永続罠 自分の墓地に存在するモンスターを任意の枚数ゲームから除外する事で、 その枚数と同じレベルを持つフィールド上に表側表示で存在するモンスター１体を破壊する。
Labyrinth of Nightmare −悪夢の迷宮−で登場した永続罠。
墓地アドバンテージをボード・アドバンテージに変換する効果を持つ。
墓地に大量のモンスターが存在すれば単独でかなりの数の除去を継続的に行うことが可能。
フリーチェーンの永続罠であり、自分・相手ターンを問わずダメージステップ以外ならばいつでも何度でも発動できるのは強力。
アドバンス召喚・シンクロ召喚・エクシーズ召喚といった強力モンスターの召喚方法は優先権を一度放棄する必要があるため、展開したところを妨害することができる。
このカードがフィールドにあれば相手は低レベルのモンスターを出しにくくなるだろう。
テキストからは読み取れないが、対象を取らない効果なのも評価できる。
ただし、このカードは非常に燃費が悪い。
汎用下級アタッカーでも４枚、上級モンスター相手ならそれ以上のコストが必要になる。
おまけにコストとして使用可能なのはモンスターカードに限定されており、実際には下級モンスターを１〜２体除去できればいいほうだろう。
そのため相手モンスターの除去だけでなく、自分のモンスターを除外するためのサポートカードとして運用することも考えたい。
また、エクシーズモンスターを破壊できない点も評価を下げている。
墓地から能動的に任意のカードを除外できるため、《異次元からの帰還》・《魂吸収》等と相性が良い。
墓地のモンスターを減らせるという点では《ガーディアン・エアトス》とも相性が良い。
除外された数を参照する《ディノインフィニティ》や《紅蓮魔獣 ダ・イーザ》を強化する目的でも使える。
《終焉の精霊》で墓地アドバンテージを一気に回復すれば除去効果を何度も使う事も出来る。
《異次元の偵察機》と併用し、上級モンスターのリリースを確保する手もあるが、それだけなら《マクロコスモス》・《次元の裂け目》の方が使い勝手が良いかもしれない。
また、自分のモンスターを破壊することもできる。
効果破壊によって効果が発動する低レベルモンスターとの相性がいい。
《フォーチュンレディ・ライティー》なら１枚のコストで破壊でき、デッキのフォーチュンレディの特殊召喚が可能。
その際、墓地のフォーチュンレディを除外していれば《フォーチュンフューチャー》の準備も同時に行える。
機皇帝との相性も悪くない。
能動的に機皇帝の召喚条件を満たせる上、機皇帝は全てレベル１である。
攻撃を制限する《機皇帝ワイゼル∞》・《機皇帝スキエル∞》を攻撃後に破壊して他のモンスターで攻撃したり、その破壊をトリガーに別の機皇帝を特殊召喚して連続攻撃をすることもできる。
Ｑ：既にこのカードが表側表示で存在する場合、相手の魔法カードの発動にチェーンし効果を使う事はできますか？
Ａ：はい、可能です。
Ｑ：既にこのカードが表側表示で存在する場合、このカードの効果にこのカード自身の効果をチェーンすることはできますか？
Ａ：はい、可能です。
Ｑ：このカードが裏側表示で存在する場合、カードの発動時に除去効果を使えますか？
使える場合、それにチェーンする形でこのカードの効果の発動を行うことは可能ですか？
Ａ：「カードの発動」時に除去を行うことは可能です。
しかしこの場合は自身の効果をさらにチェーンし発動することができません。(08/05/27)
Ｑ：除外はコストですか？
Ａ：コストです。(09/06/10)