*《死霊ゾーマ/Zoma the Spirit》 [#r06d4dbc]
 永続罠
 このカードは発動後モンスターカード(アンデット族・闇・星4・攻1800/守500)となり、
 自分のモンスターカードゾーンに守備表示で特殊召喚する。
 このカードが戦闘によって破壊された時、
 このカードを破壊したモンスターの攻撃力分のダメージを相手ライフに与える。
 (このカードは罠カードとしても扱う)
//英語名 http://cgi.ebay.com/Yugioh-Zoma-The-Spirit-PTDN-EN095-Super-1st-Ed-Mint_W0QQitemZ110218615239QQihZ001QQcategoryZ60241QQssPageNameZWDVWQQrdZ1QQcmdZViewItem

 [[書籍付属カード]]で登場した、総合的に見ても[[汎用性]]の高い[[罠モンスター]]。~
 [[罠モンスター]]を投入する場合の優先順位は高い。~

 このカードの利点…つまり、活用方法は大きく分けて3つとなる。~

+[[生け贄召喚]]のサポート。~
[[特殊召喚]]扱いであり、[[通常召喚]]を阻害せず、また、[[生け贄に捧げる]]ことができる。~
他の[[トークン]]生成魔法や[[罠モンスター]]と同様に、[[上級モンスター]]の[[通常召喚]]をフォローできる。~
しかし、[[罠カード]]である以上は、1[[ターン]][[セット]]して置かねばならない。~
そのため、[[《デビルズ・サンクチュアリ》]]と比較すると、やはり速攻性には欠けるのが現実ではある。~
~
+[[火力]]としての活用方法。~
[[戦闘]]で[[破壊]]された時に、その[[モンスター]]の[[攻撃力]]分の[[ダメージ]]を与えられる。~
元々[[攻撃力]]が高いため、[[自爆特攻]]できる状況であれば、かなりの[[ダメージ]]量が期待できるだろう。~
2枚以上を同時に出せれば[[相手]]のライフを致命的に減らすことが可能となる。~
現在はライフが2000以下になった状態で、高[[攻撃力]][[モンスター]]を出すことが直接「死」に繋がりやすくなっている。~
そのような環境でこそ、大いに活躍できる「ゲームエンドメイカー」と言える。~
~
+単純な[[アタッカー]]として。~
[[攻撃力]]1800と、十分に優秀な数値を持った[[アタッカー]]としても活躍は可能である。~
[[守備表示]]で[[特殊召喚]]されるが、[[相手]][[ターン]]の[[エンドフェイズ]]時に[[発動]]すれば問題なく[[攻撃表示]]に変更、[[攻撃宣言]]をすることが可能。~
[[ブロッカー]]としての運用も可能であり、既に[[下級モンスター]]の[[攻撃]]を終えていて、[[上級モンスター]]しか並んでいない時がチャンスとなる。~
//最近は[[《冥府の使者ゴーズ》]]を警戒して[[攻撃力]]の低い[[モンスター]]から[[攻撃]]する傾向があるので特に狙いやすいだろう。~
//このカード伏せてるからゴーズ警戒は考えにくい。

 このように攻撃的で[[汎用性]]は高く、他の[[罠モンスター]]とは一線を画して評価される。~
 防衛目的に運用するにしては、守備面が脆いのが致命的である。~
 なお、[[引導火力>火力]]以外の活用方法にも、より強力な[[魔法カード]]・[[罠カード]]等が存在する。~
 罠と[[モンスター]]という二つの性質をもつために[[破壊]]・[[無効]]化されやすく、長く[[フィールド]]に留まるのは難しい。~
~
 しかし、たった1枚で複数の役割を担うことがカードで強力であることは周知の事実。~
 [[火力]]に加えて[[アタッカー]]として機能することを考えれば、有効性は十分と言える。~
 [[【神炎皇ウリア】]][[【ビートバーン】]][[【ウォールバーン】]]なら主力として活躍してくれる。~

-[[戦闘破壊]]されたときの[[ダメージ]][[効果]]は「[[モンスター効果]]」ではなく「[[罠カード]]の[[効果]]」として扱われる。

-書籍付録であり優秀なカードであるため、比較的「高価」なカード。~
酷い場合、書籍定価の2倍以上で販売している店舗もある。~
書籍定価の2倍以上の値がつくこともある。~

-遊戯王ONLINE DUEL EVOLUTIONではガンスリングの6連勝賞品であったが、実用性のためかその回の7連勝賞品[[《ギルフォード・ザ・レジェンド》]]を価値的にも人気的にも大きく突き放した。~

-英語名について。~
ONLINEなどでは「Skull Zoma」という名前だったが、実物のカードは「Zoma the Spirit」という名になった。

-原作・アニメにおいて―~
「過去の記憶編」において闇獏良が「vs城之内・遊戯」において使用。~
原作においては「相手に与える[[ダメージ]]は、[[攻撃]]した[[モンスター]]の[[攻撃力]]の倍」であった。~
初期[[ライフポイント]]が4000の世界で、この[[ダメージ]]は致命傷に充分な数値である。~
[[《漆黒の豹戦士パンサーウォリアー》]]で[[攻撃]]した城之内は[[効果]]のため瞬殺されるかと思われたが…。~
~
遊戯戦においても登場し、[[《地縛霊の誘い》]]との[[コンボ]]でこのカードを[[攻撃]]させようとしたが、こちらは回避されている。

**関連カード [#bf30e7eb]
-[[《アポピスの化神》]]
-[[《メタル・リフレクト・スライム》]]
-[[《機動砦 ストロング・ホールド》]]
-[[《サイバー・シャドー・ガードナー》]]

-[[《魔法の筒》]]
-[[《魔鏡導士リフレクト・バウンダー》]]
-[[《ユベル》]]

**収録パック等 [#uf85fc66]
-[[MASTER GUIDE 付属カード>書籍付属カード#u27ba37e]] MG1-JP001 &size(10){[[Ultra]]};

**FAQ [#u8d01bb6]
Q:[[コントロール奪取]]されたこの[[モンスター]]を[[戦闘破壊]]した場合、[[ダメージ]]はどちらが受けますか?~
A:主な[[リクルーター]]と同じく、[[墓地]]に行くタイミングで[[効果]][[発動]]するため「[[相手]]」に[[ダメージ]]が発生します。

Q:このカードの[[ダメージ]][[効果]]に対し、[[《地獄の扉越し銃》]]は[[発動]]できますか?~
A:[[調整中]]。~
 なお、上記の裁定に関わらず、[[ダメージステップ]]中のため[[《痛魂の呪術》]]は[[発動]]できません。

Q:[[発動]]後、[[モンスター]]カードとなったこのカードの[[特殊召喚]]に対し、[[《奈落の落とし穴》]]が[[発動]]された場合、このカードは[[除外]]されますか?~
A:[[調整中]]。(08/03/02)