効果モンスター 星９/闇属性/魔法使い族/攻3200/守2800 このカードは通常召喚できない。 自分フィールド上に存在するレベル６以上の魔法使い族モンスター２体を 生け贄に捧げた場合のみ特殊召喚する事ができる。 このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、 罠カードの発動を無効にし破壊する事ができる。
書籍付属カードとして登場した、闇属性・魔法使い族の最上級モンスター。
レベル9効果モンスターの中では最高の攻撃力を誇る。
なお、レベル9には通常モンスター・儀式モンスターが存在しない。
特殊召喚モンスターの一体であり、通常召喚できず、自身を手札から特殊召喚する召喚ルール効果を持つ。
また、罠カードの発動を無効にする誘発即時効果も持つ。
無効にする効果は《ホルスの黒炎竜 ＬＶ８》の罠カード版とも言える。
しかし、やはり召喚が困難、かつ非効率極まる。
レベル6以上の魔法使い族モンスターを2体生け贄に捧げようと普通に考えると、生け贄や召喚サポート等で、最低でも5枚のカードを消費する事になる。
そこで、《グリズリーマザー》から特殊召喚可能である《ネオアクア・マドール》や、《キラー・トマト》から召喚できる《マインド・オン・エア》、《マジシャンズ・サークル》からの《ブラック・マジシャン・ガール》、《賢者の宝石》などを活用する事になる。
この手段でも3枚の手札を消費し、更にほぼ限定された3枚によるコンボであるために決して安定した召喚はできない。
各種リクルーターを用いるにしても、他に有効な使い道は幾等でもある。
また、罠を封じる効果も《人造人間−サイコ・ショッカー》、《王宮のお触れ》が存在するため、汎用性が低い。
召喚し難く、成功してもリターンが少ない以上、かなり扱いにくいカードであると言わざるを得ない。
《魔導サイエンティスト》の禁止指定以前は、効果で呼んだ《クリッチー》が生け贄に用いられていた。
こちらは2枚消費の2枚コンボであったため、まだ活用も可能であったのだが。
Ｑ：カウンター罠の発動にチェーンしてこのカードの「罠カードの発動を無効にし破壊する事ができる。」という効果は発動できますか？
Ａ：いいえ、できません。スペルスピード２であるため、スペルスピード３のカウンター罠には対応できません。