ペンデュラム・効果モンスター 星3/闇属性/魔法使い族/攻1200/守 600 【Pスケール:青8/赤8】 自分フィールドにモンスターが存在しない場合にこのカードを発動できる。 (1):自分のPモンスターが戦闘を行う場合、 相手はダメージステップ終了時まで罠カードを発動できない。 (2):もう片方の自分のPゾーンに「魔術師」カード または「オッドアイズ」カードが存在しない場合、 このカードのPスケールは4になる。 【モンスター効果】 (1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、 1ターンに1度、自分のPゾーンのカードは相手の効果では破壊されない。
STARTER DECK(2014)で登場した闇属性・魔法使い族のペンデュラムモンスター。
Pモンスターの戦闘時に罠カードを封じるペンデュラム効果と、魔術師・オッドアイズが存在しない場合にペンデュラムスケールを4にするデメリット、ペンデュラムゾーンのカードを破壊から守る効果を持つ。
モンスターが存在するとペンデュラムゾーンに置けない、魔術師かオッドアイズがいない場合ペンデュラムスケールは4になる、という二重のデメリットを負っている。
ただし、現状《オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》でサーチできるペンデュラムスケール8以上のペンデュラムモンスターはこのカードのみであるため、《オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》を使用する際には事実上このカードが必須に近い。
《オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》を自壊させてこのカードか《星読みの魔術師》をサーチ、両者を次のターンに並べてエクストラデッキの《オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》をペンデュラム召喚という流れが理想的。
いずれにせよモンスターが存在するとPゾーンに置けないため、最初に発動しておくか、自軍を巻き込む全体除去などでどかす必要がある。
攻撃時に罠カードの発動を封じるペンデュラム効果はペンデュラム召喚により展開したモンスターを守りやすい。
Pゾーンのカードに耐性を与えるモンスター効果は、除去対象をこのカードに向けやすくなり、除去されてもペンデュラム召喚によりフィールドに再度出すことが容易となる。
とはいえ、カードとしての効果よりはもっぱらその高いPスケールが採用の意義となるカードである。
―《時読みの魔術師》の姿が見られるカード