*《&ruby(さじん){砂塵};の&ruby(あくりょう){悪霊};/Dark Dust Spirit》 [#l3ac9db2]
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 スピリットモンスター
 星6/地属性/アンデット族/攻2200/守1800
 このカードは特殊召喚できない。
 召喚・リバースしたターンのエンドフェイズ時に持ち主の手札に戻る。
 このカードが召喚・リバースした時、
 このカード以外のフィールド上に表側表示で存在するモンスターを全て破壊する。
//テキストはBE02 (2011/8/13発売) を参照

 [[Pharaonic Guardian −王家の守護者−]]で登場した[[地属性]]・[[アンデット族]]の[[上級モンスター]]。~
 [[スピリット]]共通の[[召喚ルール効果]]・[[誘発効果]]と、自身以外の[[表側表示]][[モンスター]]を[[全体除去]]する[[誘発効果]]を持つ。
 [[Pharaonic Guardian −王家の守護者−]]で登場した[[地属性]]・[[アンデット族]]の[[上級>上級モンスター]][[スピリットモンスター>スピリット]]。~
 [[スピリットモンスター>スピリット]]共通の[[召喚条件]]・[[誘発効果]]、[[召喚]]・[[リバース]]した時に自身以外の[[表側表示]][[モンスター]]を全て[[破壊]]する[[誘発効果]]を持つ。~

 [[リリース]]という[[コスト]]を必要とする、生きた[[《ライトニング・ボルテックス》]]と呼べる。~
 こちらは自分の[[モンスター]]も巻き込んでしまうが、[[手札]]に戻るため繰り返しの[[発動]]が可能。~
 [[《ライトニング・ボルテックス》]]以上に使用タイミングを選ぶが、[[上級]][[スピリット]]としては抜き出た有能性を持つ。~
 毎[[ターン]][[手札]]に[[戻る>戻す]]ことで、繰り返し[[発動]]できる[[リセット]][[カード]]として働く。~
 [[リバース]]でも[[効果]]は[[発動]]するため、[[セット]]すれば[[地雷]]としても使える。~
 [[アドバンスセット]]なので警戒されやすいが、[[リバース]]させてしまえば[[表側表示]]の[[モンスター]]を全滅させられる。~

 [[召喚]]だけでなく[[リバース]]でも[[効果]]は[[発動]]するため、[[セット]]しておくことで[[地雷]]として使うこともできる。~
 [[アドバンスセット]]なので警戒されやすいが、[[リバース]]させてしまえば[[表側表示]]の[[モンスター]]は全滅である。~
 [[戦闘]]による[[ダメージステップ]]での[[リバース]]でも[[ダメージ計算]]後この処理が行われる。~
 [[《停戦協定》]]と合わせれば、[[相手]]の[[除去]]を回避しつつ、[[相手]][[モンスター]]も[[リバース]]させるため確実に全滅でき、おまけで[[バーン]]まで付く。~
 なお、[[戦闘]]による[[ダメージステップ]]での[[リバース]]でも、[[ダメージ計算後]]に[[効果]]が[[発動]]する。~

 また、[[《バトルフェーダー》]]との相性は最高。~
 [[相手]]の攻撃を防ぐとともに、次[[ターン]]でのこの[[カード]]による反撃につなぐことができる。~
 [[《レベル・スティーラー》]]との相性もなかなかいい。~
 この[[カード]]での[[全体除去]]の後、最大2体[[自己再生]]させて[[直接攻撃]]に移ることができる。~
 次の[[ターン]]に生き残っている場合は[[リリース]]に使え、同様のことが繰り返し行える。
 こうした流れを円滑に行うためにも、[[【アドバンス召喚】]]を初めとした[[リリース]]が豊富な[[デッキ]]で使いたい。~
 空いた[[フィールド]]を守りつつ、さらに[[リリース]]にも使える[[《バトルフェーダー》]]は特に相性が良い。~
 似たような[[デッキ]]の[[【上級スピリット】]]や[[【死皇帝の陵墓】]]でも、貴重な[[除去]]として大いに活躍する。~
 [[【アンデット族】]]でもこの[[カード]]自体の[[特殊召喚]]こそ不可能だが、[[リリースする]][[モンスター]]をその豊富な[[サポートカード]]で[[特殊召喚]]していき、この[[カード]]を[[アドバンス召喚]]できる。~
 更に[[【不知火】]]系のギミックから[[《アンデット・スカル・デーモン》]]を[[フィールド]]に出しておけば、一方的に[[相手]][[モンスター]]のみを[[破壊]]できる。~
 また[[《連撃の帝王》]]を使った[[デッキ]]ならば、[[相手]][[ターン]]にこの[[カード]]を[[アドバンス召喚]]することも可能である。~

-「[[手札]]に戻るため再利用が可能」という性質を利用し、[[【帝コントロール】]]や[[【アドバンス召喚】]]に入れるのもアリ。~
[[リリース]]という[[コスト]]の心配がなくなるため、理論上は毎[[ターン]]「[[相手]][[モンスター]]を[[全体除去]]+2200の[[ダイレクトアタック]]」が可能で、決め手になり得る。~
-[[《血の代償》]]を使った[[デッキ]]ならば[[相手]][[ターン]]にこの[[カード]]を[[召喚]]すれば、[[《聖なるバリア−ミラーフォース−》]]のような働きをしてくれる。~
 [[《和魂》]]で[[アドバンス召喚]]を素早く行いつつ、[[ドロー]]する手もある。~
 さらに、[[チェーン]]1:この[[カード]]、[[チェーン]]2:[[《和魂》]]の[[ドロー]][[効果]]、とすることで[[カウンター罠]]等にこの[[カード]]の[[効果]]を[[無効]]にされにくくなる。~

-[[【上級スピリット】]]や[[【死皇帝の陵墓】]]でも貴重な[[除去]]として大いに活躍する。~
-[[《ネフティスの鳳凰神》]]と[[《黄泉ガエル》]]を併用すると、毎[[ターン]][[ノーコスト]]で[[モンスター]]と[[魔法・罠カード]]の[[全体除去]]を打てるようになる。~
同じ理由で[[《ユベル》]]とも相性が良く、手っ取り早く[[《ユベル−Das Abscheulich Ritter》]]を[[特殊召喚]]でき、[[全体除去]][[効果]]を食らう前に[[手札]]に戻ることが出来る。~

-[[【アンデット族】]]では豊富な[[特殊召喚]]の恩恵を受けないのが欠点。~
恩恵を受けるのは[[《ツタン仮面》]]や[[《荒野》]]等の[[強化]]、そして[[《ヴァンパイアジェネシス》]]の[[手札コスト]]に活用できるくらいである。~
しかし、豊富な[[特殊召喚]]により[[アドバンス召喚]]は容易であり、[[モンスター除去]][[効果]]に乏しい[[アンデット族]]では貴重な存在。~
[[《アンデットワールド》]]存在下での[[アドバンス召喚]]及び[[《一族の結束》]]採用時の[[除去]]役としてはお呼びがかかる可能性はある。~
-神話関係の[[モンスター]]が大半を占める初期の[[スピリットモンスター>スピリット]]の中では、イレギュラーな存在である。~
[[カード名]]も、他の[[スピリットモンスター>スピリット]]のような「全て漢字で、カタカナのルビ」ではない。~
一方で、[[イラスト]]背景に青い門が描かれているという他の[[スピリットモンスター>スピリット]]と共通する特徴を持つ。~

-[[《ネフティスの鳳凰神》]]が出ている時に[[《黄泉ガエル》]]を[[リリース]]にこのカードを[[召喚]]すると[[《ライトニング・ボルテックス》]]と[[《大嵐》]]が毎ターン飛んでくる。~
もしがら空きのところを殴られたら、[[《冥府の使者ゴーズ》]]を出してやろう。~
相手は[[《ネフティスの鳳凰神》]]と合わせて5100の[[ダメージ]]を受けることになる。~
この時相手が[[《冥府の使者ゴーズ》]]を[[召喚]]したとしても、このカードに[[トークン]]ごとまとめて[[除去]]されるのだから相手としてはたまったものではない。

-また、上記と似たような理由で[[《ユベル》]]とも相性がいい。~
手っ取り早く[[《ユベル−Das Abscheulich Ritter》]]を[[特殊召喚]]でき、[[全体除去]][[効果]]を食らう前に[[手札]]に戻ることが出来る。~
さらにこれに[[《ネフティスの鳳凰神》]]が絡むと[[フィールド]]の制圧は容易くなる。

//-神話関係が大半を占める[[スピリット]]の中で、かなりイレギュラーな存在。~
//名前も他の[[スピリット]]のような「全て漢字で、カタカナのルビ」ではない。

-原作・アニメにおいて―~
アニメ「ドーマ編」にて、オレイカルコスの異変によって[[モンスター]]化した最初の人間がこの[[モンスター]]になった。
アニメ「ドーマ編」にて、オレイカルコスの異変によって[[モンスター]]化した最初の人間がこの[[モンスター]]になった。~

--アニメARC-V第21話において、遊矢が読んでいた雑誌「Dステップ」の記事中で紹介されていた[[カード]]の1枚。~
「[[イラスト]]からうかがい知れるように悪魔のような[[効果]]を秘めている」と称している。~
解説では、「[[相手]]の[[表側表示]][[モンスター]]を全て[[破壊]]してしまう」と書かれているが、実際には[[自分]]の[[モンスター]]も[[破壊]]される。~
また、同雑誌の付録[[カード]]である[[《黄泉ガエル》]]との[[コンボ]]が紹介されている。~

-コナミのゲーム作品において―~
[[遊戯王デュエルモンスターズ World Championship 2008>ゲーム付属カード#qe1d54fb]]ではピラミッド内部でデュエリストとして登場。~
何か喋ろうとするのだが、その言葉は砂塵に飲み込まれプレイヤーには届かない。~
[[遊戯王デュエルモンスターズ World Championship 2008>ゲーム付属カード#WCS2008]]ではピラミッド内部でデュエリストとして登場。~
何か喋ろうとするのだが、その言葉は砂塵に飲み込まれ[[プレイヤー]]には届かない。~
使用[[デッキ]]は[[【アンデット族】]]。~
「砂塵」繋がりか、対戦後に[[《砂塵の大竜巻》]]をくれることがある。
名前繋がりか、対戦後に[[《砂塵の大竜巻》]]をくれることがある。~

**関連[[カード]] [#h70617d8]
**関連カード [#card]
-[[スピリット]]

-[[《ライトニング・ボルテックス》]]

-[[《サイバー・エルタニン》]]

-[[《砂塵の大竜巻》]]
-[[《砂塵の騎士》]]
-[[《砂塵の結界》]]
//―《砂塵の悪霊》の姿が見られる[[カード]]

**収録パック等 [#ud1a5bc6]
-[[BEGINNER'S EDITION 2]] BE2-JP217
-[[BEGINNER'S EDITION 2(第7期)]] BE02-JP176 &size(10){[[Rare]]};
-[[DUELIST LEGACY Volume.5]] DL5-102
**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
-[[【スピリット】]]
--[[【上級スピリット】]]
//-[[【アドバンス召喚】]]
-[[【死皇帝の陵墓】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[Pharaonic Guardian −王家の守護者−]] PH-17
-[[DUELIST LEGACY Volume.5]] DL5-102
-[[BEGINNER'S EDITION 2]] BE2-JP217
-[[ストラクチャーデッキ−アンデットの脅威−]] SD2-JP004
-[[BEGINNER'S EDITION 2(第7期)]] BE02-JP176 &size(10){[[Rare]]};

//**FAQ [#mcaea03]
//**FAQ [#faq]
//Q:~
//A:

//質問だけの投稿はお止めください。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//質問と回答を記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問がございましたら遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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