*《&ruby(たましい){魂};の&ruby(きょうゆう){共有};−コモンソウル/Common Soul》 [#uf56ff91]
 永続魔法
 フィールド上に表側表示で存在するモンスター１体を選択して発動する。
 自分の手札の「Ｎ（ネオスペーシアン）」と名のついたモンスター１体を、
 選択したモンスターのコントローラーのフィールド上へ特殊召喚する。
 選択したモンスターの攻撃力は、この効果で特殊召喚した
 「Ｎ（ネオスペーシアン）」と名のついたモンスターの攻撃力分アップする。
 このカードがフィールド上から離れた時、このカードの効果で特殊召喚した
 「Ｎ（ネオスペーシアン）」と名のついたモンスター１体を手札に戻す。

　[[POWER OF THE DUELIST]]で登場した[[永続魔法]]。~
　[[手札]]から[[ネオスペーシアン>Ｎ]]を[[特殊召喚]]でき、選択した[[モンスター]]にその[[ネオスペーシアン>Ｎ]]の[[攻撃力]]分の数値を上昇させる。~

　[[永続魔法]]となっているのは、被[[破壊]]時の[[バウンス]]処理のためであり、実際には[[通常魔法]]・[[装備魔法]]的意味合いの方が強い。~
　[[《Ｄ−スピリッツ》]]や[[《融合武器ムラサメブレード》]]の[[効果]]に近い部分がある。

　[[《血の代償》]]が[[制限カード]]であることを考えに入れても、[[ネオスペーシアン>Ｎ]]は全て[[召喚]]に条件のない[[下級モンスター]]であるためこのカード分[[手札]]消費の効率が悪くなってしまう。~
　また、[[09/03/01>禁止・制限カード/2009年3月1日]]で[[《血の代償》]]は[[準制限カード]]になってしまったため更に肩身が狭くなってしまった。~
　しかし[[《クロス・ポーター》]]で[[サーチ]]すれば[[ネオスペーシアン>Ｎ]]は[[手札]]に溜まりやすいので[[フィールド]]に複数の[[ネオスペーシアン>Ｎ]]を並べるのには役立つだろう。~

　[[《Ｎ・フレア・スカラベ》]]を[[特殊召喚]]すると、その上昇値分まで選択した[[モンスター]]の[[攻撃力]]は上昇する。~
　[[《終末の騎士》]]から[[《クロス・ポーター》]]を介して[[サーチ]]した[[ネオスペーシアン>Ｎ]]を[[特殊召喚]]すれば[[《終末の騎士》]]は並の[[下級モンスター]]には負けない[[攻撃力]]になる。~
　また[[《Ｎ・アクア・ドルフィン》]]を[[特殊召喚]]すれば[[手札破壊]]も成功させやすい。~
　[[《Ｎ・フレア・スカラベ》]]なら大幅に[[攻撃力]]が上がる可能性もあり、[[コンタクト融合]]すればこの[[カード]]は[[フィールド]]に残り続けるので[[《Ｅ・ＨＥＲＯ フレア・ネオス》]][[《Ｅ・ＨＥＲＯ マグマ・ネオス》]]の[[攻撃力]]も上がる。~
　[[《Ｅ・ＨＥＲＯ マグマ・ネオス》]]ならば[[バウンス]]も兼ねているので再利用できるだろう。~

　[[相手]]の場に[[ネオスペーシアン>Ｎ]]を[[特殊召喚]]できることは、覚えておいて損は無いだろう。~
　[[《Ｎ・グロー・モス》]]を[[相手]]の場に[[送りつけ]]て[[羊トークン]]等で[[攻撃]]すれば、[[ドロー]]ブーストも可能。~
　但し、[[モンスター]]を引いた場合、[[攻撃力]]０の[[モンスター]]が[[攻撃表示]]のまま複数残ることになり大変危険である。~
　[[《スピリットバリア》]]を併用すれば回避できるが、そこまでして狙うほどのものではない。

-[[特殊召喚]]は、[[発動]]したときの[[チェーンブロック]]の[[効果解決時]]のみ。~

-[[特殊召喚]]時点での[[攻撃力]]分アップするので、その後[[ネオスペーシアン>Ｎ]]の[[攻撃力]]が変化しても、選択した[[モンスター]]の[[攻撃力]]は変わらない。~
//また、[[ネオスペーシアン>Ｎ]]が場を離れてもアップした[[攻撃力]]はそのままで、[[裏側守備表示]]や一時的な[[除外]]などによって[[リセット]]されない限り永続的にアップしたままになる。
//また、このカードや[[ネオスペーシアン>Ｎ]]が場を離れてもアップした[[攻撃力]]はそのままで、[[裏側守備表示]]や一時的な[[除外]]などによって[[リセット]]されない限り永続的にアップしたままになる。

-なお、｢[[&ruby(ネオスペーシアン){Ｎ};>Ｎ]]｣と名のついた[[モンスター]]１体が対象となる。~
よって[[《Ｘ・Ｅ・Ｎ・Ｏ》]]には使えない。~
使う意味がない気もするが。~

-原作・アニメにおいて―~
GXの「十代vsエド」(リターンマッチ)で十代が初使用。~
上記の[[《Ｎ・フレア・スカラベ》]]との[[コンボ]]を使用している。~
また「十代vsエックス」でも使用されており、エックスの場の《トラップ・スルーザー》を対象に[[《Ｎ・グロー・モス》]](アニメ[[効果]])を[[召喚]]し、[[デッキ破壊]]を行うという奇策を披露した。~
異世界編「十代vs[[《暗黒界の騎士 ズール》]]」でも十代が使用。~
この時は[[《放浪の勇者 フリード》]]を対象にして[[《Ｎ・フレア・スカラベ》]]を[[召喚]]している。

//遊戯王Ｒではこのカードとカード名が酷似した《魂の交換ーソウル・バーター》が登場している。

**関連カード [#g31e4395]
-[[《Ｎ・アクア・ドルフィン》]]
-[[《Ｎ・エア・ハミングバード》]]
-[[《Ｎ・グラン・モール》]]
-[[《Ｎ・グロー・モス》]]
-[[《Ｎ・ブラック・パンサー》]]
-[[《Ｎ・フレア・スカラベ》]]

―[[イラスト]]関連
-[[《Ｅ・ＨＥＲＯ ネオス》]]

―《魂の共有−コモンソウル》の姿の見られるカード
―《魂の共有−コモンソウル》の姿が見られる[[カード]]
-[[《コンバート・コンタクト》]]

**収録パック等 [#i4a64ed8]
-[[POWER OF THE DUELIST]] POTD-JP045
-[[デュエリストパック−十代編2−]] DP03-JP023

**FAQ [#ca727ac0]
Ｑ：この[[カードの効果]]で[[特殊召喚]]した｢[[&ruby(ネオスペーシアン){Ｎ};>Ｎ]]｣が、[[墓地]]に送られるか[[デッキ]]に戻った後、[[フィールド]]に残ったこのカードが[[フィールド]]から離れた場合、｢[[&ruby(ネオスペーシアン){Ｎ};>Ｎ]]｣は[[手札]]に戻りますか？~
Ａ：いいえ、戻りません。[[手札]]に[[戻す]][[効果]]の対象になるのは[[フィールド]]に存在する｢[[&ruby(ネオスペーシアン){Ｎ};>Ｎ]]｣のみになります。

Ｑ：この[[カードの効果]]で[[特殊召喚]]した｢[[&ruby(ネオスペーシアン){Ｎ};>Ｎ]]｣が、[[フィールド]]から離れた場合、この[[カードの効果]]で[[攻撃力]]があがった[[モンスター]]の[[攻撃力]]はどうなりますか？~
Ａ：[[調整中]]。(09/03/08)