通常罠 2000ライフポイントを払い、手札を全て相手に見せて発動する。 相手の手札を確認してカード1枚を選択する。 次の相手のエンドフェイズ時まで、選択したカードをゲームから除外する。
STARDUST OVERDRIVEで登場した通常罠。
複数の発動条件と、相手を一時的に手札破壊する効果を持つ。
相手の手札をピーピングした上に、除外するカードを選べる効果ではあるが、デメリットが目立つ。
往年のハンデスカード《押収》の下位互換と言える能力だが、ライフコストが《押収》のそれよりも重い上に、こちらの手札も公開しなければならず、しかも次の相手のエンドフェイズには手札に戻ってしまう。
ピーピングを通して《マインドクラッシュ》等の他の指名系ハンデスカードを使う手もあるが、やはりデメリットが高くつく。
2000ものライフを失い情報アドバンテージまで与えてしまうため、無効にされた場合は非常に不利になる。
それでなくとも《マインドクラッシュ》等を発動される危険性もある。
【暗黒界】や【魔轟神】ならば手札を見せるリスクを最小限に抑える事ができる。
また、発動前に自分の手札を出来るだけセットしておくのも手だろう。
似たような効果を持つカードには、対象はランダムだが発動条件を一切持たず、介入の難しい裏側表示で除外できしかも除外時間の長い《光の封札剣》がある。
除外したカードを《異次元からの埋葬》等で墓地に戻す事で、完全にハンデスした事になるのはこちらのメリット。
また、《虚空海竜リヴァイエール》で除外したモンスターを奪う事ができるが、下記の裁定によりこのコンボを決めるのは少し難しい。
Q:自分の手札がない(公開できない)時に発動できますか?
A:いいえ、発動できません。(09/09/17)
Q:除外された手札のカードが次の相手のエンドフェイズに戻る際にチェーンブロックが作られますか?
A:いいえ、作られません。(10/10/01)
Q:相手ターンで発動したこのカードによって除外されたカードは、『次の相手ターン』のエンドフェイズ時に手札に戻りますか?
A:いいえ、相手ターンのエンドフェイズ以前にこのカードを発動し、選択したカードをゲームから除外した場合、除外されたカードが手札に戻るタイミングは、同一ターン中のエンドフェイズとなります。(11/09/22)
Q:このカードを相手ターンのエンドフェイズに発動した場合、除外したカードが手札に戻るのはいつですか?
A:このカードを発動したエンドフェイズから数えて、次の相手ターンのエンドフェイズ時に手札へ戻ります。(11/09/26)