通常罠 「次元障壁」は１ターンに１枚しか発動できない。 (1)：モンスターの種類（儀式・融合・Ｓ・Ｘ・Ｐ）を１つ宣言して発動できる。 このターン、お互いに宣言した種類のモンスターを特殊召喚できず、 フィールドの宣言した種類のモンスターの効果は無効化される。
インベイジョン・オブ・ヴェノムで登場する通常罠。
儀式・融合・シンクロ・エクシーズ・ペンデュラムモンスターのいずれか１種類の特殊召喚を封じてそのモンスター効果を無効にする効果を持つ。
１ターンのみの間、特定のモンスターの特殊召喚とモンスター効果を封じる影響力は大きい。
特定の召喚方法に大きく依存するデッキは多いため、それらに対するメタとして機能する。
特に特殊召喚に魔法カードを使う融合モンスター・儀式モンスターに対しては、発動にチェーンして封じることで１枚分を無駄にさせ、強く刺さる。
複数の召喚法を用いるデッキには受け流される可能性もあるが、盤面から相手の狙いを読んで使えるフリーチェーンのため、大きく狙いを崩すことができる。
一方、単なる効果モンスター主体の【帝王】や、【青眼の白龍】には制限があまりかからない。
また、素材となる効果モンスターは展開でき、その効果を利用されると制限が活きない場合もある。
このカードの最大の利点は、フリーチェーンの通常罠であり、なおかつそのターン中しか適用されない点にある。
これまでにも類似する拘束手段は多数存在したが、いずれも、永続罠や「次の相手のターン終了時まで」等のやや長く続くものであった。
この差は一見すると拘束時間の短い欠点にも見えるが、実際には、相手のターンのみ封じ、自分は一切の拘束を受けずに済むメリットとなる。
自分も拘束されることによる回避手段を気にする必要なく、気兼ねなく一方的に相手のみを拘束できるため、その汎用性は極めて高い。
１ターンきりと言えど、一方的に相手のターンにのみ封じた上で、続く自分ターンは何も阻害されず展開できるため、時間としては充分すぎるだろう。
―イラスト関連