*《&ruby(じばく){自爆};スイッチ/Self-Destruct Button》 [#f16b0c8d]
 通常罠
 自分のライフポイントが相手より7000ポイント以上少ない時に発動する事ができる。
 お互いのライフポイントは0になる。

 [[暗黒の侵略者]]で登場した[[通常罠]]。~
 自らの意思で[[デュエル]]を[[引き分け]]に持ち込める特殊な[[効果]]を持つ。~

 普通に[[デュエル]]していても[[ライフポイント]]に7000もの差がつくことは滅多になく、ついたとしてもそのまま勝負が決まってしまう事が多い。~
 そこで、[[《光の護封壁》]]・[[《検閲》]]・[[《究極・背水の陣》]]といった意図的に[[自分]]の[[ライフポイント]]を調整できる[[カード]]を使う必要がある。~
 やや速度は落ちるが、[[相手]]の[[ライフポイント]]を[[回復]]する[[《ギフトカード》]]でも同様の事ができる。~

 一戦目で勝利した後に、この[[カード]]で二戦目・三戦目を[[引き分け]]にすれば、そのまま[[マッチ]]勝利となる。~
 最初からこの[[カードの発動]]を想定して[[デュエル]]を進めれば、[[相手]][[サイドデッキ]]の対策[[カード]]の大半は無駄になるだろう。~
 ただし、上記のような[[コンボ]]が必要になるため、狙ったタイミングでの[[発動]]は難しい。~
 また、[[罠カード]]である性質上、その[[発動]]自体を封じられやすい事に注意したい。~
 [[フィールド]]に存在する[[《神光の宣告者》]]・[[《人造人間−サイコ・ショッカー》]]・[[《王宮のお触れ》]]に対しては各種[[除去]][[カード]]を使えば良いが、[[手札]]から[[発動]]される[[《紫光の宣告者》]]は対処しづらい。~
 [[《ご隠居の猛毒薬》]]等を[[チェーン]]される事で、残り少ない[[ライフポイント]]を先に0にされる可能性もある。~
 [[引き分け]]ではあるが勝負を決める[[カード]]には違いないので、確実に[[発動]]できる状況を整えたい。~

-「[[ライフポイント]]を0にする」[[効果]]であり、「[[ダメージ]]を受ける」[[効果]]ではない。~
[[《デス・ウォンバット》]]等で[[自分]]だけ[[カードの効果]]を受けない状態にするというのは不可能である。~
また、[[下記FAQ>#l31de0b6]]の通り、[[ライフ回復]][[カード]]と組み合わせて[[自分]]だけが勝利する事もできない。~
よって現在のところ、''いかなる[[カード]]を併用しても、この[[カードの効果]]で勝利することはできない。''~

-[[《ラストバトル!》]]が[[禁止カード]]になる前は、[[発動条件]]が類似している事から併用もしくは[[サイドデッキ]]に採用される事があった。~
現在でも[[発動]]さえ通れば確実に勝負を決められるので、[[マッチ]]一戦目で勝利した[[プレイヤー]]がそのまま逃げ切るために使うことが多い。~
しかし、遊戯王[[OCG]]は[[ビートダウン]]嗜好の[[プレイヤー]]が多いゲームであり、一方的な「逃げ勝ち」になるこの[[カードの効果]]を好まない[[プレイヤー]]が存在していることも事実である。~
大会ではともかく、フリープレイで常用・多用はしない方が賢明だろう。

-2014年4月5日〜5月18日に開催されるYu-Gi-Oh! World Championship 2014の第三回店舗・ブロック代表決定戦では、[[2014年4月適用のショップデュエルのリミットレギュレーション>リミットレギュレーション/2014年4月1日]]に加え、この[[カード]]と[[《レインボー・ライフ》]]が追加で[[禁止カード]]に指定される。~
//http://www.yugioh-card.com/japan/event/world_championship/expert.php

//-原作・アニメにおいて―~

-コナミのゲーム作品において―~
[[WCS2007>ゲーム付属カード#zc3eaab5]]以降のWCSシリーズでは、世界大会専用[[禁止・制限カード]]リストで毎年[[禁止カード]]に指定されている。~
[[WCS2008>ゲーム付属カード#qe1d54fb]]では、wi-fiでダウンロードできる[[《コザッキー》]]が[[【自爆スイッチ】]]を使用してくる。~
[[WCS2011>ゲーム付属カード#m11b7abe]]では、チーム・カタストロフのニコラスの[[デッキ]]に入っている。~
アニメで使用した《ドゥームズ・レイ》をイメージしたものと思われる。~

--[[TAG FORCE 5>ゲーム付属カード#t253175a]]では、[[自分]]の[[ライフポイント]]が0になっても敗北しなくなる[[ルール効果]]を持つ《インフェルニティ・ゼロ》というアニメ[[オリジナルカード]]が登場。~
この[[カード]]との[[コンボ]]で、[[デュエル]]に勝利する事ができるようになっている。

**関連カード [#h70617d8]
-[[《D−HERO ドグマガイ》]]

-[[《友情 YU−JYO》]]
-[[《ライフチェンジャー》]]

**このカードを使用する代表的なデッキ [#v7b2fc04]
-[[【自爆スイッチ】]]

**収録パック等 [#j8a403dc]
-[[暗黒の侵略者]] 307-050
-[[EXPERT EDITION Volume.2]] EE2-JP106

**FAQ [#l31de0b6]
Q:この[[カードの発動]]に[[チェーン]]して[[《ご隠居の猛毒薬》]]等で[[自分]][[ライフ]]を[[回復]]した場合、[[デュエル]]に勝利できますか?~
A:いいえ、できません。~
  この場合、この[[カードの効果]]を[[チェーン]]1、[[《ご隠居の猛毒薬》]]の[[効果]]を[[チェーン]]2に乗せた逆順処理になります。~
  この結果、[[《ご隠居の猛毒薬》]]の[[効果]]で[[ライフ回復]]した後、この[[カードの効果]]で[[ライフ]]が0になって引き分けとなります。~

Q:では、逆に[[《ご隠居の猛毒薬》]]等に[[チェーン]]してこの[[カード]]を[[発動]]させた場合、[[デュエル]]に勝利できますか?~
A:いいえ、できません。~
  [[ライフポイント]]が0になった時点で[[デュエル]]が終了しますので、引き分けになります。~

Q:この[[カードの発動]]に[[チェーン]]して[[《地獄の扉越し銃》]]・[[《痛魂の呪術》]]・[[《黒板消しの罠》]]等を[[発動]]できますか?~
A:いいえ、[[ダメージ]]を与える[[効果]]ではないのでできません。~

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