*《&ruby(しりょうおう){死霊王}; ドーハスーラ》 [#top]
 効果モンスター
 星8/闇属性/アンデット族/攻2800/守2000
 このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
 (1):「死霊王 ドーハスーラ」以外のアンデット族モンスターの効果が発動した時に発動できる。
 以下の効果から1つを選んで適用する。
 このターン、自分の「死霊王 ドーハスーラ」の効果で同じ効果を適用できない。
 ●その効果を無効にする。
 ●自分または相手の、フィールド・墓地のモンスター1体を選んで除外する。
 (2):フィールドゾーンに表側表示でカードが存在する場合、
 自分・相手のスタンバイフェイズに発動できる。
 このカードを墓地から守備表示で特殊召喚する。
//英語名未表記カード 英語名を表記したらこの部分は削除
//ソース:https://yu-gi-oh.jp/index.php?page=details&&id=341

 [[ストラクチャーデッキR−アンデットワールド−]]で登場する[[闇属性]]・[[アンデット族]]の[[最上級モンスター]]。~
 [[アンデット族]]が[[効果]]を[[発動]]した時にそれを[[無効]]にするか[[フィールド]]・[[墓地]]の[[モンスター]]1体を[[除外]]する[[効果]]、特定条件下で[[自己再生]]する[[効果]]を持つ。~

 (1)の[[効果]]は[[アンデット族]]の[[効果の発動]]を[[トリガー]]として、2つの[[効果]]から選択して[[発動]]できるというもの。~
 [[相手]]の[[アンデット族]]が[[効果]]を[[発動]]した場合はそれを[[無効]]にする事ができ、対[[アンデット族]][[メタ]]として機能する。~
 [[フィールド]]上で[[発動]]した[[効果]]でなくとも[[無効]]にすることができるため、採用率の高い[[《灰流うらら》]]の[[効果]]を[[無効]]にできる点は覚えておきたい。~
 基本的には[[自分]]の[[アンデット族]]を利用して[[発動]]していく形となるが、[[相手]]が[[アンデット族]]を使用すればそこにも対応可能。~
 採用率の高い[[《灰流うらら》]]等の存在から、[[ミラーマッチ]]以外でも使用機会は期待できる。~

 [[メタ]]となる対象である[[アンデット族]]を[[相手]]が採用していない場合でも、自分の[[コントロール]]する[[アンデット族]]の[[効果]]を[[トリガー]]として[[除去]]か[[墓地アドバンテージ]]の削減を行える。~
 [[フィールド]]の[[モンスター]]を[[除外]]する場合は[[対象をとらない>対象をとらない効果]]上に[[破壊]]でもないため、殆どの[[耐性]]を無視できる。~
 1つ目は[[トリガー]]としたその[[効果]]の[[無効]]。~
 主に[[相手]]の使用した[[アンデット族]]で[[発動]]した場合にこちらを選択することとなり、その際に[[フィールド]]以外に存在する[[モンスター]]も[[無効]]にできる。~
 [[効果]]を[[無効]]にはするが[[破壊]]はしないため、[[《ボーンクラッシャー》]]の[[自壊]]など、自身の[[アンデット族]]の[[デメリット]][[効果]]に対して使用し、それを[[無効]]にする事も可能。~
 ただし、この点は[[相手]][[フィールド]]の[[モンスター]]を[[無効]]にした場合も[[破壊]]できないということである点は忘れないようにしたい。~

 2つ目は[[フィールド]]または[[墓地]]の[[モンスター]]1体の[[除外]]で、[[効果処理時]]に2つの[[効果]]のどちらか適用する性質上、[[対象をとらない効果]]である。~
 こちらは基本的には[[自分]]の[[アンデット族]]から[[発動]]した場合に選ぶことになり、ほとんどの[[耐性]]を無視できる。~
 また、[[相手]][[フィールド]]の[[アンデット族]]の場合も、[[効果]]の種類によっては[[除外]]にすることで実質的に[[無効]]とできる場合もあり、使い分けたい。~
 [[無効]]と[[除去]]はそれぞれ[[1ターンに1度]]ずつ使えるため、うまく使い分ければ2回分の[[効果モンスター]]を受け流すことができる。~
 [[不知火]]など、[[除外]]を[[トリガー]]とする[[効果]]を持つ[[アンデット族]]を使用している場合は自分の[[墓地]]からの[[除外]]を狙うのもよいだろう。~
 また、[[効果]]を[[無効]]にはするが[[破壊]]はしないため、[[《ボーンクラッシャー》]]の[[自壊]]など、自身の[[アンデット族]]の[[デメリット]][[効果]]に対して使用し、それを[[無効]]にする事も可能。~

 [[効果]]の性質上、[[トリガー]]さえ用意できれば[[相手]][[ターン]]でも使用はできるが、普通に使うと[[相手]]依存であり、基本的に相手は[[アンデット族]]の[[効果]][[発動]]を避ける、牽制目的となる。~
 そのため、可能であれば[[トリガー]]として[[自分]][[メインフェイズ]]以外にも[[発動]]できる[[アンデット族]]を併用しておきたい。~
 [[《屍界のバンシー》]]は[[フリーチェーン]]で[[発動]]しつつ[[《アンデットワールド》]]を[[発動]]できるため、非常に相性が良い。~

 最もこの[[効果]]が活きるのは[[《アンデットワールド》]]や[[《DNA改造手術》]]などとの併用であり、[[1ターンに1度]]ではあるが[[相手]]の[[モンスター効果]]を封殺する事ができる。~
 特に[[フィールド魔法]]である[[《アンデットワールド》]]は自身の(2)の[[効果]]の[[発動条件]]を満たす上、[[墓地]]で[[発動]]する[[モンスター効果]]も[[無効]]にできるため、非常に[[シナジー]]が強い。~
 相手はあらゆる[[効果モンスター]]が[[トリガー]]となるため迂闊に動けず、高い牽制を発揮するだろう。~
 特に[[フィールド魔法]]である[[《アンデットワールド》]]は自身の(2)の[[効果]]の[[発動条件]]を満たす上、[[墓地]]で[[発動]]する[[モンスター効果]]も[[無効]]にできるようになるため、非常に[[シナジー]]が強い。~

 (2)の[[効果]]により[[自己再生]]が可能で、その条件は[[フィールドゾーン]]に[[カード]]が存在する事と非常に緩い。~
 (2)の[[効果]]により、[[フィールドゾーン]]に[[カード]]が存在するだけの非常に緩い条件で[[自己再生]]が可能。~
 [[自分]]の[[発動]]している[[フィールド魔法]]を利用するのはもちろんのこと、[[相手]]が[[フィールド魔法]]を使用するタイプの[[デッキ]]を使用している場合は延々と[[自己再生]]が可能となる。~
 ただし[[フィールド魔法]]であっても、[[自己再生]]を封じるほか(1)の[[効果]]の[[メタ]]となる[[《王家の眠る谷−ネクロバレー》]]には注意が必要である。~

 [[《終末の騎士》]]で[[墓地へ送る]]だけで早々に[[自己再生]]の準備が整い、何度でも[[フィールド]]に出せるので[[融合素材]]や[[リンク素材]]としても優秀である。~
 ただし、[[墓地]][[除外]]は天敵で[[自己再生]]を不発にされてしまう。~
 [[アンデット族]]特有の豊富な[[蘇生]]手段の存在もあり、[[墓地]]に置いておくだけで選択肢が大きく広がる1枚となる。~
 ただし、そのタイミングは[[スタンバイフェイズ]]とやや遅いため、[[フィールド魔法]]を守り抜く必要がある。~
 [[自分]][[ターン]]に[[フィールド]]を離れると基本的にその[[ターン]]中には自力では復活せず、[[自己再生]]した[[ターン]]には[[攻撃]]にも参加できない。~
 こちらを活かすなら、[[フィールド魔法]]を守る手段や、[[《メタバース》]]等による[[相手]][[ターン]]中〜[[スタンバイフェイズ]]間での調達も視野に入れておきたい。~

 (2)の[[効果]]は[[アンデット族]]に関係しないため、[[フィールド魔法]]を活用する[[デッキ]]であれば[[ステータス]]の高い[[《黄泉ガエル》]]のように扱える。~
// [[アンデット族]]には[[汎用性]]の高い[[モンスター]]も存在するため(1)の[[効果]]も[[発動]]できる可能性がある。~
//上に似たようなことが書いてあり、下記と文脈が合っていないのでCO。
 特に[[【暗黒界】]]は[[《暗黒界の門》]]への依存度が高く[[《トレード・イン》]]を[[《暗黒界の龍神 グラファ》]]と共有でき、[[ランク]]8[[エクシーズモンスター]]が出しやすくなるため一考の価値がある。~
-(2)の[[効果]]は[[アンデット族]]に関係しないため、[[フィールド魔法]]を活用する[[デッキ]]であれば[[ステータス]]の高い[[《黄泉ガエル》]]のように扱える。~
その場合、(1)の[[効果]]は無視して、単純に毎[[ターン]]使える各種素材と割り切ってよいだろう。~
特に[[【暗黒界】]]は[[《暗黒界の門》]]への依存度が高く[[《トレード・イン》]]を[[《暗黒界の龍神 グラファ》]]と共有でき、[[ランク]]8[[エクシーズモンスター]]が出しやすくなるため一考の価値がある。~
[[《灰流うらら》]]・[[《ゾンビキャリア》]]等の[[汎用性]]のある[[アンデット族]]を併用すれば、[[【アンデット族】]]以外への[[出張]]でも(1)を使うことは可能。~

-(1)の[[効果]]は[[任意効果]]であるため、自身の[[アンデット族]]の[[効果の発動]]に対して[[相手]]が別の[[効果]]を[[チェーン]]した場合、[[発動]]できなくなってしまう。~
ただし、[[《灰流うらら》]]などの[[アンデット族]]の[[効果]]が[[チェーン]]された場合は改めて(1)の[[効果]]を[[発動]]できる。~
//青き眼の乙女の裁定より

-[[《アンデットワールド》]]の[[適用]]中、[[手札]]から[[アンデット族]]以外の[[モンスター効果]]が[[発動]]され[[墓地へ送られた]]場合、その[[効果]]に[[チェーン]]して(1)の[[効果]]を[[発動]]できるかは発売後の裁定待ち。~

-[[《ピラミッド・タートル》]]の[[効果]]で[[リクルート]]できる[[モンスター]]の中では、[[《冥帝エレボス》]]と並び最高の[[攻撃力]]を持っている。

-[[イラスト]]の背景には、[[《アンデットワールド》]]の[[イラスト]]に見られる血の池や[[《精気を吸う骨の塔》]]が描かれている。~

-名前の由来は、ケルト神話に登場する魔神バロールの呼び名の一つ「バロール・ドーハスーラ(悪しき眼のバロール)」だろうか。

--直接己の尾を噛んでこそいないが、口のすぐ後ろを尾が通る事で「∞」の様なシルエットの姿になっており、[[ウロボロス>《サイバー・ウロボロス》]]がモチーフの1つとなっているのだろう。~
[[自己再生]][[効果]]を持ち合わせている事も、モチーフ元の「始まりも終わりもない」「∞(無限)」という意味合いと上手くマッチしている。~

//-原作・アニメにおいて―~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]

//―《死霊王 ドーハスーラ》の姿が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

―[[イラスト]]関連
-[[《精気を吸う骨の塔》]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[ストラクチャーデッキR−アンデットワールド−]] SR07-JP001 &size(10){[[Ultra]]};

//**FAQ [#faq]
//***(1)の効果について [#faq1]
//Q:~
//A:

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」のいずれかを(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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&tag(《死霊王 ドーハスーラ》,効果モンスター,モンスター,星8/闇属性/アンデット族/攻2800/守2000);