《死者の腕》 †
通常モンスター
星2/闇属性/アンデット族/攻 600/守 600
混沌の沼から腕をのばし、生ける者を中へと引きずり込む。
有象無象の弱小モンスターが1体…なのだが、GB版のゲームでは猛威を振るっていたりするのだから世の中わからない。
このカードに限ってのことではないが、弱小通常モンスターにもしも効果があればどうなっていたか分からない。
意外なモンスターが活躍していたかもしれないので、残念である。
- コナミのゲーム作品において―
OCGの前身となった、GB版において優秀だったモンスター。
効果モンスターが導入された、3以降にはこのモンスター以外にも、いくつかの効果なしモンスターに効果がつけられている。
このカードは「自身を生け贄に捧げることで、相手フィールドで最も攻撃力の高いモンスター1体を破壊する」効果を持っていた。
《ならず者傭兵部隊》の下位互換効果を備える、非常に優秀なモンスターだったのである。
確かに、このカードに関しては、上記効果を持たなかったことは残念と言えるかも知れないが、このカードがカード化されてから、だいぶ後になってからの話なので無理もない。
もしこの効果を持っていたら、《ピラミッド・タートル》や《ゴブリンゾンビ》からサーチ可能な、単体除去カードとなるためだ。
しかし、机上の空論を広げたところで、結局OCGでは通常モンスター。
実際には、《死のデッキ破壊ウイルス》のコストになる程度の存在であろう。
関連カード †
収録パック等 †