融合・効果モンスター 星12/闇属性/悪魔族/攻 0/守 0 「神炎皇ウリア」+「降雷皇ハモン」+「幻魔皇ラビエル」 (1):このカードはモンスターゾーンに存在する限り、 カード名を「混沌幻魔アーミタイル」として扱う。 (2):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。 このカードのコントロールを相手に移す。 (3):このカードのコントロールが移ったターンのエンドフェイズに発動する。 自分フィールドのカードを全て除外する。 その後、このカードの元々の持ち主は自身のEXデッキから 「混沌幻魔アーミタイル」1体を召喚条件を無視して特殊召喚できる。
PHANTOM RAGEで登場する闇属性・悪魔族の融合モンスター。
カード名を《混沌幻魔アーミタイル》として扱う効果、コントロールを相手に移す効果、コントロールが移ったターンのエンドフェイズに自分フィールドのカードを除外し、元々の持ち主がエクストラデッキから《混沌幻魔アーミタイル》を特殊召喚できる効果を持つ。
《混沌幻魔アーミタイル》と同一の融合素材ではあるが、あちらと異なり三幻魔に加え融合召喚の手段が必要となる。
手札融合が可能なので通常の《融合》や《ダーク・フュージョン》に対応するが、消費や採用先を考えると特殊召喚手段はほぼ《次元融合殺》となるだろう。
また、召喚制限がないため《デビル・フランケン》などで直接エクストラデッキからの特殊召喚が可能である。
融合召喚する場合に融合素材代用モンスターを使うことも可能。
このカード自身が《混沌幻魔アーミタイル》を特殊召喚する効果を持つことから、採用する場合は《混沌幻魔アーミタイル》と共にエクストラデッキに加えることとなる。
《次元融合殺》で直接《混沌幻魔アーミタイル》を出すか、このカードを経由して出すかという戦略の幅を広げる位置付けとして捉えるべきだろう。
(1)の効果は名称変更効果。
現状では《失楽園》でドローが可能になることがメリットとなる。
《失楽園》の耐性付与も受けられるが、(2)の効果で相手フィールドに移してしまうと耐性は消えてしまうので注意。
なお、《神縛りの塚》なら相手フィールドでも耐性が付与されるため、相手にこのカードを処理されてしまうリスクは下がる。
《失楽園》より優先する事はあまりないが、《盆回し》等を考慮に入れた2種類目のフィールド魔法として投入した場合は、これが生きる事もあるだろう。
(2)と(3)の効果は連動しており、メインフェイズにコントロール転移させた上で、エンドフェイズに「送りつけられた先の自分フィールド」である相手フィールドのカード(自身を含む)を全て除外し、《混沌幻魔アーミタイル》を特殊召喚できる。
ただし、エンドフェイズなので特殊召喚した《混沌幻魔アーミタイル》は何もできず、攻守0のままターンを渡してしまう。
《混沌幻魔アーミタイル》には戦闘破壊耐性があるため、守備表示で特殊召喚したい。
(3)はコントロールが移った場合をトリガーとするため、自身の効果以外でコントロールが移った場合でもエンドフェイズに発動する。
また強制効果なので、相手に《洗脳解除》などでコントロールを戻された場合、エンドフェイズに自分のカードを除外してしまう。
攻撃力0であるため、(2)の効果で送りつけたこのカードを攻撃すれば直接攻撃に等しい戦闘ダメージを与えられる。
だが《混沌幻魔アーミタイル》と違い戦闘破壊耐性はないため、そのまま戦闘破壊されれば当然(3)の除外・特殊召喚効果は発動できなくなる。
もっとも、このカードを出すことが前提にあるデッキであれば、三幻魔は比較的容易に特殊召喚できるはずである。
三幻魔自体の攻撃力が非常に高く、《ハイパーブレイズ》や《幻魔皇ラビエル−天界蹂躙拳》といった更なる強化手段を擁することもあり、攻撃力0のモンスターを攻撃すれば勝てるという状況になることは十分あり得る。
そのため、攻撃対象を作り出す手段として使えなくもないということも考慮には入れておきたい。
なお《次元融合殺》によって特殊召喚した場合に戦闘ダメージが0になるのは幻魔融合モンスターのコントローラーではなく発動したプレイヤーであるため、その場合でも問題なく相手に攻撃できる。
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