通常魔法 ライフポイントを半分払って発動する。 自分のデッキから「ブラック・マジシャン」1体を特殊召喚する。 このカードを発動するターン、自分は召喚・反転召喚・特殊召喚する事はできない。
PREMIUM PACK 4で登場した通常魔法。
《ブラック・マジシャン》をデッキから特殊召喚する効果を持つ。
発動したターンは召喚・反転召喚・特殊召喚ができなくなる誓約効果と、半分のライフを払うというコストがある。
即刻最上級モンスターをリクルートできる優れもので、対象を《黒・魔・導》発動やレベル7の素材に利用できる。
その代わり発動の代償は重く、《奈落の落とし穴》や《神の警告》を使われるとライフ及びテンポ・アドバンテージを大損してしまう。
ライフを分割するライフコストについては、残りのライフが少ない状態ではライフロスを抑えつつ発動ができ、残りのライフを問わず発動できるメリットと呼べないこともない。
先攻初ターンでは破壊やカウンターに遭う懸念はまず無いが、大きなライフロスや《緑光の宣告者》のような手札誘発には注意したい。
《魔力倹約術》・《D−HERO ダイヤモンドガイ》でライフコストや召喚制限を無視するのもいいだろう。
大幅に減少したライフポイントで《巨大化》を活用する術もあり、自分にあったスタイルを選択して上手く活用したい所である。
発動ターン内は一切の召喚・反転召喚・特殊召喚が封じられるが、セットは普段通りに行えるので留意したい。
発動ターン内は《光と闇の洗礼》や《ディメンション・マジック》と併用できないが、発動タイミングをずらせば問題ないので共有できない訳ではない。
デッキ内に《ブラック・マジシャン》がいない場合は腐るので、手札コストに使ったり《ブラック・マジシャン》をデッキ内に戻したりして行きたい。
手札事故を誘発する危険性はあるが、【ブラック・マジシャン】なら十分に採用を検討する価値があるカードである。
アニメ版ではパンドラ戦のアンティとして手に入れたのか、その後も遊戯が《ブラック・マジシャン》を召喚する際に使用している。
その際には現物のものに修正されており、完全なサポートカードとなった。
アニメオリジナルの「ドーマ編」における「遊戯vsラフェール」(2戦目)でも使用されているが、何故か《クリバンデット》の特殊召喚後に使われている。