通常魔法 ライフポイントを半分払って発動する。 自分のデッキから「ブラック・マジシャン」1体を特殊召喚する。 このカードを発動するターン、自分は召喚・反転召喚・特殊召喚する事はできない。
PREMIUM PACK 4で登場した通常魔法。
《ブラック・マジシャン》をデッキから特殊召喚する。
発動したターンはセットしかできなくなる誓約効果と、半分のライフを払うというコストがある。
手札1枚でデッキから最上級モンスターを特殊召喚できるため、効果自体は非常に優秀である。
一瞬で《ブラック・マジシャン》を特殊召喚し、《黒・魔・導》や《千本ナイフ》につなげることができるため、コンボカードとしても重要なカードであると言える。
しかし発動条件であるライフコストは、デメリットとしては非常に大きい。
高い代償を払って《ブラック・マジシャン》を特殊召喚できても、《激流葬》1枚に飲まれては目も当てられない。
そのため無暗に発動するのではなく、いくつかの対処法を知っておきたい。
自分のライフが少ない状態で発動すれば、軽いライフコストで《ブラック・マジシャン》を特殊召喚できる。
また、魔法カードの発動のライフコストであるので、《魔力倹約術》でコストをなくすことも可能である。
逆に、大幅に減少したライフポイントを利用して、《巨大化》で大ダメージを狙うという方法もある。
ライフコストが非常に重いため《冥府の使者ゴーズ》との相性も悪い。
発動ターンは一切の召喚・特殊召喚が封じられるため、《光と闇の洗礼》や《ディメンション・マジック》と併用できない。
また、デッキから特殊召喚する効果であるため、手札事故によりデッキ内の《ブラック・マジシャン》を全てドローしてしまった場合は、このカードを使用することができなくなる。
手札事故を誘発する危険性はあるが、【ブラック・マジシャン】なら十分に採用を検討する価値があるカードである。