*《&ruby(ぐれん){紅蓮};の&ruby(しめいしゃ){指名者};/Appointer of the Red Lotus》[#m90441e0]
 通常罠
 2000ライフポイントを払い、手札を全て相手に見せて発動する。
 相手の手札を確認してカード1枚を選択する。
 次の相手のエンドフェイズ時まで、選択したカードをゲームから除外する。
//英語名: ttp://cgi.ebay.com/Appointer-of-the-Red-Lotus-SOVR-EN080-YuGiOh-Common-x3_W0QQitemZ370284100427QQcmdZViewItemQQptZLH_DefaultDomain_0?hash=item5636a6fb4b

 [[STARDUST OVERDRIVE]]で登場した[[通常罠]]。  

 一時的とはいえ、[[相手]]の[[手札]]を[[ピーピング]]した上に、[[除外]]する[[カード]]を選べる[[ハンデス]][[カード]]。~
 往年の[[ハンデス]][[カード]][[《押収》]]の[[下位互換]]と言える能力である。~
 しかし、[[ライフコスト]]が[[《押収》]]のそれよりも[[重い]]上に、こちらの[[手札]]も[[公開]]しなければならない。~
 しかも、次の[[相手]]の[[エンドフェイズ]]には[[手札]]に戻ってしまう等、[[デメリット]]が目立つ。

 似たような[[効果]]を持つ[[カード]]に、[[ランダム]]だがノー[[コスト]]で[[発動]]出来る[[《光の封札剣》]]がある。

 [[ピーピング]]が可能であるため、[[《マインドクラッシュ》]]等の他の[[ハンデス]][[カード]]とも相性が良い。~
 が、[[ライフコスト]]が馬鹿にならない数値であり[[自分]]の[[手札]]が[[公開]]されてしまうので、普通は[[《ダスト・シュート》]]・[[《光の封札剣》]]が優先されるだろう。

-[[テキスト]]からは分かりづらいが、[[相手]][[ターン]]でこの[[カード]]を[[発動]]した場合、[[除外]]した[[カード]]はその[[ターン]]内の[[エンドフェイズ]]時に[[手札]]に戻る。(11/09/22)~
「次の[[相手]]([[ターン]])」の[[エンドフェイズ]]ではないため注意したい。~
尚、[[相手]]の[[エンドフェイズ]]か[[自分]]の[[ターン]]に[[発動]]すれば[[手札]]に戻るタイミングを遅らす事ができる。

-[[除外]]した[[カード]]は[[《異次元からの埋葬》]]等で[[墓地に送る]]事で、完全に[[ハンデス]]した事になる。~
[[《虚空海竜リヴァイエール》]]で[[除外]]した[[モンスター]]を奪うのも有効だが、上記の裁定によりこの[[コンボ]]を決めるのは難しい。

-この[[カードの発動]]を[[無効]]化された場合の[[デメリット]]はかなり重いものになる。~
2000もの[[ライフ]]を失い[[情報アドバンテージ]]まで与えてしまうからだ。~
それでなくとも[[《マインドクラッシュ》]]等を[[発動]]される危険性もあるため、[[相手]]の[[伏せカード]]には細心の注意を払いたい。~
また、[[発動]]前に[[自分]]の[[手札]]を出来るだけ[[伏せて>セット]]おくのも手だろう。~
[[【暗黒界】]]や[[【魔轟神】]]ならば[[手札]]を見せるリスクを最小限に抑える事ができる。

-この[[カード]]の登場により、[[《押収》]]が[[制限復帰]]する可能性は低くなってしまったと言える。~
ただ、[[《天魔神 エンライズ》]]と[[《カオス・ソーサラー》]]の例もあるため断定はできないが。

-名前から勘違いしそうだが、[[炎属性]]や[[宣言]]カードとは関係の無い[[効果]]である。

-紅蓮とは紅色の蓮の花の事で、猛火の色にも例えられる。~
また、仏教用語においては、八寒地獄の七番目である紅蓮地獄の略称として使われる。~
死後そこに落ちた者は、極寒により皮膚が裂けて流血し、紅蓮花の様な姿になると言う。~
[[イラスト]]から見て、このカードの「紅蓮」は後者の紅蓮地獄の事だろう。~
--英語版では「Red Lotus」と訳しているが、これでは単純に色の話になってしまっている。~

//-原作・アニメにおいて―~

//-コナミのゲーム作品において―~

//-神話・伝承において―~

**関連カード [#zb4d64e2]
-[[《押収》]]
-[[《光の封札剣》]]

-[[《深淵の指名者》]]
-[[《闇の指名者》]]
-[[《異次元の指名者》]]

-[[《紅蓮の女守護兵》]]
-[[《紅蓮魔獣 ダ・イーザ》]]
-[[《紅蓮魔闘士》]]

//―《紅蓮の指名者》に関する[[効果]]を持つ[[カード]]
//このカードを名指しで指定している魔法・罠・効果モンスターが存在する場合、そのカードをリンク

//―[[イラスト]]関連
//カードのイラストに描かれているカードが存在した場合、そのカードをリンク

//―《紅蓮の指名者》が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

//**このカードを使用する代表的なデッキ
//-[[【】]]

**収録パック等 [#occ61ba7]
-[[STARDUST OVERDRIVE]] SOVR-JP080 &size(10){[[N-Rare]]};

**FAQ [#p28a3293]
Q:[[自分]]の[[手札]]がない([[公開]]できない)時に[[発動]]できますか?~
A:いいえ、[[発動]]できません。(09/09/17)

Q:[[除外]]された[[手札]]のカードが次の[[相手]]の[[エンドフェイズ]]に戻る際に[[チェーンブロック]]が作られますか?~
A:いいえ、作られません。(10/10/01)

Q:[[相手]][[ターン]]で[[発動]]したこの[[カード]]によって[[除外]]された[[カード]]は、『次の[[相手]][[ターン]]』の[[エンドフェイズ]]時に[[手札]]に戻りますか?~
A:いいえ、[[相手]][[ターン]]の[[エンドフェイズ]]以前にこの[[カード]]を[[発動]]し、選択した[[カード]]をゲームから[[除外]]した場合、[[除外]]された[[カード]]が[[手札]]に戻るタイミングは、同一[[ターン]]中の[[エンドフェイズ]]となります。(11/09/22)

Q:この[[カード]]を[[相手]][[ターン]]の[[エンドフェイズ]]に[[発動]]した場合、[[除外]]した[[カード]]が[[手札]]に戻るのはいつですか?~
A:この[[カード]]を[[発動]]した[[エンドフェイズ]]から数えて、次の[[相手]][[ターン]]の[[エンドフェイズ]]時に[[手札]]へ戻ります。(11/09/26)

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。