通常罠 このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。 (1):自分または相手のモンスターの攻撃宣言時に、以下の効果から1つを選択して発動できる。 ●その攻撃モンスターを破壊する。 ●その攻撃モンスター以外の自分または相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。 攻撃対象をそのモンスターに移し替えてダメージ計算を行う。
遊戯王OCGデュエルモンスターズ 25th ANNIVERSARY ULTIMATE KAIBA SETで登場した通常罠。
攻撃モンスターを破壊するか、別のモンスターと強制的に戦闘させる効果を持つ。
2つの中から選択できる効果となっているが、1つ目は自分のモンスターを破壊できる以外は同じ通常罠の《聖なるバリア −ミラーフォース−》の下位互換。
基本的には2つ目を意識しつつ、どうしても攻撃モンスター本体が一番の脅威という場面でも使える汎用性と考えた方が良いだろう。
2つ目の効果もただ自分モンスターに移すだけならば《シフトチェンジ》等で充分となる。
こちらは相手モンスター同士を戦闘させることができるが、攻撃表示同士の移し替えならば《聖なるバリア −ミラーフォース−》の方が一掃できる。
守備表示へ攻撃させることで破壊できることや、戦闘ダメージが発生する点に着目しなければ、攻撃モンスター自体は残るため扱いづらい。
こちら独自の点として、自分のモンスターの攻撃先の変更や、攻撃先を自分のモンスターに変更することもできる。
これにより自爆特攻を用いたコンボを、相手フィールドに左右されず安定して実行することができるようになり、戦闘ダメージも最小限にできる。
リバースモンスターをセット直後に戦闘でリバースさせることも可能。
メタルデビル・トークンなど戦闘ダメージ反射効果を持つモンスターと戦闘させれば、自分モンスターのみで戦闘ダメージの押し付けが可能。
《ビーストアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》や《E・HERO シャイニング・ネオス・ウィングマン》など、戦闘破壊したモンスターのコントローラーが相手に限定されていない効果のトリガーを引くためにも利用できる。
罠カード故に遅く消費はかかるが、コンボデッキにおいては安定性の向上が期待できる。
総じて、《炸裂装甲》・《マジックアーム・シールド》・《立ちはだかる強敵》のような使い方や、自分のモンスター2体で強制戦闘と、幅広い活用が可能。
いずれの使い方も癖が強いが、うまく場面に応じて使いこなせば、独自のコンボも狙えつつ腐りづらい柔軟性のあるカードとなるだろう。
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