効果モンスター 星6/闇属性/アンデット族/攻2400/守1200 このカードを生け贄召喚する場合の生け贄は闇属性モンスターでなければならない。 このカードが他のカードの効果によって生け贄に捧げられ墓地に送られた場合、 このカードは持ち主の手札に戻る。
ストラクチャーデッキ−暗闇の呪縛−で登場した闇属性・アンデット族の上級モンスター。
闇属性モンスター以外を生け贄に生け贄召喚できない召喚ルール効果、カードの効果で生け贄に捧げられた場合に墓地から手札に戻る効果を持つ。
生け贄召喚に縛りはあるが、《ピラミッド・タートル》によるリクルートに対応しているので、あまり障害にはならない。
《ゴブリンゾンビ》によるサーチにも対応しており、闇属性モンスターの多い【アンデット族】なら召喚に困ることも少ない。
《レベル・スティーラー》なども使えるので、繰り返し召喚することも不可能ではない。
しかし後半の効果はカードの効果で生け贄にするカードが少なく、有効活用できる場面は少ない。
トリガーにはなるが、魔法使い族のサポートカードである《ディメンション・マジック》ように共存の難しいカードも存在する。
儀式魔法の生け贄か、《エクトプラズマー》の弾とするのが最も安定する使い方か。
《レベル・スティーラー》を使えば生け贄を繰り返し確保できるが、召喚権を使う上に、事故の可能性のある上級モンスターを採用することになる。
上記のような展開方法を使うにしても、より扱いやすいモンスターは多く存在している。
儀式召喚後にすぐに手札に戻ってくる点では意外と代わりが効かないため、これに特化した構築ではそれなりに検討ができる。
ただし生け贄召喚すら縛りがあるため事故の可能性もある事から、レベル6あたりの儀式モンスターを使うデッキにとどめておくのが無難か。
Q:《魔のデッキ破壊ウイルス》等で「コストによる生け贄」にした場合、手札に戻りますか?
A:いいえ、戻りません。(11/03/11)
Q:手札から儀式魔法の生け贄にした場合、手札に戻りますか?
A:はい、戻ります。(11/03/11)
Q:相手の《痛み分け》で生け贄になった場合、手札に戻りますか?
A:《痛み分け》は、プレイヤーが受ける効果です。
よって他のカードの効果で生け贄にした扱いにならず、手札に戻すことはできません。(09/8/22)