通常罠 (1):相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。 相手フィールドの攻撃表示モンスターを全て裏側守備表示にする。 この効果で裏側守備表示になったモンスターは表示形式を変更できない。
ブレイカーズ・オブ・シャドウで登場した通常罠。
相手モンスターの攻撃宣言時に、攻撃表示モンスター全てを裏側守備表示にする効果を持つ。
表示形式を変更するのみで除去できないため、タイミングが限定されている割には単独でのリターンが薄い。
単に表示形式を変更したいだけならば、《皆既日蝕の書》等の方が安定して発動できる。
このカードの真価は、裏側守備表示から表示形式を「恒久的に」変更できなくなる点にある。
裏側守備表示であるため、攻撃できず効果も完全に機能しない状態となり、カテゴリ・種族・属性等のサポートも受けられない。
エクシーズ素材等にもできず、こちらから除去しない限りは、リリースや融合素材にするか、別のカードの効果で表示形式を変えるか、自ら破壊する等でしか使えない邪魔な存在となる。
特に、このようなモンスターがモンスターゾーンを圧迫するのは、昨今のエクシーズ召喚やシンクロ召喚を戦術の中心としたデッキにとっては破壊される以上の厄介さがある。
よって、あえて除去せずに邪魔なまま残す特性を活かし放置しつつ、【エレキ】・【ゴーストリック】などの直接攻撃やバーン等を得意とするデッキとは特に相性が良い。
しかし、上述した表示形式を変えるカード以外にも、種族・属性等を指定したリリースコストとするような魔法・罠カードは発動できるため、過信は禁物である。
表側守備表示モンスターも裏側守備表示にできて即効性もある《闇の護封剣》の存在も考慮しておきたい。
Q:このカードの効果で裏側守備表示になっている《ミドル・シールド・ガードナー》を対象に《死者への手向け》を発動した場合どうなりますか?
A:その場合でも、《ミドル・シールド・ガードナー》の自身の効果による表示形式の変更は可能である為、発動を無効化し自身の効果で表側守備表示になります。(15/10/17)
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