通常魔法 このカードを発動するターン、自分は魔法・罠カードをセットできない。 (1)：このカード以外の自分の手札が２枚以上の場合、 その手札を全て除外して発動できる。 デッキから魔法カード１枚を手札に加える。
MILLENNIUM PACKで登場した通常魔法。
自分の手札を全て除外して発動し、魔法カード１枚をサーチする効果、発動ターンに魔法・罠カードをセットできなくなる制約を持つ。
戦況に応じた任意の魔法カード１枚をサーチできるとはいえコストが重いため、魔法カードをキーカードとするデッキに採用を検討すべきだろう。
もしくは除外した手札コストを利用できるデッキでは採用を検討できる。
また、このカードを複数枚入れる場合、コストの都合上２枚目以降のこのカードが腐りやすいことは覚悟しておきたい。
魔法カードをサーチし、発動する前に《マインドクラッシュ》でサーチしたカードを捨てさせられる可能性もある。
加えて、発動ターンは魔法・罠カードをセットすることができない制約が発生する。
そのため、それらをセットして枚数調整をするのが難しい。
サーチした速攻魔法をセットし、次の相手ターンに備えることも不可能となり、速効性はあるものの見えないデメリットが付く点が目立つ。
基本的に発動する場合は、前のターンに魔法・罠カードをセットするなどして防御の備え及び、調整をするのが望ましい。
また、このカードを無効にされると致命的なディスアドバンテージとなることも視野に入れて運用しなければならない。
《砂塵の大竜巻》は、このカードを無効にするカードを事前に破壊しつつセットが行えるため相性がよい。
魔法・罠カードの発動自体には制限がないため、魔法カードなら事前に発動してしまうのも手である。
発動後は手札誘発型モンスターによる防御の一切が出来なくなってしまうため、墓地発動型のモンスターの採用も検討したほうがよいだろう。
モンスターならペンデュラム召喚などを併用すれば手札枚数の調整の融通も利く。