次元誘爆(じげんゆうばく)/Dimension Explosion》

速攻魔法
自分フィールド上に表側表示で存在する融合モンスター1体を
融合デッキに戻す事で発動する事ができる。
お互いにゲームから除外されているモンスターを2体まで選択し、
それぞれのフィールド上に特殊召喚する。

 PHANTOM DARKNESSで登場した速攻魔法
 融合モンスターフィールドコストと、モンスター帰還する効果を持つ。

 《融合解除》の亜種であり、蘇生帰還に変わって融合素材以外も特殊召喚可能になった。
 また、《融合解除》一連の効果であるのに対し、このカードの前半部分はコストである。
 《ミラクル・フュージョン》VWXYZなどの融合素材除外して特殊召喚を行うカードを使うデッキとは好相性である。
 速攻魔法故にバトルフェイズにも発動できるため、攻撃終了後の追撃としても使える。
 あるいは融合モンスターへの除去に対し、チェーンして疑似サクリファイス・エスケープとして発動させるのもよい。

 勝手にエクストラデッキへ帰っていくコンタクト融合体や《簡易融合》特殊召喚した融合モンスター、そして比較的フィールドに出しやすい《キメラテック・フォートレス・ドラゴン》などを戻すのが得策か。
 この際《E・HERO アブソルートZero》を選択し戻せば、《融合解除》同様に破壊効果特殊召喚を能動的に使用できる。
 さらに、除外されたモンスター特殊召喚終了後に破壊効果発動が行われるため、実質こちらのモンスターのみが帰還できるようになるというのは大きな利点であろう。
 《簡易融合》や、《ジェムナイト・フュージョン》を活用できるジェムナイト融合モンスターを用いるという手もある。
 シンクロモンスター2体を《ミラクルシンクロフュージョン》《旧神ノーデン》に変えた後で使えばモンスター3体の蘇生となる。

 最大の難点は、相手特殊召喚可能なモンスター除外されていなければ発動ができないという点。
 融合モンスターは特化すれば上記の通り調達しやすいが、相手除外に関しては初めからメタとして想定するか、自分除外するかしかない。
 どちらにしても、有効に活用できる状況に持ち込みにくく、結果として《融合解除》《異次元からの帰還》よりも安定性が低くなってしまっている。

関連カード

イラスト関連

収録パック等

FAQ

Q:エクストラデッキ戻す行為はコストですか?
A:コストです。(10/04/08)

Q:このカードの発動に成功した場合、特殊召喚の順番はどのようにして処理するのでしょうか?
A:まず発動プレイヤー帰還させるモンスターを選択し、その後もう一人が帰還させるモンスターの選択を行います。
  なお、モンスター帰還は全てが同時に特殊召喚されたものとして扱います。
  →参考例:《サイバーポッド》
  →お互いに同時に行動する場合を参照

Q:このカードの発動時に相手モンスター除外されていない場合発動できますか?
  また、お互いのいずれかのプレイヤー除外されているモンスターの中に特殊召喚可能なモンスターが存在しない場合このカードを発動することはできますか?
A:いいえ、できません。お互い特殊召喚可能なモンスターがゲームから除外されていなければ発動できません。(09/12/20)

Q:《次元誘爆》の発動後に、チェーンした《異次元からの埋葬》などによって一方の除外されているモンスターがなくなった場合、残り一方のモンスターだけ特殊召喚することができますか?
A:《次元誘爆》の効果処理を行う際に、対象に選択したモンスター墓地へ戻った場合でも、残りの対象に選択した除外されているモンスター特殊召喚します。(10/01/12)

Q:特殊召喚する数に0体を選べますか?
A:特殊召喚可能なモンスターが居る限り、必ず1体以上対象にしなければいけません。(10/04/08)

Q:《虚無の統括者》が存在する場合に、このカードを発動し、自分だけ特殊召喚する事は、できますか?
A:お互いプレイヤーモンスター特殊召喚できる状況でなければ発動できない為、その場合、《次元誘爆》は発動できません。(14/04/04)


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