遊戯王カードWiki - 《剛鬼サンダー・オーガ》のバックアップ(No.30)

《剛鬼(ごうき)サンダー・オーガ/Gouki Thunder Ogre》 †

リンク・効果モンスター
リンク３/地属性/戦士族/攻2200
【リンクマーカー：上/左下/右下】
「剛鬼」モンスター２体以上
(1)：このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
ターンプレイヤーは以下の効果を適用する。
●自分メインフェイズに通常召喚に加えて１度だけ、
このカードのリンク先となる自分フィールドに手札からモンスター１体を召喚できる。
(2)：このカードのリンク先のモンスターが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
このカードの攻撃力は４００アップする。

　CIRCUIT BREAKで登場した地属性・戦士族のリンクモンスター。
　リンク先にモンスターを召喚可能にする永続効果、リンク先のモンスターが破壊された場合に自身の攻撃力を上げる誘発効果を持つ。

　リンク素材の縛りやリンク数は《剛鬼ザ・グレート・オーガ》と同じなので、リンク召喚についてはそちらを参照。

　(1)は自身のリンク先への召喚権追加。
　リンクマーカーの向きの関係上、エクストラモンスターゾーンに置かなければ無意味となる。
　また相手の召喚権も増やしてしまうので、できれば相手側に向いているリンク先のメインモンスターゾーンが埋まっているときにリンク召喚するのが望ましいだろう。
　もしくは、あらかじめ《奈落の落とし穴》などの除去カードを用意しておいて、相手側のリンク先に召喚されたモンスターを破壊し、(2)の自己強化に繋げることも考えられる。
　自分ターンでモンスターを追加召喚し、そのままそのモンスターとでリンク４に繋げるのも良い。

　(2)はリンク先のモンスターの破壊をトリガーに自己強化を行う効果。
　破壊の手段は問われておらず、１ターンに１度の制約もないので重ね掛けすればかなりの攻撃力が期待できる。
　この強化は永続であるため、繰り返し発動すれば高攻撃力で戦線を維持する事も可能。
　リンク先に相手がモンスターを展開してくれるのを待っていては、それより先に攻撃力が上がっていないこのカード自身が狙われやすいので、自爆特攻などで自分からモンスターを破壊する方が得策である。
　リンク先にリクルーターを出し、自爆特攻し続ければ大幅に攻撃力が上がる。

　総じて、同じリンク素材を持つ《剛鬼ザ・グレート・オーガ》より汎用性が劣る。
　このカードをリンク召喚するなら上記のようにリンク４に繋げるか、(2)の効果を２回以上発動し、《剛鬼ザ・グレート・オーガ》では倒せない高攻撃力・低守備力のモンスターやリンクモンスターへの対処となるだろう。
　相手モンスターが多いならば、一気に《剛鬼ザ・マスター・オーガ》に繋げられるこちらを優先できるか。

お互いの召喚権を増やすという非常に珍しい効果を持つモンスター。

カード名やイラストから察するに、このモンスターのモデルは実在するプロレスラー「獣神サンダー・ライガー」だと思われる。
カード名の「オーガ(Ogre)」については《岩窟魔人オーガ・ロック》を参照。

原作・アニメにおいて―
アニメVRAINSにおいて鬼塚/Go鬼塚が使用するカード。
初登場は「鬼塚/Go鬼塚vsドクター・ゲノム」戦であり、《剛鬼スープレックス》・《剛鬼ツイストコブラ》・《剛鬼ヘッドバット》をリンク素材にリンク召喚される。
装備魔法《剛鬼ザ・ダークマスク》を装備し、さらに自身の効果とスキル「闘魂」を利用して、《剛鬼ライジングスコーピオ》をリリースなしで召喚し自爆特攻させることで自己強化し、あちらの戦闘破壊耐性と合わせて《地獄螺戦鬼(ヘルリックス)ゴシックローン》と激突したり、《剛鬼ザ・ダークマスク》のバーン効果を利用した。
最終的に《剛鬼スープレックス》と共に《剛鬼ザ・マスター・オーガ》のリンク素材となった。

「鬼塚/Go鬼塚vs Ai」戦では、少なくとも２枚は投入されていることが確認できる。

実況からは、《剛鬼ザ・グレート・オーガ》と双璧を成すモンスターとされている。
また、《剛鬼ザ・ダークマスク》を装備したこのモンスターを、Go鬼塚は「ダーク・サンダー・オーガ」と呼んでおり、観衆やAIなども一貫してそう呼んでいた。
その為、このモンスター自身の効果も《剛鬼ザ・ダークマスク》の効果も一括りに「ダーク・サンダー・オーガ」の効果と言われていた為、どちらの効果なのか分かり辛くなっているシーンもあった。
ヒール役を演出する為か、《剛鬼ライジングスコーピオ》が自爆特攻する際に尻尾を掴んで、《地獄螺戦鬼(ヘルリックス)モルモットロール》目掛けて投げ飛ばす描写がなされた。