《治療の神 ディアン・ケト/Dian Keto the Cure Master》 †
通常魔法
自分は1000ライフポイント回復する。
EXで登場した通常魔法。
ライフ回復効果を持つ。
かつては最高峰のライフ回復カードだったが、後に優秀なカードが登場したため、現在ではあまり使用されていない。
速攻魔法の《ご隠居の猛毒薬》や永続罠の《神の恵み》等が優先されるだろう。
- その独特なイラストのせいか、妙に人気があったりする。
- 原作・アニメにおいて―
アニメGXにおいて前田隼人が「母ちゃんに似てる」という理由でデッキに入れている。
英語版アニメでは故郷のガールフレンドを思い出すと言う理由になった。
しかしどう考えても学生の隼人とは、年齢がマッチしていない。
- アニメ5D'sの「龍可vsフランク」戦において龍可の使用した魔法カード《癒しの風》のイラストにディアン・ケトが描かれている。
また、監督のツイッターによれば、アニメ5D'sのZ-ONEの体の後下部のガラスの中には、このカードや《モウヤンのカレー》などライフ回復カードが入っているらしい。
- コナミのゲーム作品において―
GBの遊戯王デュエルモンスターズ1では、ライフが5000も回復するという強力なライフ回復カード。
その分入手はなかなか困難であり、OCGのこのカードの左下にパスワードが表記されていない由縁である。
その分、《シモッチによる副作用》には注意が必要だが。
また「DM2」では獏良からしか手に入らない。
攻略本によれば「かなり手に入りにくく、出ない時は出ないレアカード」であった。
- これらのゲームでは、ライフポイントは8000で始まり上限は9999と決まっている。
つまり、初手で使ってしまうと1999ポイントしか回復できない。
このカードよりも性能が低いカードでは《天使の生き血》の2000が最大で(つまり初手でもロスは1ポイントだけ)、これ以下のカードならすぐ使っても問題は無いが、この《治療の神 ディアン・ケト》を初手で使ってしまうと3000ポイント以上無駄にしてしまう。
しかし、CPUはこの手のライフ回復のカードが手札に来るとすぐに使用する傾向があり、初手でも使ってしまうのである。
また、「真DM2 継承されし記憶」では、ライフが4000以下の場合、4000になるように回復するという《ライフ・ストリーム・ドラゴン》のような一風変わった効果を持っていた。
- DS版ゲームでは、大半のカードが海外版に準拠したイラストに改められている中、何故かこのカードのイラストは日本版に準拠したものである。
- 「TAG FORCE4」では、禁止カード及び禁止カードに指定されているカードに関する効果を持ったカードが収録されたパックの中に、何故か禁止カードと全く関わりのないこのカードが収録されている。
また、アイテムの中に「治療の神 ディアン・ケト フィギュア」が存在する。
- 神話・伝承において―
ケルト神話における医療を司る神の名は「ディアン・ケヒト(Dian Cecht)」である。
おそらくこれが元ネタであろうが、「ディアン・ケヒト」は「ブリューナク」の持ち主である光の神「ルー」の祖父に当たる「男性」の神である。
関連カード †
収録パック等 †