装備魔法 自分フィールド上に存在するレベル3以下の通常モンスターに装備する事ができる。 このカードの発動時、装備モンスター以外の 自分のフィールド上に存在する通常モンスター(トークンを除く)を全て生け贄に捧げる。 生け贄に捧げた通常モンスター1体につき、 装備モンスターの攻撃力は1000ポイントアップする。
ファラオの遺産で登場した装備魔法。
通常モンスターを生け贄に捧げ、レベル3以下の通常モンスターを単体強化する。
非常に使いにくい装備魔法カード。
元々強化系の装備魔法はディスアドバンテージになりやすいのだが、このカードはその中でも抜きんでている。
このカードで1枚を消費し、更にフィールド上の通常モンスターを生け贄に捧げる必要があるため、あまりに効率が悪い。
トークンすら使用できないため正攻法で消費を払う他なく、更にそのコストを払える状況はかなり限定されている。
そして、非常に重いコストを払ったところで付加効果はなく、単純な単体強化しか持ち合わせない。
最低でも2枚を消費した結果、「レベル3以下の通常モンスターの攻撃力が上昇する」のでは割りに合わない。
また、このカードを使用した結果、自分フィールドのモンスターの総攻撃力が下がってしまうこともあり得るだろう。
そうまでするなら《デーモンの斧》や《団結の力》を使ったり、最初から上級モンスターを生け贄召喚したり、モンスター3体を生け贄に捧げて召喚するモンスターを使った方がよい。
通常モンスター専用の装備魔法としても、《下克上の首飾り》の方が強力である。
どうしても有効に活用したいのなら、低レベル通常モンスターで統一した【ローレベル】で使うことになるだろう。
《凡骨の意地》に加えて《血の代償》や《人海戦術》を用いるとよい。