《最終突撃命令/Final Attack Orders》

永続罠
このカードがフィールド上に存在する限り、
フィールド上に存在する表側表示モンスターは全て攻撃表示となり、
表示形式は変更できない。

 恒久的にモンスター攻撃表示にする永続罠
 《レベル制限A地区》上位互換に近いが、効果に微妙な差異があるためデッキによっては使われない事も十分にあるだろう。

 このカードの効果ダメージステップにも及び、ルールへの干渉力は十分。
 裏守備表示モンスターには影響がないと勘違いする者が多いが、しっかりダメージは通ってしまう。
 このカードが出ている状態で裏守備表示モンスターを攻撃した場合、まずダメージステップ表側表示になる。
 その後、このカードの効果攻撃表示になってからダメージ計算を行う。
 つまり、セットしているモンスターも、強制的に攻撃表示になり戦闘させられるわけである。

 《ゴブリン突撃部隊》《スピア・ドラゴン》等のデメリットモンスターを、無理矢理攻撃表示にする使い方もある。
 デメリットアタッカーを採用する【スキルドレイン】ならば、《スキルドレイン》の4〜6枚目ともなる。
 なお、《スピア・ドラゴン》貫通効果は残るが、強制的に相手攻撃表示になるため、ほとんど意味はない。
 ただ、発動する前に貫通させておき、相手の攻撃に対して発動する手もある。

 《阿修羅》《不意打ち又佐》等で《おジャマトリオ》《スケープ・ゴート》で生成されたトークン連続攻撃すれば、大ダメージを与えられる。
 特に攻撃力の高い《究極恐獣》《バーサーク・デッド・ドラゴン》1ターンキルができるので、これを軸としたデッキを組むのも良い。
 自分のモンスター《エネミーコントローラー》表示形式を変更された際に発動すれば、そのまま戦闘を続行する事ができる。
 相手モンスター裏守備モンスターや、攻撃終了後の《ゴブリン突撃部隊》《ジャイアント・オーク》等に攻撃してきた際に返り討ちにするのも面白い。
 なまじ戦闘で破壊されないだけに《魂を削る死霊》《マシュマロン》は格好の目標になり非常に強力。

関連カード

収録パック等

FAQ

Q:《最終突撃命令》発動中に表側守備表示になる効果を使われた場合、どうなりますか?
A:一瞬守備表示になった後すぐに攻撃表示になります。