通常魔法 このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。 (1):このターンの自分メインフェイズに相手がモンスターの効果を発動している場合、 以下の効果から1つを選択して発動できる。 ●自分はデッキから2枚ドローする。 ●相手フィールドのモンスター1体を選び、エンドフェイズまでコントロールを得る。 ●相手の手札を確認し、その中からカード1枚を選んでデッキに戻す。
RISE OF THE DUELISTで登場した通常魔法。
相手がモンスター効果の発動をしたターンに2枚のドロー・コントロール奪取・ピーピングハンデスのいずれかを行う効果を持つ。
自分メインフェイズに相手モンスターが効果を発動するという、受動的な発動条件となっている。
とはいえ現環境では手札誘発の採用率が非常に高いため発動機会には困らず、発動条件を満たすのは概ね相手が手札誘発を使用してきた際であると考えてよい。
発動できる効果は《強欲な壺》・《心変わり》・《強引な番兵》とほぼ同じで、どの効果も強力で汎用性が高い。
しかし、相手が手札誘発を使用するのはこちらのマストカウンターを防ぐためであることが殆どなので、これらの効果を使用してなお挽回できない状況もありうる。
また、相手の初手に手札誘発がなかったり、デュエル中盤以降で引いてきた場合などに腐ることも考えられる。
1ターンに1枚しか発動できないため、特に複数枚手札に来ると腐りやすい。
手札誘発の対策であれば《墓穴の指名者》や《抹殺の指名者》で直接無効にした方が良い状況になることも多いので、デッキとの相性や環境に応じて選択したい。
もちろん手札誘発以外のモンスター効果でも発動は可能なので、強制効果を持つモンスターが相手フィールドにいれば、その効果が発動するように仕向けて発動条件を満たすのもいい。
《サイレント・ウォビー》や《暗黒界の導師 セルリ》のように、送りつけた上で強制効果が発動するモンスターも相性がいい。
もっとも、《サイレント・ウォビー》の場合は相手に1枚ドローさせているため、枚数的にはディスアドバンテージが発生する点には留意したい。
―《三戦の才》が見られるカード
Q:このカードの発動に対し、《灰流うらら》を発動できますか?
A:3つの『●』の内、『●自分はデッキから2枚ドローする』を選択して《三戦の才》が発動された場合に限り、《灰流うらら》の効果をチェーンして発動することができます。(21/05/10)
Q:自分が《三戦の才》を、「●相手フィールドのモンスター1体を選び、エンドフェイズまでコントロールを得る」効果を選択して発動し、相手はチェーンして《I:Pマスカレーナ》の(1)の「このカードを含む自分フィールドのモンスターをリンク素材としてリンク召喚する」効果を発動しました。
それにより、《I:Pマスカレーナ》の効果の処理で《S:Pリトルナイト》がリンク召喚され、《三戦の才》の効果の処理で自分はその《S:Pリトルナイト》のコントロールを得ました。
この場合、どちらのプレイヤーが《S:Pリトルナイト》のリンク召喚成功時の(1)の誘発効果を発動できますか?
A:一連のチェーン処理後(その《S:Pリトルナイト》の誘発効果を発動可能なタイミング)におけるコントローラーである、自分が発動できます。(23/10/18)
Q:相手メインフェイズ中、相手の《三戦の才》の「モンスターのコントロールを得る効果」に《ゴーティスの妖精シフ》の(3)の効果をチェーンしました。
シンクロ召喚した《最果てのゴーティス》のコントロールが相手の《三戦の才》によって移りましたが、この場合《最果てのゴーティス》の(2)の効果は発動できますか?
A:ご質問の場合、《最果てのゴーティス》の(2)の効果はお互いに発動できません。(23/10/30)