効果モンスター 星8/地属性/岩石族/攻2800/守1000 このカードはアドバンス召喚したモンスター1体をリリースしてアドバンス召喚できる。 このカードがアドバンス召喚に成功した時、 フィールド上にセットされたカードを2枚まで選択して破壊する。 このカードが地属性モンスターをリリースして アドバンス召喚に成功した場合、その時の効果に以下の効果を加える。 ●デッキからカードを1枚ドローする。
SHADOW SPECTERSで登場した地属性・岩石族の最上級モンスター。
リリースを軽減する効果、アドバンス召喚に成功した時にセットカードを2枚まで破壊し、地属性をリリースした場合ならドローできる効果を持つ。
最上級モンスターではあるものの、効果は《地帝グランマーグ》の上位種であり、2枚までのセットカード破壊とドローで最大3枚のアドバンテージを獲得可能。
しかし、効果の面では《死皇帝の陵墓》が使え、全てのセットカードを破壊できる《フォトン・ワイバーン》のほぼ下位互換である。
一応、こちらはリリース軽減効果とドロー効果である程度のアドバンテージ損失は抑えられる。
しかしリリース軽減効果はアドバンス召喚されたモンスターをリリースしなければ発揮できないため、実質的な軽減とはいえない。
むしろ、単純にリリース向きのカードを2体リリースした方が手間も消費も抑えられる場合も少なくないだろう。
《帝王の開岩》に対応しているとはいえ、《死皇帝の陵墓》や《フォトン・サンクチュアリ》などで即座に効果発動が狙える《フォトン・ワイバーン》と比べるとやはり見劣りする。
このカードに限ったことではないが、セットのみの破壊は除去としては中途半端であり、重いこのカードの見返りとしては不十分である。
特に《エフェクト・ヴェーラー》などで無効にされれば破壊は勿論ドロー効果も発動できず、リカバリーが厳しくなる。
《地帝グランマーグ》より強力だが、その分リスクも上昇し、扱いにくさも更に上がっている。