通常魔法 自分と相手フィールド上に存在するモンスターを1体ずつ選択して発動する。 選択した相手モンスター1体を破壊し、 選択した自分のモンスター1体のコントロールを相手に移す。
PREMIUM PACK 4で登場した通常魔法。
単体除去効果とコントロール転移効果を持つ。
コントロールを渡すモンスターの確保に頭が痛む。
《スケープ・ゴート》の羊トークンや《黄泉ガエル》を用いない限りは確実に損をする。
【スピリット】など、スピリットモンスター中心のデッキで主に活躍することになる。
自分のフィールド上にモンスターが必要だが、《洗脳解除》と併用すれば、表示形式を問わない単体除去カードとなる。
全体的には、《強制転移》よりも使いづらい部分が目立つ。
相手モンスターを奪えるわけではないが、比較して相手のモンスターを選択できるのが利点。
《ピラミッド・タートル》等のリクルーターを送りつけて破壊できれば、まさにこのカードは単体除去として機能したことになる。
また、【暗黒界】ならば《メタモルポット》を送りつけるのにも使えないわけではない。
このカードの最大の問題は損失の多さ。
こちらは《死のマジック・ボックス》を消費し、モンスター1体を失う。
対して相手はモンスター1体を失うが、そのかわりモンスター1体のコントロールを得る。
【侍ターボ】で《大盤振舞侍》を送りつける等、発動後に劇的な変化を望めない限りは、投入も発動も見合わせるべきだろう。
また、発動できるタイミングを選ばなくてはならない汎用性の低さも大きな難。
対象を取った2体のモンスターが対象不適切になった場合は不発となり破壊効果・コントロール転移効果共に発揮しない。
【フェンリルハンデス】では《黄泉ガエル》や《ラージマウス》を送りつけるために採用を検討できる。
また、《アメーバ》や《グリグル》、《G・コザッキー》も使いたいところ。
Q:《死のマジック・ボックス》で相手側に《引きガエル》を移したあと破壊すれば、効果でドローは可能ですか?
A:表側表示で戦闘で破壊された場合であればドロー可能です。なお、ドローするのは《引きガエル》の元々の持ち主となります。
Q:自分の場に《不意打ち又佐》のみが存在している場合、発動可能ですか?
A:「コントロールを変更する事ができないモンスター」は「相手にコントロールを移す対象」に選択できないため、発動できません。
Q:自分の場に《ホルスの黒炎竜 LV6》のみが存在している場合、発動可能ですか?
A:「魔法の効果を受けないモンスター」を「コントロールを移す効果の対象」に選択する事は可能です。
この場合は相手モンスターを破壊しても、コントロールを移動しません。(08/08/31)
Q:相手モンスターの破壊と自分モンスターのコントロールを移すのは同時ですか?
A:いいえ、相手モンスターを破壊した後に自分のモンスターのコントロールを相手に移します。(09/08/08)
Q:このカードの効果で破壊できないモンスター(《宮廷のしきたり》で保護されている罠モンスター等)を相手モンスターとして選択して発動する事は出来ますか?
A:はい、可能です。
その場合、相手モンスターを破壊できませんが自分のモンスターのコントロールは相手に移ります。(09/08/10)
Q:《死のマジック・ボックス》の効果処理後、モンスターの破壊に対してカードの効果を発動することはできますか?
(《ユベル》のように破壊直後に発動タイミングの訪れる効果を発動できますか?)
A:《死のマジック・ボックス》の効果処理はモンスターを破壊した後にコントロールを移す為、モンスターの破壊に対して効果を発動することはできません。(09/03/19)