*《&ruby(しおう){死王};リッチーロード/Lich Lord, King of the Underworld》 [#u9935e22]
 効果モンスター
 星6/闇属性/アンデット族/攻2400/守1200
 このカードを生け贄召喚する場合の生け贄は闇属性モンスターでなければならない。
 このカードが他のカードの効果によって生け贄に捧げられ墓地に送られた場合、
 このカードは持ち主の手札に戻る。

 [[ストラクチャーデッキ−暗闇の呪縛−]]で登場した[[闇属性]]・[[アンデット族]]の[[上級モンスター]]。~
 [[闇属性]][[モンスター]]以外を[[生け贄]]に[[生け贄召喚]]できない[[召喚ルール効果]]、[[カードの効果]]で[[生け贄に捧げられた>生け贄に捧げる]]場合に[[墓地]]から[[手札]]に[[戻る>戻す]][[効果]]を持つ。~

 [[《ピラミッド・タートル》]]の[[効果]]により[[特殊召喚]]できる[[モンスター]]の中では[[《真紅眼の不死竜》]]や[[《龍骨鬼》]]と並んで[[《スカル・フレイム》]]に次ぐ[[攻撃力]]。~
 [[《ゴブリンゾンビ》]]によって[[手札]]に加えられるカードとしても[[《カース・オブ・ヴァンパイア》]]を抑えて最大の[[攻撃力]]を持つ。~
//2つの[[サーチ]]カードに対応していることから、[[【ワイト】]]では主力としても戦えるだろう。~
//狙ったように、[[《ワイト》]]は[[闇属性]]である。~
// 勿論、[[【アンデット族】]]において、4枚目以降の[[《龍骨鬼》]]として使用する手もある。

 後半の[[効果]]は[[カードの効果]]で[[生け贄に捧げられた>生け贄に捧げる]]場合であり、その条件を満たせる[[カード]]は少ない。~
 条件を満たせたとしても、[[魔法使い族]]の[[サポートカード]]である[[《ディメンション・マジック》]]ように共存の難しい[[カード]]も存在する。~
 一番安定した使い方は、[[儀式魔法]]の[[生け贄]]要員もしくは[[《エクトプラズマー》]]の弾だろう。~
 しかし、いずれにしてもこの[[カード]]よりも適役な[[カード]]は多数存在するので、敢えてこの[[カード]]を採用する意義は薄い。

-Vジャンプでは「[[《魔のデッキ破壊ウイルス》]]や[[《エクトプラズマー》]]などの[[コンボ]]は超強力だ!」と書かれているが、前者は下記のFAQにある通り不可能である。~
後者も[[上級モンスター]]であるこの[[カード]]では他の[[カード]]での[[召喚]]補助が必須であり、この[[カード]]が[[手札]]に[[戻る>戻す]]程度では「超強力」とは言い難い。

//-元々は同[[ストラクチャーデッキ]]に収録されている[[ウイルス]]シリーズの[[コスト]]として使うために作られた[[効果]]だと思われる。~
//そうだとしたら[[KONAMI]]は[[コスト]]と[[効果]]の違いがはっきりとわかっていないことになる。~
//[[《暗黒恐獣》]][[《E・HERO ランパートガンナー》]]等に代表されるテキストの不備で弱くなってしまったカードである。
//ディアボロスのところにも書いたが、エクトプラズマー用に作られたんじゃないのか?
//それはない。何でもかんでも好意的に解釈しすぎ。
//そこまで断言するほどない可能性もないだろ。何でもかんでも不好意的に解釈しすぎ。エクトプラズマー用としても手札を1枚補強するだけというのは貧弱ではあるが。
//同ストラクチャー収録のエクトプラズマーとの兼ね合いで作られたとも十分考えられるので、不根拠な記述は避けましょう

-コナミのゲーム作品において―~
[[WORLD CHAMPIONSHIP 2008>ゲーム付属カード#qe1d54fb]]では[[《エーリアン・ヒュプノ》]]とタッグを組み対戦相手として登場。~
[[《エクトプラズマー》]][[デッキ]]を使用。~
パートナーの[[デッキ]]は[[【エーリアン】]]であり、[[コントロール奪取]]した[[モンスター]]を[[《エクトプラズマー》]]で[[射出]]する戦法をとる。~
逆に言えばそれだけで、[[モンスター]]同士のタッグで唯一パートナーと[[デッキ]]タイプが合っていないため、あまり強くないタッグである。

//-原作・アニメにおいて―~

-神話・伝承において―~
[[《不死王リッチー》]]参照。

**関連カード [#x62b342c]
-[[《不死王リッチー》]]

-[[《トラファスフィア》]]

-[[サルベージ]]

-[[《魔王ディアボロス》]]
-[[《闇王プロメティス》]]

**[[生け贄に捧げる]][[効果]]を持つ[[カード]] [#i738da3b]
-[[《幻想召喚師》]]

-[[《地縛神 Cusillu》]]
-[[《ユベル》]]

-[[《聖刻神龍−エネアード》]]

-[[《エクトプラズマー》]]
-[[《バブル・シャッフル》]]([[カード名]]を[[《E・HERO バブルマン》]]にする必要あり)
-[[《ディメンション・マジック》]]

-[[儀式魔法]]

**収録パック等 [#rdbedc3c]
-[[ストラクチャーデッキ−暗闇の呪縛−]] SD12-JP002

**FAQ [#pe67fd7e]
Q:[[《魔のデッキ破壊ウイルス》]]などの「[[コスト]]による[[生け贄]]」を行った場合も[[手札]]に戻りますか?~
A:戻りません。(11/03/11)

Q:[[手札]]から[[儀式魔法]]の[[生け贄]]とした場合、どうなりますか?~
A:[[手札]]に戻ります。(11/03/11)

Q:相手の[[《痛み分け》]]で生け贄になった場合はどうなりますか?~
A:[[《痛み分け》]]の効果は、プレイヤー自身が受ける[[効果]]であり、他の[[カードの効果]]でリリースした扱いにならないため、[[手札]]に[[戻す]]ことはできません。(09/8/22)