通常魔法 (1):相手フィールドにモンスターが存在し、 自分フィールドに通常モンスターが存在する場合に発動できる。 デッキから通常モンスター5体を選ぶ。 その内の1体を手札に加え、残りのカードを除外する。
遊戯王チップスうすしお味で登場した通常魔法。
デッキから通常モンスター5体を選び、その内1つをサーチ、残りを除外する効果を持つ。
5体を選ぶのは《苦渋の選択》に似ているが、サーチするカードは自分が選択する。
そのため、5枚の中で1番欲しいカードを手に入れることができ、また欲しいカードが意図せず除外されてしまうような事もない。
5枚の中から1枚を選ぶと言うより、サーチしたい1枚と除外したい4枚を、最初から分けて選ぶ事になるだろう。
通常モンスターをサーチできる魔法カードには、レベル4以下ならば《苦渋の決断》が、レベル5以上ならば《召喚師のスキル》が存在する。
単にサーチしたいだけならばそれらの方が汎用性が高いため、こちらは除外アドバンテージを得られる点に注目したい。
通常モンスターという制限はあるものの、任意の種族・属性・レベルのモンスター4枚を一度に除外できるカードは珍しい。
この点において特定のモンスターの帰還や除外枚数を参照するカードとのコンボで利用価値がある。
例えば【おジャマ】においてはおジャマを除外した後に《おジャマパーティ》を墓地へ送る事で一気に4体を帰還させられる。
デッキコンセプトやサポートカードからしても発動条件・通常モンスターの投入率共に無理が生じにくいのも利点。
【ジェムナイト】においては、通常モンスターのジェムナイトをサーチしつつ、《ジェムナイト・ファントムルーツ》で融合素材とするモンスターの確保も可能。
【光属性】ならば、《ライトレイ マドール》と《ライトレイ ソーサラー》の召喚条件を満たせる。
【恐竜族】では《オーバーテクス・ゴアトルス》の正規召喚の補助となる。
【ディノインフィニティ】の構築ならば4000もの攻撃力強化カードとして利用できる。
通常モンスターの数が増える点も《レスキューラビット》や一部の恐竜族が持つ通常モンスターサポートとのシナジーが見込める。
フィールドと墓地にカードが無い後攻1ターン目であっても手札3枚の消費で攻撃力8000の《ディノインフィニティ》を用意できる。
条件:手札にこのカード・《予想GUY》・《魂喰いオヴィラプター》(または《化石調査》)、デッキに恐竜族通常モンスター6体・《幻創のミセラサウルス》・《ディノインフィニティ》。
- 《予想GUY》で恐竜族通常モンスターをリクルートし、このカードで恐竜族通常モンスター4枚を除外、1枚をサーチする。
- 《魂喰いオヴィラプター》召喚から《幻創のミセラサウルス》をサーチしてあちらの効果で墓地へ送る(《魂喰いオヴィラプター》で直接墓地へ送っても良い)。
- 《魂喰いオヴィラプター》と通常モンスターでリンク2のトロイメアをリンク召喚し、効果のコストとしてサーチした通常モンスターを墓地へ送る。
- 墓地の《幻創のミセラサウルス》・《魂喰いオヴィラプター》・通常モンスター2体を除外して《ディノインフィニティ》をリクルートする。
―類似効果
―イラスト関連