次元(じげん)()()/Dimensional Fissure》

永続魔法
墓地へ送られるモンスターは墓地へは行かずゲームから除外される。

 ENEMY OF JUSTICEで登場した永続魔法
 モンスター除外し、自分相手を問わず墓地モンスターを溜め込ませない。

 このカードの効果の影響を受けるカードは多い。
 まず、「墓地に送る?」「墓地に捨てる?」といったコストは払えなくなる
 さらに、「墓地に送った?」「墓地に送られた?」時に発動する効果の発動もできなくなる。
 早い段階で発動できれば、蘇生サルベージ墓地コストを必要とするカード発動できなくなるのである。
 当然、《黄泉ガエル》《スターダスト・ドラゴン》等も自己再生不可となる。
 なお、墓地が明記されていない「捨てる」がコストの場合は発動できる。

 また、デッキ単位で影響を受けるものも多い。
 例えば、【カオス】は切り札を封じられ、【黄泉帝】系列は生け贄を確保できなくなる。
 【雑貨貪欲ターボ】にいたってはただの【雑貨】に成り果てる。

 当然、自分カードとも様々なコンボができる。
 《魂吸収》とのコンボを1ターン目から行えば、かなりのライフ回復可能である。
 《紅蓮魔獣 ダ・イーザ》攻撃力は飛躍的に強化され、《次元融合》での複数特殊召喚も強力。

 除外ギミックを必要とする専用デッキでは大活躍をする。→【次元帝】【D・D・M】
 【ガジェット】【剣闘獣】等の墓地にあまり依存しないデッキならメタとしての投入もできる。
 似た役割の《閃光の追放者》と比べると召喚権を行使しない、除去されにくいなどのメリットがある。

 しかし、自動帰還モンスター群はともかく、このカード自身を狙われると非常に脆い。
 《サイクロン》《氷帝メビウス》等には、常に注意を払いたい。

関連カード

―《次元の裂け目》の姿が見られるカード

収録パック等

FAQ

Q:このカード発動中に《融合》《ビークロイド・コネクション・ゾーン》等でモンスター特殊召喚することはできますか?
A:はい。できます。これらのカードで墓地へ送るのは「コスト」ではなく「効果」だからです。

Q:《次元の裂け目》が場に存在するとき、永続魔法扱いの「宝玉獣」が墓地へ送られる場合、除外されますか?
A:除外されず墓地へ送られます。(07/05/23)

Q:《サクリファイス》などの効果によって装備魔法扱いになっているモンスターは《次元の裂け目》が場に存在するとき、墓地に送られる?除外されますか?
A:この場合モンスター魔法カード扱いになっているため、除外されません。(08/06/23)

Q:《アポピスの化神》などの罠モンスター戦闘破壊された時、除外されますか?
A:罠カードとしても扱うため、除外されず墓地へ送られます。(10/05/31)

Q:《マジカルシルクハット》モンスター扱いになっている魔法カード戦闘破壊された時、除外されますか?
A:この場合、魔法カードモンスター扱いになっているため、除外されます。(10/08/15)