*《黒魔導師クラン/Ebon Magician Curran》 [#s15797dc]
 効果モンスター
 星2/闇属性/魔法使い族/攻1200/守   0
 自分のスタンバイフェイズ時、相手フィールド上に存在する
 モンスターの数×300ポイントダメージを相手ライフに与える。

 《白魔導士ピケル》と対になっているモンスターであり、その見た目は幼い女の子以外の何者でもない。~
 この手のカードにしては珍しくそこそこの実用性があり、《おジャマトリオ》とコンボすればそこそこライフを削ることができる。~
 が、安定してダメージを与えられる上、ロックも仕掛ける《プロミネンス・ドラゴン》がいる以上このカードが採用されることはあまりない。~

 基本的にファンデッカー用のカードであり実戦向きとは言い難いが、攻守・レベルの低さとサポートカードの多い魔法使い族という点を考えるとコンボの幅は広い。~
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 まずはサーチ手段から考察してみると、攻撃力の低さから《キラー・トマト》《クリッター》等が思いつくだろう。~
 またレベル2の魔法使い族という事からも《見習い魔術師》からもセットが狙えるので、場に出す手段自体は豊富であり容易と言える。~
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 次に、場に出したからにはこのカードを守ることを考えよう。~
 命がけで守るのが真の決闘者というものだ。~
 しかし[[除去]]手段の豊富な現環境でモンスターの攻撃からだけでなく、魔法・罠・モンスター効果全てから守り抜くのはどう考えても困難である。~
 そんな現環境でオススメなのが装備魔法《明鏡止水の心》。~
 類似カードに《ミスト・ボディ》が存在するが、この《明鏡止水の心》は戦闘だけでなくかなりの破壊効果から守れるカードである。~
 (もちろん装備魔法なので、こちらが破壊されてしまう可能性はある)~
 ただ《激流葬》では破壊されてしまうので注意が必要。~
 《神の宣告》や《盗賊の七つ道具》は積んでおこう。~
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 また、《おジャマトリオ》の特攻自爆を防ぐため、また強力なモンスターに殴り倒されるのを防ぐために《光の護封壁》等の防御カードも投入する。~
 《光の護封壁》を使うならサンドバッグにされないように3000〜5000のライフは支払っておきたい。~

 なお、本気で使うなら【トランス】で4枚目以降の《ステルスバード》として使うのが一般的。~
 モンスターの数が固定されるため毎ターン900のダメージが約束される。~
 が、《ステルスバード》は1000ダメージなため、ほぼ下位互換であるのが悲しいところか。~
 一応、《強奪》や《抹殺の使徒》等には強いのだが…~

-《魔法の国の王女−クラン》へのレベルアップは《王女の試練》を参照。~

**関連カード [#h70617d8]
-[[《魔法の国の王女−クラン》]]
-[[《白魔導士ピケル》]]
-[[《ライバル登場!》]]
-[[《王女の試練》]]

**収録パック等 [#jd9ffb67]
-[[CYBERNETIC REVOLUTION]] CRV-JP031
-[[ストラクチャーデッキ−魔法使いの裁き−]] SD6-JP015

**FAQ [#ha2aa388]
Q:このカードの効果はチェーンに乗りますか。~
A:はい。チェーンに乗ります。(05/06/02)