エクシーズ・効果モンスター ランク5/闇属性/アンデット族/攻2500/守 0 アンデット族レベル5モンスター×2 このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。 相手の墓地のモンスター1体を選択して自分フィールド上に特殊召喚する。 「紅貴士−ヴァンパイア・ブラム」のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。 この効果で特殊召喚に成功した場合、 このターンそのモンスター以外の自分のモンスターは攻撃できない。 また、フィールド上のこのカードが相手によって破壊され墓地へ送られた場合、 次のターンのスタンバイフェイズ時にこのカードを墓地から表側守備表示で特殊召喚する。
SHADOW SPECTERSで登場した闇属性・アンデット族のエクシーズモンスター。
ヴァンパイアの1体であり、相手の墓地からモンスターを蘇生する起動効果と、破壊されると次のスタンバイフェイズに自己再生する誘発効果を持つ。
エクシーズ素材が指定されているため、【アンデット族】や【ヴァンパイア】専用といえる。
《アンデットワールド》が種族変更カードとしては扱いやすいため、レベル5の特殊召喚能力を持つモンスターで固めておけば選択肢に加える事もできる。
もっとも、この場合でもアンデット族のサポートカードを用いなければ併用の意義が薄い。
一応メタカードついでに狙えるようにはなるが、使用できる状況とエクストラデッキの内容とで相談する必要はあるだろう。
《シャドウ・ヴァンパイア》・《ヴァンパイア・シフト》の特殊召喚効果や、《簡易融合》による《ナイトメアを駆る死霊》の特殊召喚からつなぐのが基本になる。
条件さえ整えば《茫漠の死者》を一気に並べる事も可能だが、《シャドウ・ヴァンパイア》の効果から特殊召喚された場合は攻撃できないので注意。
一つ目の効果は相手のモンスターを蘇生するというもので、他のモンスターの攻撃は封じられるが蘇生先には一切の制約がない。
また、類似する効果と異なり特殊召喚に成功した場合のみに攻撃が封じられるため、《エフェクト・ヴェーラー》等の無効化手段に若干強い。
《No.61 ヴォルカザウルス》等と比べ攻撃能力は低いと言えるが、一時的な墓地アドバンテージ封じになるのでまた異なる役割を持てる。
また二つ目の効果の存在から、安定した戦力として動かせる。
二つ目の効果は自己再生を行うもので、エクシーズ素材の有無は問わず繰り返し利用できる。
相手による必要はあるが、戦闘破壊・効果破壊の両方に対応しており、自己再生のタイミングもそれなりに早い。
自己再生直後は表示形式を変更できないが、《迅雷の騎士ガイアドラグーン》を重ねる事ができるのでフォローしやすい。
そのままだと簡単に戦闘破壊されてしまうが、その場合でも再び自己再生できるのでとりあえずの壁にはなる。
《シャドウ・ヴァンパイア》のリリースに充てたり、《シャーク・フォートレス》で守るのも手である。
変わった所で《カメンレオン》で蘇生可能という利点がある。
自己再生や《迅雷の騎士ガイアドラグーン》への移行に関しては影響がない。
エクシーズ素材となる《シャドウ・ヴァンパイア》や、展開力のある《ゾンビ・マスター》等も対応するので併用の意義はある。
また、《RUM−アストラル・フォース》にも対応している。
ランクアップ元の《ゴーストリック・アルカード》に汎用性があるため戦術に組み込みやすく、アドバンテージも取り返しやすい。
他のランク3及び5と共に組み込んで見るのもアリだろう。
ランク5の充実ぶりから、他のデッキで無理に組み込むようなカードではないが、なにかと応用力が高いため、上述のようなデッキであれば採用して損はない。
Q:効果分類は何ですか?
A:1つ目は起動効果、2つ目は誘発効果です。
なお、2つ目の効果は墓地に送られた時ではなく次のスタンバイフェイズにチェーンブロックを作ります。(13/07/20)