扱いで装備可能である[[【サイバー・ダーク】]]、[[【ドラグニティ】]]との相性は良い。~
[[戦闘]]には強いものの[[伏せ除去]]には乏しかった[[デッキ]]であり、この[[カード]]の登場は朗報であろう。~
特に[[《ドラグニティ−アキュリス》]]の[[除去]][[効果]]を能動的に[[発動]]させる事ができるのは嬉しい。

-[[イラスト]]の中央の人物の構図が[[《バスター・モード》]]に似ている。~
また、[[破壊]]された[[カード]]の一部に[[《光の護封剣》]]らしき[[カード]]があるのだが、[[破壊]]できるのは[[セット]]された[[カード]]のみ。~
[[ブラフ]]でもない限り[[セット]]しないはずだが、アニメ版から[[効果]]を変えたのに[[イラスト]]は変えなかったのが原因でこうなってしまったのだろう。~
また、[[《六芒星の呪縛》]]も[[対象]]さえいれば[[フリーチェーン]]の[[罠カード]]なので、アニメ[[効果]]ならともかく、この[[カード]]で[[イラスト]]通りの[[破壊]]を行うのはかなり難しい。~

-[[ストラクチャーデッキ−ウォリアーズ・ストライク−]]に付属している説明書きでは[[《スーペルヴィス》]]の活用例にこの[[カード]]が挙げられているが、[[効果]]の説明が以下のアニメ仕様になっているものがある。([[OCG]]テキストのものもある)~
//「セットされた」としっかり書かれてるいるものも確認。

-原作・アニメにおいて―~
アニメ5D'sの「遊星vsアキ」(2戦目)において遊星が使用。~
その[[効果]]により、[[《スターダスト・ドラゴン》]]に装備された[[《白銀の翼》]]とアキの場の[[《憎悪の棘》]]・[[永続罠]]《デス・ペタル・カウントダウン》を[[破壊]]した。~
「遊星vsクラーク」戦の神経衰弱[[デュエル]]では[[効果]]が[[OCG]]仕様となっており、めくられたが[[発動条件]]を満たしていなかったため不発となった。~
しかし、その時の[[テキスト]]自体はアニメの[[効果]]のままであった。~

--上記の神経衰弱デュエルでは、特別ルールにより[[魔法・罠カード]]が全て[[セット]]扱いになっている事を利用し、[[コンボ]]でクラークの[[魔法・罠カード]]を全て[[破壊]]しようとしていた。~

--アニメでは[[相手]][[フィールド]]上の[[魔法・罠カード]]を全て[[破壊]]する[[効果]]だった。~
また、[[装備魔法]]の[[破壊]]は[[コスト]]に含まれていた。~
[[無効]]にされると[[自分]]の[[装備魔法]]が失われてしまう点を踏まえても、アニメ[[効果]]の方が強力だと言えよう。~
後のワンポイントレッスンでは[[OCG]]の[[効果]]で紹介されている。~
海外放送での[[イラスト]]は、[[カード]]は海外アニメ仕様になっていたが[[《六芒星の呪縛》]]の[[イラスト]]は修正されていなかった。~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#eea8f0df]
-[[《デルタ・クロウ−アンチ・リバース》]]
-[[《リリース・リバース・バースト》]]
-[[《レクリスパワー》]]

―名前関連
-[[《拘束解除》]]

―[[イラスト]]関連
-[[《光の護封剣》]]
-[[《六芒星の呪縛》]]

//―《拘束解放波》の見られるカード

//**このカードを使用する代表的なデッキ
//-[[【】]]

**収録パック等 [#f95606ef]
-[[ANCIENT PROPHECY]] ANPR-JP045 &size(10){[[Rare]]};
-[[デュエリストパック−遊星編2−]] DP09-JP019
-[[DUELIST EDITION Volume 4]] DE04-JP025

**FAQ [#ycbd8ff1]
Q:[[相手]][[フィールド]]上に[[セット]]された[[魔法・罠カード]]が存在しない時にこのカードを[[発動]]する事はできますか?~
A:いいえ、[[発動]]できません。(09/06/10)

Q:[[チェーン]][[《非常食》]]などで選択した[[装備魔法]][[カード]]が[[効果]]処理時に存在しない場合、[[相手]]の[[魔法・罠カード]]は[[破壊]]されますか?~
A:いいえ、[[破壊]]されません。(09/04/21)

Q:[[効果]]で[[破壊されない]][[《融合武器ムラサメブレード》]]を選択し[[効果]]処理時にその[[装備魔法]]が[[破壊]]されない場合、[[相手]]の[[魔法・罠カード]]は[[破壊]]されますか?~
A:はい、その場合でも[[破壊]]されます。(09/04/21)

//Q:[[装備カード]]扱いの[[ユニオン]][[モンスター]]を対象に[[発動]]する事は出来ますか?~
//また、[[装備カード]]扱いの[[罠カード]]を対象に[[発動]]する事は出来ますか?~
//A:はい、両方とも[[装備カード]]状態の場合は[[装備魔法]]として扱われますので[[発動]]する事が出来ます。(09/09/12)~

//質問だけの投稿はお止めください。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//質問と回答を記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問がございましたら遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。