死者(ししゃ)への供物(くもつ)/Offerings to the Doomed》

速攻魔法
フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を破壊する。
次の自分のドローフェイズをスキップする。

 Spell of Mask −仮面の呪縛−で登場した速攻魔法
 ドロースキップする代わりに、単体除去効果を持つ。

 発動条件もなく、速攻魔法である為、フリーチェーンの特性を持ち、自分ターンであれば手札から発動することも可能である。
 速攻魔法破壊であり、自分ターン特殊召喚された相手モンスターや、攻撃リバースしたモンスターバトルフェイズ中に破壊できるのである。

 汎用的な効果の代償として、ドロースキップされるという、自分にとって大きなデメリットを持ち、1:1交換には持ち込めない。
 セットした状態で相手魔法・罠除去チェーンして発動すれば、2:2交換が可能であるが、それでは速攻魔法としての汎用性が生かせない。
 デメリットは次のターンに発生する為、そのターン内に勝負を決めればディスアドバンテージにはならないが、やはり汎用性が落ちる。

 1:1交換以上を目指す【スタンダード】には不向きであり、それに近いビートダウンデッキでも破壊の観点では《地砕き》が、速攻魔法の観点では《収縮》が優先される。
 しかし、【除去ガジェット】等のハンド・アドバンテージを稼ぐ事のできるデッキでは使用されることがある。
 また、罠カードが大量に採用されたデッキでは、《人造人間−サイコ・ショッカー》対策として使用できる。
 他にも【お触れホルス】等の《王宮のお触れ》を最大限に利用するデッキでは、相手ターン発動できる貴重な除去カードとなる。

 次のスキップされるドローフェイズまでに複数枚発動した場合、効果が蓄積されず、1回スキップされるだけで良い。
 同じターン《無謀な欲張り》等を発動しておけばドローフェイズスキップのリスクはだいぶ軽減される。

関連カード

収録パック等

FAQ

Q:効果解決時対象モンスターフィールド上に存在せず、効果不発に終わった場合、ドローフェイズスキップは適用されますか?
A:破壊する事ができなかった場合でも、ドローフェイズスキップします。(10/07/25)