速攻魔法 フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を破壊する。 次の自分のドローフェイズをスキップする。
Spell of Mask −仮面の呪縛−で登場した速攻魔法。
表側表示のモンスター1体を破壊する効果を持つ。
発動条件のない速攻魔法で、幅広いタイミングで発動できるため、便利なモンスター除去である。
自分のターンに厄介なモンスターをその場で破壊したり、セットして相手ターンに出てきた要となるモンスターを破壊したりと活躍を見せる。
自分のターンならバトルフェイズ中に手札から発動することもできる。
しかし、便利な除去効果の代償として、次のドローがスキップされるというデメリットがあり、使うとディスアドバンテージになる。
セットした状態で相手の魔法・罠除去にチェーンして発動すれば2:2交換が可能ではあるが、それではこのカードの強みである汎用性が活かせない。
ディスアドバンテージを軽減する手段としては、ドロースキップは累積しないので《無謀な欲張り》や2枚目のこのカードを発動することでデメリットを重複させられる。
それ以外だとそのターン中に勝負を決めることができればディスアドバンテージにならないが、そう都合よく狙うのは難しいだろう。
何より痛いのはこのデメリットを上手く回避できる相性の良いカードがあまり多くないことである。
《サンダー・ブレイク》なら同じディスアドバンテージで相性の多いカードが多く存在する上に、裏側守備表示モンスターや魔法・罠カードも破壊できる。
こちらを採用するなら速攻魔法ならではの使い勝手の良さを活かしたいところ。
自分のフィールドのモンスターを破壊できるため、各種モンスター破壊時の効果やサクリファイス・エスケープを行うことも可能であり、これらを伏せず即座にできるのは《サンダー・ブレイク》には無い利点である。
速攻魔法で自分フィールドのモンスターを破壊できるカードは少ないため、上記の使い方を考慮に入れつつ破壊時の効果を持つカードのコンボパーツとして入れてもいい。
Q:効果解決時に対象モンスターがフィールド上に存在せず、効果が不発に終わった場合、ドローフェイズのスキップは適用されますか?
A:破壊する事ができなかった場合でも、ドローフェイズをスキップします。(10/07/25)