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 フィールド魔法
 自分フィールドにセットされた魔法・罠カードが効果で破壊されたターン、
 自分フィールドにモンスターが存在しない場合にこのカードを発動できる。
 (1):自分・相手のメインフェイズに、自分の墓地に「Z−ONE」が存在し、
 自分のLPの数値より低い攻撃力を持つモンスター1体のみが召喚・反転召喚・特殊召喚された場合に発動する。
 そのモンスターを破壊し、自分は800ダメージを受ける。
 その後、相手に800ダメージを与える。
//英語名未表記カード 英語名を表記したらこの部分は削除
//ソース:https://vjumplay.com/generated/vlog/1639

 [[ANIMATION CHRONICLE 2021]]で登場する[[フィールド魔法]]。~
 [[墓地]]に[[《Z−ONE》]]が存在し、[[自分]]の[[ライフポイント]]よりも低い[[攻撃力]]を持つ[[モンスター]]1体が[[召喚]]・[[反転召喚]]・[[特殊召喚]]された場合にその[[モンスター]]を[[破壊]]し、[[自分]]へ[[ダメージ]]を与えた後に[[相手]]へ[[ダメージ]]を与える[[効果]]を持つ。~

 [[自分]]の[[ライフポイント]]よりも低い[[攻撃力]]の[[モンスター]]を強制的に[[破壊]]し続ける[[制圧]][[効果]]を持つ。~
 初期値の半分である4000ですらほとんどの[[モンスター]]は[[破壊]]でき、展開の起点となる[[下級モンスター]]はギリギリまで封じ込めてしまう。~
 しかし、[[破壊]]のたびに[[バーン]]が発生し、[[ライフポイント]]が減ると[[破壊]]範囲も狭くなっていってしまう欠点を持つ。~
 とはいえ、[[ライフ回復]]ができなくなるような[[デメリット]]は無いため、[[回復]]と併用すればいくらでもフォローすることができる。~
 [[相手]]が[[除去]]を[[モンスター効果]]に依存していた場合、場持ちもよくなり、[[ライフ]]さえ持続する限り完封もできる。~
 もっとも、[[召喚・特殊召喚に成功した]]場合の[[効果]]や[[破壊された]]場合の[[効果]]は通してしまうため、それらの[[効果]]で対処される、あるいは展開され[[ライフ]]が削られると途端に劣勢になってしまう。~
 また、2体以上同時に[[特殊召喚]]する、[[メインフェイズ]]以外の[[フェイズ]]に[[特殊召喚]]する、といった方法で[[破壊]]を回避される。~

 欠点は、[[お互い]]のあらゆる[[モンスター]]を無差別に[[破壊]]し続けるため、この[[カード]]が機能している限り、[[自分]]も[[モンスター]]を展開できないこと。~
 もっとも、[[裏側守備表示]]で[[通常召喚]]するなら[[破壊]]されることはなく、[[破壊]][[耐性]]を付与する[[カード]]を併用するといった方法で回避は可能である。~
 他の[[バーン]][[カード]]と併用することで先に[[相手]][[ライフ]]がなくなるようにする等、[[モンスター]]に依存しない構築が必要となるか。~
 また、[[Sin]]や[[《龍の鏡》]]からの[[《F・G・D》]]等、[[フィールド]]の下準備無しで[[自分]][[ライフ]]より[[攻撃力]]の高い[[モンスター]]を出す手段とは相性が良い。~
 2体以上同時の[[特殊召喚]]には対応しないため、[[自分]]が[[ペンデュラム召喚]]を軸にするという回避法もある。~
 2体以上同時に[[特殊召喚]]する、[[メインフェイズ]]以外の[[フェイズ]]に[[特殊召喚]]する、といった方法で[[破壊]]を回避できるのは[[自分]]も同じため、[[ペンデュラム召喚]]を軸にする、[[《リビングデッドの呼び声》]]を[[スタンバイフェイズ]]に使うという回避法もある。~

 また、この[[カード]]自体、そして[[効果]]の[[発動条件]]が厳しいのもネック。~
 「[[自分]][[フィールド]]に[[モンスター]]が存在しない」「[[自分]]の[[裏側表示]]の[[魔法・罠カード]]が[[破壊]]された」[[ターン]]にしか[[カードの発動]]ができず、[[効果の発動]]はさらに「[[墓地]]に[[《Z−ONE》]]が存在する」という条件を満たす必要がある。~
 これらの点は[[《ブラック・ローズ・ドラゴン》]]と相性が良く、[[全体除去]][[効果]]で1度に[[発動条件]]を満たすことが可能。~
 [[墓地]]の[[《Z−ONE》]]についても[[《おろかな副葬》]]を併用すれば解決可能で、既に[[手札]]にある場合はこの[[カード]]の方を[[墓地へ送る]]事で、[[《Z−ONE》]]の[[サルベージ]][[効果]]で回収する動きが狙える。~

 単純に使うと[[アドバンテージ]]を失うため、[[破壊された]]時に[[発動]]する[[魔法・罠カード]]等、[[コンボ]]を前提に考えるべきか。~

-[[自分]]が[[ダメージ]]を受けなければ[[相手]]に[[ダメージ]]を与えることができない。~
[[ダメージ]]対策しつつ[[効果]]を連続使用したい場合は、[[ダメージ]]を0にするのではなく、[[《ダメージ・ダイエット》]]などで[[ダメージ]]を半減するか、支障のない状態まで[[ライフ回復]]したい。~

//-初にして現在唯一の[[発動条件]]がある[[フィールド魔法]]である。~
//[[《メタバース》]]などは[[フィールド魔法]]を[[発動]]する処理であるため、[[発動条件]]を満たしていなければそれらでも[[発動]]できない。~
//発動条件があるフィールド魔法は半魔導帯域が既に存在してる

-[[発動条件]]に加えて[[効果の発動]]にも特定の[[カード]]が必要なため、[[《盆回し》]]で[[相手]]に渡す[[カード]]としての候補にも上がる。~
[[相手]]に[[セット]]したこの[[カード]]を[[破壊]]させる手間を強いることができる。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメ5D'sの「クロウvsアキvsシェリー」戦でシェリーが使用。~
元々のこの[[カード]]は[[《Z−ONE》]]の[[効果]]で[[デッキ]]から[[除外]]され、[[《Z−ONE》]]がこの[[カード]]として[[発動]]される。~
その[[効果]]で全[[プレイヤー]]の[[モンスター]]を次々と[[破壊]]し、全員に[[バーン]]を与えてクロウとアキを追い詰めつつ、自身は[[《死の花−ネクロ・フルール》]]の[[コンボ]]にも利用している。~
また、[[発動]]([[適用]])時点でシェリーの[[ライフ]]が最も多かった事もあり、クロウとアキの展開そのものを大きく制限した。~
しかし、最終的にはシェリーの[[ライフ]]以上の[[攻撃力]]を持つ[[モンスター]]を連続して出された結果、大型[[モンスター]]の展開を止められず、シェリーは敗北した。~

--アニメでは、[[カードの発動]]制限及び[[効果の発動]]制限並びに「1体のみ」という制限は無く、[[メインフェイズ]]以外でも[[発動]]し、[[ダメージを受ける]]のは同時であった。~
このままでは、[[自分]][[ライフ]]が多い状況下ではお手軽に展開を[[ロック]]できる性能となるので、[[OCG]]では幾つか制限を設けた上で、[[引き分け]]が起きないように調整されている。~
[[OCG]]で加えられた制限は劇中の流れと上記の[[《Z−ONE》]]を意識したものとなっている。~

--[[フィールド]]に現れる際に巨大な髑髏が[[発動]]した[[プレイヤー]]を掴むという演出がなされた。~

-コナミのゲーム作品において―~
TAG FORCE6において[[オリジナルカード]]として登場している。~
ゲーム内での性能は基本的にはアニメ準拠だが、[[効果]]が[[1ターンに1度]]しか[[発動]]しない様に調整されている。~

--[[OCG]]化の際には上記の[[1ターンに1度]]が撤廃されている。~
同時に[[OCG]]化された[[《エコール・ド・ゾーン》]]は、ゲーム版では同一[[ターン]]に何回でも[[マスクトークン]]化を行う[[効果]]だったが[[OCG]]では[[1ターンに1度]]となっており、この[[カード]]と逆の道を辿っている。

**関連カード [#card]
-[[《Z−ONE》]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[ANIMATION CHRONICLE 2021]] AC01-JP022

//**FAQ [#faq]
//***(1)の効果について [#faq1]
//Q:~
//A:

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」のいずれかを(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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