遊戯王カードWiki - 《甲虫装機ギガマンティス》のバックアップ(No.51)

《甲虫装機(インゼクター) ギガマンティス/Inzektor Giga-Mantis》 †

効果モンスター
星６/闇属性/昆虫族/攻2400/守   0
このカード名の(3)の効果は１ターンに１度しか使用できない。
(1)：自分フィールドの「甲虫装機」モンスター１体を対象として発動できる。
このカードを手札から装備カード扱いとして
その自分の「甲虫装機」モンスターに装備する。
(2)：このカードを装備カード扱いとして装備しているモンスターの元々の攻撃力は２４００になる。
(3)：モンスターに装備されているこのカードが墓地へ送られた場合、
「甲虫装機 ギガマンティス」以外の自分の墓地の「甲虫装機」モンスター１体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。

　ORDER OF CHAOSで登場した闇属性・昆虫族の上級モンスター。
　手札から甲虫装機の装備カードとなる起動効果、装備モンスターの元々の攻撃力を2400とする装備魔法扱いの効果、装備カード状態で墓地へ送られた場合に同名カード以外の甲虫装機を蘇生する誘発効果を持つ。

　効果によって自身を手札から甲虫装機に装備させる事が可能で、それに伴って装備モンスターの元々の攻撃力を強化する。
　攻撃力の低い甲虫装機に装備させれば、《奈落の落とし穴》の影響を受けずに上級クラスの攻撃力へと変化させることができる。
　(2)は、他の効果で装備カードとなった場合にも適用されるため、《甲虫装機エクサビートル》に装備させると、《奈落の落とし穴》を受けず、除去効果を持った攻撃力3600という切り札としてふさわしい能力となる。
　ただ、甲虫装機は戦闘破壊よりも《甲虫装機ホーネット》での効果破壊の方が優先され、相手のフィールドを空けて直接攻撃することの方が多く、単体強化が役に立つ機会は少ない。
　《甲虫装機ダンセル》からの展開の準備が整わない時には一時凌ぎにはなるだろう。

　(3)は、装備カード状態で墓地へ送られた場合に甲虫装機を蘇生する効果。
　これによって１ターンキルを補助するのが主な役割であり、自身の効果で《甲虫装機ダンセル》に装備させ、《甲虫装機ホーネット》の効果で破壊すれば、合計３体の甲虫装機を特殊召喚できる。

　なお、同レベルでほぼ同じ効果を持つ《甲虫装機ギガウィービル》も存在する。
　こちらは攻撃力が高いため、《甲虫装機センチピード》や《甲虫装機ダンセル》でサーチ・リクルートしての打点上げにより１ターンキルに繋がりやすい。
　一方で、自身の(3)では同名カードも含めて蘇生できず、１ターンに１度の制限もあるため、併用する事でより展開力を上げるのも有効である。

(3)の効果は、《甲虫装機ホーネット》の自身を墓地へ送って発動する破壊効果と異なり、単なる誘発効果である。
発動条件に関する裁定は《ドラグニティ－アキュリス》とほぼ同じであり、装備モンスターがフィールドを離れる事で破壊された場合は発動せず、装備モンスターと同時に墓地へ送られた場合は発動する。

他のカードの効果によって装備カード状態となっている場合も(2)の効果は適用される。
《ユニオン・キャリアー》で装備カードにすれば攻撃力を1000強化する効果も共に適用されるため攻撃力3400のモンスターにできる。
《トラックロイド》や《Ｔｈｅアトモスフィア》の装備カードになった場合は、装備モンスター自身の効果も併せて攻撃力4800となる。
- また、この効果はモンスター効果でなく装備魔法の効果なので、《ポールポジション》が適用されている場合変化しない。
  装備モンスターが《甲虫装機グルフ》ならば、無限ループ回避のためお互いに攻撃力550～2400までのモンスターを召喚・反転召喚・特殊召喚できなくなる。

(3)の効果は「場合の任意効果」なのでタイミングを逃す事はない。

このカード及び《甲虫装機ギガウィービル》は「このカード名の（特定の）効果は１ターンに１度しか使用できない。」という制約が初登場したカードである。
（「このカード名の（全ての）効果は１ターンに１度しか使用できない。」テキストは以前から存在していた。）
これを皮切りに、同じカードを複数回使用する１ターンキルを防ぐ事を目的として、多くのカードに同様の制約が設けられるようになった。

「マンティス(Mantis)」とは英語でカマキリを意味する。

コナミのゲーム作品において―
Duel Arenaではパートナーとして登場し、ステージ11のボスとしても登場。
台詞は登場と共に握手をしようとしたり、勝利時には「ではまた次回、『必殺、ファイナルインゼクション！』で会おう！」といった趣旨の言葉を話す。
甲虫装機はあちらの世界で放送されている特撮番組の主役のような存在なのだろうか。

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