*《&ruby(さいしゅうせんそう){最終戦争};/Final Destiny》 [#i838ca75]
 通常魔法
 手札を5枚捨てて発動する。
 フィールド上に存在するカードを全て破壊する。

 [[Magic Ruler −魔法の支配者−]]で登場した[[通常魔法]]。~
 [[コスト]]として[[手札]]を5枚[[捨て>捨てる]]、[[お互い]]の[[フィールド上のカード]]を全て[[破壊]]する[[効果]]を持つ。
 5枚の[[手札コスト]]を[[捨てる]]ことで[[発動]]し、[[お互い]]の[[フィールド上のカード]]を全て[[破壊]]する[[効果]]を持つ。

 破格の[[コスト]]を要求し[[フィールド上のカード]]を全て[[破壊]]する初めての[[リセット]][[カード]]。~
 [[手札]]を5枚(このカードも含めれば6枚も)失ってしまうため、普通に使っても[[コスト]]に釣り合う損害を[[相手]]に与えるのは非常に難しい。~
 そもそも序盤以外ではまともに[[発動]]できないことも多い。
 この[[カード]]も含めて6枚の[[手札]]を失うことになるので、普通に使っても[[コスト]]に釣り合う損害を[[相手]]に与えるのは難しい。~
 そもそも序盤以外では[[発動]]できないことも多い。

 [[【凡骨ビート】]]や[[【凡骨融合】]]等[[《凡骨の意地》]]を軸とする[[デッキ]]では[[手札]]を大幅に増強できる性質上、切り札として使う事も可能。~
 [[【天使族】]]でも[[《光神テテュス》]]で[[手札]]を稼ぎ、この[[カード]]で[[墓地]]に送った[[モンスター]]を[[《アテナ》]]で[[蘇生]]したり、[[《究極時械神セフィロン》]]の[[召喚条件]]にしたりなどのコンボが可能。~
 また、[[《E・HERO バブルマン》]]の[[モンスター効果]]の[[発動条件]]を満たしやすいため、[[ドロー]]に自信があるなら投入しても面白いか。~

 だが、それ以外での使用は避けた方が無難。~
 [[コスト]]の重さも当然ながら、[[発動]]後は[[手札]]はほとんどの場合0枚であり[[自分]][[フィールド]]上も空っぽなので、そこからラッシュを掛ける事が非常に難しいのが痛い。~
 [[《D−HERO ダイヤモンドガイ》]]で[[コスト]]は無視できるが、最初から通常の[[カードの発動]]を考えないのならば、[[相手]]の場だけ空にできる[[《死の合唱》]]・[[《メガトン魔導キャノン》]]・[[《おジャマ・デルタハリケーン!!》]]・[[《漏電》]]が優先される。~
 [[《サンダー・ドラゴン》]]と[[《おジャマジック》]]で[[手札]]を溜める事もできるが、[[《手札抹殺》]]等で別の[[カード]]を呼び込んだ方がいい。~
 何より、非常に簡単に[[シンクロ召喚]]できる[[《ブラック・ローズ・ドラゴン》]]が全く同じ[[効果]]を持っている。~
 [[魔法カード]]と[[シンクロモンスター]]の違いこそあれ、専用[[デッキ]]を特に作ることなく、ほぼ全ての[[デッキ]]で[[シンクロ召喚]]可能な[[《ブラック・ローズ・ドラゴン》]]の優秀さは今更語るまでもない。~
 かつて[[カード]]を6枚消費して[[発動]]していた[[効果]]を最小2枚で使えるようになった辺り、これも時代の変化というべきであろう。
 
-[[《次元融合》]]を絡めた[[1ターンキル]]が可能だった。~
詳しい方法は[[【最終次元】]]のページを参照のこと。

-初期の[[【三原式】]]で、[[《サイバーポッド》]]によって溢れた[[手札]]を処理する手段として採用されていた事もある。~
しかし、[[《連続魔法》]]の登場によって完全にお株を奪われた。

-昔は「''[[お互い]]の[[手札]]''と[[フィールド上のカード]]を[[破壊]]する」という[[《混沌帝龍 −終焉の使者−》]]のような[[効果]]と勘違いするプレイヤーが多かった。~
これは当時の感覚で(今でもそうだが)[[手札]]5枚というのが[[コスト]]としてはあまりにも破格であり、[[効果]]の一部だと勘違いされたからである。~
当時の[[環境]]が[[《サンダー・ボルト》]]・[[《ハーピィの羽根帚》]]を筆頭に[[全体除去]]でも[[ノーコスト>コスト]]が当然だった事や、下記にもあるゲーム版オリジナルの[[効果]]改変も一因だと思われる。~
当然ながら、[[手札]]を[[捨てる]]のは[[自分]]だけである。

-原作・アニメにおいて―~
アニメオリジナル「表遊戯vsレベッカ」戦において同[[コスト]]で[[モンスター]]のみ[[破壊]]する《ジャッジメント・ボンバー》をレベッカが使用。~
このカードで遊戯の[[《デーモンの召喚》]]と[[《カタパルト・タートル》]]を[[破壊]]しつつ、[[手札]]の[[モンスター]]を[[墓地]]に送り[[《シャドウ・グール》]]の[[攻撃力]]を上げた。~
--当時この[[カード]]は既にOCGに登場していたにも関わらず、何故この[[カード]]が使われず似た[[効果]]の[[オリジナルカード]]が使われたのかは謎である。~
-コナミのゲーム作品において―~
GB版では[[コスト]]がなく、[[お互い]]の場・[[手札]]を全て[[破壊]]するというとんでもない[[効果]]になっていた。~
ただしこれを[[使用]]した場合、先に[[ドロー]]するのは[[相手]]であるため、[[自分]]が不利な状況に陥ることも少なくなかった。~
[[DUEL TERMINAL]]のスピードデュエルでは、隠し[[デッキ]]「[[トリシューラ>《氷結界の龍 トリシューラ》]]の咆哮!!」に収録されている。~
しかし、初期[[手札]]が4枚、[[手札]]の上限枚数が5枚のスピードデュエルでは、通常の[[デュエル]]以上に[[発動]]させるのが困難である。~
WC2009ではライディング・デュエル中のSpとして[[使用]]可能である。~
但し、[[発動条件]]にスピードカウンター2個+[[手札]]5枚という強烈な[[コスト]]が必要となっており、使う機会は殆どないだろう。~

**関連カード [#ae6aaac6]
-[[《邪神イレイザー》]]

-[[《ブラック・ローズ・ドラゴン》]]
-[[《ジュラック・メテオ》]]

-[[《メガトン魔導キャノン》]]
-[[《ラス・オブ・ネオス》]]

**このカードを使用する代表的なデッキ [#ma76f92f]
-[[【最終次元】]]

**収録パック等 [#ma22b762]
-[[Magic Ruler −魔法の支配者−]] MR-35
-[[DUELIST LEGACY Volume.1]] DL1-024
-[[BEGINNER'S EDITION 1]] BE1-JP020
-[[BEGINNER'S EDITION 1(第7期)]] BE01-JP017

//**FAQ [#q89288d7]
//Q:~
//A:

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。