砂塵(さじん)大竜巻(おおたつまき)/Dust Tornado》

通常罠
相手フィールド上の魔法または罠カード1枚を破壊する。
その後、自分の手札から魔法または罠カード1枚をセットする事ができる。

 Curse of Anubis −アヌビスの呪い−で登場した通常罠
 相手魔法・罠カード1枚を破壊し、自分魔法・罠カードを1枚セットする効果を持つ。

 基本的には《サイクロン》に次ぐ魔法・罠除去の2番手として位置付けられている。
 《サイクロン》と比較すると罠カードであり、一旦セットする手間があること、自分フィールド上のカードに使用できないこと等の短所がある。
 また、《サイクロン》と同じくこのカードを対象とする伏せ除去チェーンすればアドバンテージを稼ぐことができ、エンドサイクならぬエンド砂塵をすることもできる。

 《サイクロン》には存在しない魔法・罠カードセットする効果も備えている。
 これをうまく使うと、自分ターン発動したい永続罠を比較的安全にセットでき、《マインドクラッシュ》等の手札破壊カードにチェーンして、魔法・罠カードを破壊から守る事もできる。
 地味ながらも、除去を回避することが重要となるデッキや、罠カードを起点とするコンボデッキにはありがたい副次効果である。

 セットする効果はテキスト通り、「破壊した後」に行われるため、チェーン1で使用しても、意図的にタイミングを外すことができる。
 《歯車街》等の、タイミングを逃すことで強力な効果不発になるカードと対峙した際は非常に有効となることを覚えておこう。

関連カード

収録パック等

FAQ

Q:相手の出したフィールド魔法カードも除去できますか?
A:はい、できます。

Q:破壊できなかった場合は、セットできませんか?
A:はい、破壊できなかった場合は、セットできません。(08/05/30)

Q:《砂塵の大竜巻》でセットする効果を使用した場合は、破壊の後に別の処理が入る扱いですか?
A:はい、そうです。つまり、破壊が条件の任意効果タイミングを逃すことになります。(08/05/30)

Q:《砂塵の大竜巻》でセットする効果を使用しなかった場合は、破壊した《歯車街》の効果を発動できますか?
A:はい、できます。(10/07/30)