*《&ruby(こくじゃびょう){黒蛇病};/Black Snake Syndrome》 [#m33acbcb]
*《&ruby(こくじゃびょう){黒蛇病};/Dark Snake Syndrome》 [#top]
 永続魔法
 自分のスタンバイフェイズ毎にお互いのライフに200ポイントダメージを与える。
 2ターン目以後自分のスタンバイフェイズ毎にダメージは倍になる。
 2ターン目以降自分のスタンバイフェイズ毎にダメージは倍になる。

 [[新たなる支配者]]で登場した[[永続魔法]]。~
 [[お互い]]に[[ダメージ]]を受け続ける一風変わったカード。~
 [[ダメージ]]は200、400、800、1600、3200、6400、12800、25600、51200と増えていく。~
 [[発動]]したときに[[ライフポイント]]が[[相手]]より勝っている状態で、このカードを守ればそのまま勝利することも可能。~
//ダメージは加速度的に増えるので半端な差では自分だけ勝ち越すのは厳しい。
//少なくとも「そのまま勝利することも”可能”」程度のレベルではないかと。
//書いてある通りきちんと計算しておけば100差で勝てることもある。加筆したほうがいいかな
 その場合、[[相手]]からの[[除去]]を[[《マジック・ジャマー》]]・[[《天罰》]]・[[《マジック・ガードナー》]]などで死守し、受ける[[ダメージ]]をきちんと計算する必要がある。~
 (もっとも、[[汎用性]]の高い[[《神の宣告》]]との相性が悪い点は注意)
 [[自分]][[スタンバイフェイズ]]に[[お互い]]に200の倍々[[ダメージ]]を与え続ける[[効果]]を持つ。~

 しかし、[[《波動キャノン》]]のほうが使いやすいうえ、[[《氷帝メビウス》]]・[[《賢者ケイローン》]]などの魔法・罠の[[除去]]に長けたカードが横行しているため、採用率は低い。~
 [[自分]]は[[ダメージ]]を受けず[[回復]]も選択できる[[《ご隠居の大釜》]]の事実上の[[下位互換]]。~
 [[ダメージ]]量としては完全[[下位互換]]ではないが、8000以上の[[効果ダメージ]]を与えるまでに維持する[[ターン]]数が互角であり、途中で[[除去]]された場合に与えられる[[ダメージ]]量もあちらに軍配が上がる。~

-[[《デス・ウォンバット》]]との[[コンボ]]が有名。~
この[[モンスター]]がいると、[[相手]]だけ[[ダメージ]]を受け続けることになる。
 [[自分]]が[[効果ダメージ]]を受ける点を何かしら利用する場合にはこちらを使うメリットは見出せる。~
 例えば[[《DDD神託王ダルク》]]を併用した場合、[[自分]]は[[ターン]]経過で[[ライフ回復]]できることになる。~

-[[《マテリアルドラゴン》]]が存在する場合、お互いに[[ライフ]]が[[回復]]する。~
-与える[[効果ダメージ]]と総[[ダメージ]]の推移は以下の通り。~
6回目の[[自分]][[スタンバイフェイズ]]([[発動]][[ターン]]を含めて13[[ターン]]目)まで維持できれば、初期[[ライフポイント]]である8000を削りきれる。~
なお、[[ダメージ]]が発生するのは[[発動]]後3[[ターン]]目からなので、それまでに[[除去]]されると完全に無駄となってしまう。~

|CENTER:|CENTER:|CENTER:|c
|''迎えた[[自分]][[スタンバイフェイズ]]の回数''|''与える[[効果ダメージ]]''|''総[[ダメージ]]''|h
|0([[発動]][[ターン]])|0|0|
|1([[発動]]後3[[ターン]]目)|200|200|
|2([[発動]]後5[[ターン]]目)|400|600|
|3([[発動]]後7[[ターン]]目)|800|1400|
|4([[発動]]後9[[ターン]]目)|1600|3000|
|5([[発動]]後11[[ターン]]目)|3200|6200|
|6([[発動]]後13[[ターン]]目)|6400|12600|

-[[《マテリアルドラゴン》]]が存在する場合、[[お互い]]に[[ライフ]]が[[回復]]する。~
そのまま2枚を維持した場合、やがてとてつもない[[回復]]量になっていく。~

//-[[《レインボー・ライフ》]]を使うと非常に有利に働く。どのタイミングで使用しても使う前の200ポイントの回復になる。
//その程度の回復量で有利に働くというのは無理があるかと。
-元ネタは「ペスト」だと思われる。~
中世ヨーロッパを中心に莫大な死者を出した致死性の高い伝染病であり、罹患すると出血斑により皮膚が黒ずんで見えることから「黒死病」とも呼ばれた。~
この[[カード名]]も「黒死病」をもじったものと考えられる。~

-名前の由来は「ペスト」と呼ばれる病気だと思われる。~
かつては高い致死性を持っていた事や罹患すると皮膚が黒くなる事から黒死病と呼ばれ、14世紀のヨーロッパではペストの大流行により、全人口の三割が命を落とした。
-原作・アニメにおいて―~
Dチーム・ゼアルの「遊馬vs徳之助」戦において、徳之助が使用。~

-コナミのゲーム作品において―~
遊戯王デュエルモンスターズ World Championship 2008のフリーデュエルのタッグで、ももえが切り札にしているカード。~
TAGFORCE2でも同様に3積みしている。~
勿論[[《デス・ウォンバット》]]と[[コンボ]]させてくる。
[[発動]]から10[[ターン]]後には102400[[ダメージ]]となるが、ゲーム作品では65535[[ダメージ]]で上昇がストップしてしまう。~
その後28[[ターン]]目まで65535[[ダメージ]]を与え続け、29[[ターン]]目になると[[ダメージ]]が発生しなくなる。~
仮に29[[ターン]]目まで通常通り[[ダメージ]]が上昇し続けた場合536億8709万1200の[[ダメージ]]を与えることになるので、ゲームシステム上の問題を回避するための仕様と考えられる。~

**関連カード [#h70617d8]
**関連カード [#card]
-[[《燃えさかる大地》]]
//(先頭のスラッシュを削除すると表示されるようになります。)
-[[《ご隠居の大釜》]]

**収録パック等 [#k726e004]
//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[新たなる支配者]] 301-035
-[[EXPERT EDITION Volume.1]] EE1-JP035
-[[新たなる支配者]] 301-035

**FAQ [#yf9d8dbf]
Q:このカードの[[ダメージ]]を[[《地獄の扉越し銃》]]・[[《痛魂の呪術》]]で[[相手]]に与えることはできますか?~
A:いいえ。[[チェーンブロック]]に乗らないので、[[《地獄の扉越し銃》]]等は[[発動]]できません。
**FAQ [#faq]
Q:この[[効果]]は[[チェーンブロック]]を作りますか?~
A:はい、作ります。(12/10/28)~

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