《治療の神 ディアン・ケト/Dian Keto the Cure Master》 †
通常魔法
自分は1000ライフポイント回復する。
EXで登場した通常魔法。
自分を1000ライフポイント回復する効果を持つ。
フリーチェーンで発動できる上、このカードよりもライフ回復量が多く効果ダメージと使い分ける事もできる《ご隠居の猛毒薬》が存在する。
通常魔法同士の比較であっても、回復条件はあるもののこのカード2枚分のライフ回復量を誇る《至高の木の実》が存在する。
ライフを回復するデッキは【フルバーン】のように多量のカードが必要ではなく、《連弾の魔術師》のような相方も存在しないので、上記のカードに加え優先や併用する意義は薄くなっている。
- Vジャンプ2007年2月号付録DVDの「千丈目vsカイザー海馬」戦においてカイザー海馬が使用。
5000しかなかったライフを6000にし、《デビル・フランケン》の効果発動に貢献した。
- ケルト神話における医療を司る神の名は「ディアン・ケヒト(Dian Cecht)」である。
おそらくこれが元ネタであろうが、「ディアン・ケヒト」は「ブリューナク」の持ち主である光の神「ルー」の祖父に当たる「男性」の神であり、二人の息子も医療にたけた神である。
- 原作・アニメにおいて―
アニメGXにおいて、前田隼人がデッキに投入していると述べている。
アイドルカードの話題であったため翔は「ずいぶん年上好みなんだね」とコメントしたが、隼人曰く「田舎の母ちゃんに似てる」という理由らしい。
英語版アニメでは故郷のガールフレンドを思い出すという理由になった。
- アニメ5D'sの「龍可vsフランク」戦において龍可の使用した魔法カード《癒しの風》のイラストにディアン・ケトが描かれている。
また、海外の医科大学留学を考えているアキが見ていたパンフレットに「ディアンケト」という名前が入っていた。
ちなみに、アニメ5D's監督のツイッターによれば、Z-ONEの体の後下部のガラスの中には、このカードや《モウヤンのカレー》などライフ回復カードが入っているらしい。
- アニメZEXALのワールドデュエルカーニバル決勝大会において、デュエルコースターのレーン上に設置されており、その上を通過したVは1000ライフポイント回復したが、その後はいつの間にライフポイントが元に戻っており、特に意味はなかった。
後にドロワ、トロンもこのカードが設置されたレーンを通過しているが、こちらは意味があった。
- アニメARC-V1話の看板に、このカードに似たスーツ姿の人物が描かれている。
「中高年の方にもオススメ!ディアン・ケトそっくりのベテラン講師が教える回復デュエル教室」とある事から、他の看板と違いカードとして描かれているわけではないようである。
- アニメ「SKET DANCE」にて、酷似したカードが登場した。
- これらのゲームでは、ライフポイントは8000で始まり上限は9999と決まっている。
つまり、初手で使ってしまうと1999ポイントしか回復できない。
このカードよりも性能が低いカードでは《天使の生き血》の2000が最大で(つまり初手でもロスは1ポイントだけ)、これ以下のカードならすぐ使っても問題は無いが、この《治療の神 ディアン・ケト》を初手で使ってしまうと3000ポイント以上無駄にしてしまう。
しかし、CPUはこの手のライフ回復のカードが手札に来るとすぐに使用する傾向があり、初手でも使ってしまうのである。
また真DM2では、ライフが4000以下の場合、4000になるように回復するという《ライフ・ストリーム・ドラゴン》やアニメ5D'sの《時械神サディオン》のような一風変わった効果を持っていた。
- GCソフト「フォルスバウンドキングダム」では、「ディアン・ケト」として、モンスターに持たせられるアイテムとして登場。
味方全員のライフを全回復するアイテムで、1回使用できる。
効果的には《レッド・ポーション》の上位互換だが、使用できる回数が少なく値段が高いため、本作においては実質的に上位互換とは言えない。
むしろ《レッド・ポーション》のほうが使う機会が多い。
- DS版ゲームでは、大半のカードが海外版に準拠したイラストに改められている中、何故かこのカードのイラストは日本版に準拠したものである。
関連カード †
収録パック等 †