死神(しにがみ)巡遊(じゅんゆう)/Tour of Doom》

永続罠
相手ターンのスタンバイフェイズ時にコイントスを1回行い以下の効果を適用する。
●表:相手はエンドフェイズ時まで召喚・反転召喚する事ができない。
●裏:自分は次の自分のターン召喚・反転召喚する事ができない。

 LIGHT OF DESTRUCTIONで登場した永続罠
 コイントスにより、自分または相手召喚反転召喚を封印する効果を持つ。

 召喚反転召喚を封じられる一方で、セット特殊召喚は可能である。
 特に、切り札となりうる強力なモンスターフィールドに出す手段の主流である特殊召喚を封じることができないのは痛手である。
 とは言え特殊召喚を多用するデッキもその起点などに召喚を含むことは多いため、効果が適用されれば展開をかなり鈍らせられるだろう。
 類似効果を持つカードの多くはコストが必要だったり使いきりだったりといった制限を持つため、このカード1枚で一方的かつ永続的に召喚行為を封じられる点は評価できる。

 だが、このカードコイントスを外すと相手への制限に失敗するどころか、同じデメリットが自分に降りかかってしまう。
 自分デメリットが降りかかってもある程度は戦えるが、安定性を考えれば《セカンド・チャンス》を採用したギャンブル系のデッキで使用したほうがいいと言える。
 相手ターンコイントスを行う機会は少ないため、《セカンド・チャンス》を有効活用する手段のひとつとしても考慮できるだろう。
 表を出し続けられた際のメリットはリスクに見合うものではあるので、運に自信があれば一般的なデッキに投入する選択肢はないでもない。

 【ドローゴー】ならば自分はモンスター召喚することが無いため、デメリットを無視してこのカードを活用できる。
 だが、ギャンブル要素であることに変わりはないため、あまりこのカードに依存しないほうがいいだろう。

関連カード

収録パック等

FAQ

Q:コイントスチェーンブロックを作りますか?
A:作ります。(10/12/02)

Q:《死神の巡遊》で裏が決定した次の自分ターン再度召喚はできますか?
A:できません。(08/03/22)

Q:《聖なる輝き》プレイされた状態で《死神の巡遊》が発動されるとどうなりますか?
A:《聖なる輝き》効果裏側守備表示では出せなくなり、表側表示でしかカード召喚できなくなるので、コイントスで《死神の巡遊》の対象になったプレイヤー通常召喚が行えなくなります。(08/03/02)

Q:《死神の巡遊》で裏が決定したターン中に《サイクロン》によって《死神の巡遊》が破壊された場合、次の自分ターン召喚反転召喚することはできますか?
A:コイントスを行って裏が出た後に、《死神の巡遊》がフィールド上から離れた場合、次の自分ターンから召喚反転召喚する事ができるようになります。(10/04/20)