効果モンスター 星5/闇属性/機械族/攻1600/守 0 このカードの属性は「光」としても扱う。 このカードは1ターンに1度だけ、戦闘では破壊されない。 このカードがアドバンス召喚に成功した時、 自分のデッキからレベル3のモンスター1体を手札に加える事ができる。
LIMITED EDITION 12で登場した闇属性・機械族の上級モンスター。
1ターンに1度だけの戦闘破壊耐性、アドバンス召喚に成功した時、デッキからモンスターカードをサーチする誘発効果、光属性としても扱う永続効果を持つ。
主に《カオスエンドマスター》でこのカードを特殊召喚し、レベル8のシンクロモンスターのシンクロ召喚に繋ぐことを目的としてデザインされたカードである。
それだけならば他のカードでも出来るが、このカードの「光属性としても扱う」という効果は、シンクロ召喚する際にチューナー以外のモンスターに属性の縛りのある《ライトエンド・ドラゴン》と《ダークエンド・ドラゴン》の両方をその状況によって選ぶことが出来るという点で活かされるはずだった。
しかし、シンクロ召喚に必要なモンスターに特定の1つの属性のみを指定されている場合、(その属性を含む)複数の属性を持ったカードをシンクロ召喚に使えるかどうかは調整中となってしまった。(08/07/26)
もし不可能になった場合、闇属性だけでなく光属性としても扱うこのカードでは、《ライトエンド・ドラゴン》と《ダークエンド・ドラゴン》いずれもシンクロ召喚出来ないことになってしまい、これでは何のための複合属性なのかも、同じLIMITED EDITION 12に収録したのかも、全く意味が分からないということになる。
いずれにせよ《カオスエンドマスター》から特殊召喚した場合は、このカードのサーチ効果は使えないので注意しよう。
サーチ対象はレベル3というだけで、他に縛りはない。
ただしレベル3以下ではなく、レベル3に限定する点に注意。
現環境なら《N・グラン・モール》や《ダンディライオン》、戦闘破壊耐性を持つモンスターが最有力候補だろう。
ロックをかけるタイプのデッキなら、《ステルスバード》や《スカラベの大群》および《イナゴの軍勢》なども選択肢に入る。
【エクゾディア】で《冥界の使者》ではサーチ出来ない《封印されしエクゾディア》をサーチさせるのも面白いかもしれない。
既に手札にあるなら《クリッター》や《魂を削る死霊》などをサーチしよう。
以上の様に、汎用性のあるモンスター効果を持ち、かつ《死のデッキ破壊ウイルス》の媒体にもなるモンスターを多くサーチ出来るのも、このカードの強みの1つと言える。
また、《クリッター》をリリースしてこのカードをアドバンス召喚すれば、デッキから2枚のモンスターをサーチできる。
―名前関連
Q:それぞれの効果の種別は何ですか?
A:属性は「光」としても扱う効果と戦闘で破壊されない効果は永続効果、アドバンス召喚に成功した時に発動できる効果は誘発効果になります。(08/07/26)