永続罠 相手フィールドのモンスター1体を対象としてこのカードを発動できる。 (1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、 対象のモンスターは攻撃できず、表示形式の変更もできない。 そのモンスターがフィールドから離れた時にこのカードは破壊される。 (2):自分スタンバイフェイズに発動する。 相手に500ダメージを与える。 この効果は対象のモンスターがモンスターゾーンに存在する場合に発動と処理を行う。
新たなる支配者で登場した永続罠。
相手モンスターの攻撃と表示形式の変更を封じる効果と、自分のスタンバイフェイズ毎に相手にダメージを与える効果を持つ。
攻撃抑止効果があり、相手モンスターの攻撃時に発動すれば攻撃を抑止することができる。
さらに表示形式変更を封印するため、《ドリーム・ピエロ》等の表示形式を変更することで発動する効果を抑止したり、裏側守備表示モンスターの反転召喚を封じたりすることも可能である。
自分のスタンバイフェイズごとに効果ダメージを与える効果を持つので、バーンカードとしても使用でき、維持すればダメージ量も蓄積する。
総じて、色々な側面を持つ罠カードであり、様々な局面で役に立つ。
弱点として、一時的なロックであり、直接アドバンテージを得ることはできない点が挙げられる。
ロックしても、そのモンスターをアドバンス召喚のリリースやシンクロ素材やエクシーズ素材やリンク素材に使用されてはディスアドバンテージとなる。
また、永続罠であり除去されやすいというデメリットもある。
相手モンスターの行動をロックしつつバーンするので、【ロックバーン】にうってつけのカードである。
とはいえ、このカードを使われた相手の次の行動は予測しやすく、《インターセプト》や《調律師の陰謀》に繋げればボード・アドバンテージを得ることも可能である。
【ロックバーン】では相手のフィールドに特殊召喚した《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》をこのカードでロックするのが理想的である。
上級モンスターをほとんど採用しない、つまりはこのカードへの対処方法が少ないため、対【ロックバーン】およびミラーマッチにも使えるカードである。
問題は、似たような効果を持つ《デモンズ・チェーン》が存在する点。
あちらはダメージの代わりにモンスター効果を無効にするため、汎用性ではあちらが上である。
こちらを優先するのであれば、《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》とのコンボや表示形式変更封印で差別化を図りたい。
Q:この効果ダメージを《地獄の扉越し銃》や《痛魂の呪術》で移すことはできますか?
A:《地獄の扉越し銃》では移すことができませんが、《痛魂の呪術》で移すことはできます。
Q:《E・HERO ワイルドマン》等を対象にした場合、ダメージ効果はどうなりますか?
A:ダメージ効果は適用されます。
Q:指定したモンスターが《月の書》等の効果で裏側表示になった場合、このカードとの関係はどうなりますか?
A:その場合でも効果の対象となったままです。
表示形式を変更する事もできず、効果ダメージも受け続けることになります。(13/07/25)
Q:《宮廷のしきたり》がフィールドに存在する時に対象に選択したモンスターがフィールドを離れた場合、《拷問車輪》は破壊されますか?
また、スタンバイフェイズ毎にダメージを与える効果は発動しなくなりますか?
A:いいえ、破壊されず、ダメージを与える効果は適用されなくなります。(13/08/25)
Q:対象に選択したモンスターがエクシーズ素材になった場合、《拷問車輪》は破壊されますか?
また、スタンバイフェイズ毎にダメージを与える効果は発動しなくなりますか?
A:効果を受けているモンスターがエクシーズ素材となった場合、ダメージを与える効果は適用されません。(12/09/19)
Q:対象に選択したモンスターが効果処理時にフィールドを離れていた場合、《拷問車輪》は破壊されますか?
また、スタンバイフェイズ毎にダメージを与える効果は発動しなくなりますか?
A:破壊されずにフィールドに残り続けます。
また、スタンバイフェイズ毎にダメージを与える効果は発動しません。(12/10/26)