*《&ruby(しっこく){漆黒};のトバリ/Veil of Darkness》 [#f34cb270]
 永続魔法
 自分のドローフェイズにドローしたカードが闇属性モンスターだった場合、
 そのカードを相手に見せる事で、そのカードを墓地へ送る。
 その後、自分のデッキからカードを1枚ドローする事ができる。

 [[EXTRA PACK]]で登場した[[永続魔法]]。~
 [[《凡骨の意地》]]に似た[[効果]]を持つ。 

 [[カード・アドバンテージ]]は稼げないが[[墓地]]に[[闇属性]][[モンスター]]が増えるので[[【ダークモンスター】]]と相性がいい。~
 [[闇属性]][[モンスター]]が続く限り[[ドロー]]ができるので、大幅な[[墓地アドバンテージ]]を得ることが可能。~
 [[《D−HERO ダッシュガイ》]]を[[墓地]]に送った直後に[[最上級モンスター]]を[[特殊召喚]]という流れもありえる。~
 運任せ以外では、[[《鳳凰神の羽根》]]あたりで[[デッキの一番上]]に持ってくる等の工夫が必要だが。~
 [[《ユベル》]]関連の進化体を[[墓地へ送る]]ことで事故を軽減することもできる。~
 [[闇属性]]の[[爬虫類族]]を[[墓地へ送る]]ことで[[《邪龍アナンタ》]]の[[強化]]も可能。

 このカードが2枚存在する場合に[[発動]]する時、任意の順番で[[チェーン]]を組むことは可能。~
 まず[[チェーン]]2で[[発動]]時に見せた[[闇属性]][[モンスター]]を[[墓地]]へ送り1枚[[ドロー]]する。~
 次に[[チェーン]]1だが既に[[発動]]時に見せた[[闇属性]]モンスターを[[墓地]]へ送る事ができないため[[ドロー]]する処理は行われない。(08/09/14)~
 つまり、''この[[カード]]が2枚以上存在していても事実上[[効果]]は1枚分しか適用されない。''~
 ただし[[《リロード》]]等で[[闇属性]][[モンスター]]を同時に[[ドロー]]した場合なら、[[チェーン]]1と[[チェーン]]2で別々のカードを見せ、[[墓地]]へ送る事により、1枚ずつ計2枚[[ドロー]]する事なら出来る。~
 なお、[[《凡骨の意地》]]とは共存が可能。~
 [[ドローフェイズ]]に引いたカードが[[通常モンスター]]でなくても、[[闇属性]]なら[[墓地へ送る]]事で[[ドロー]]を継続できる。~


-[[ドロー]]したカードが[[闇属性]]であった場合に[[効果の発動]]をするかどうか選択する[[任意効果]]。~
以下は発動をした場合の処理について。~
--[[効果発動時]]には[[ドロー]]した[[闇属性]][[モンスター]]を見せるだけ。~
---[[《マクロコスモス》]][[適用]]下など墓地へ送れない場合も[[効果の発動]]が可能。~
--[[効果解決時]]に[[発動]]時に見せた[[闇属性]][[モンスター]]を墓地へ送った後、1枚[[ドロー]]する。~
---[[チェーン]][[《マインドクラッシュ》]]などで[[発動]]時に見せた[[闇属性]][[モンスター]]が既に[[手札]]に無いなど、[[墓地へ送る]]ことができない場合[[ドロー]]する[[効果]]も[[適用]]されなくなる。~
[[《マクロコスモス》]]下など[[除外]]された場合、[[ドロー]]する[[効果]]は[[適用]]されなくなる。(08/10/05)~
---[[墓地へ送る]]のは[[強制効果]]だが[[ドロー]]は[[任意効果]]、[[ドロー]]をしなくてもよい。

-[[墓地へ送る]]利点がある[[闇属性]][[モンスター]]は[[《終末の騎士》]]参照。

-デッキの大半を[[闇属性]]の[[通常モンスター]]で構築することにより[[【凡骨エクゾディア】>【エクゾディア】]] では[[《凡骨の意地》]]の代わりとしても運用できる。~
ただし、このカードを引いてしまい連続[[ドロー]]がストップしてしまう可能性もあり、安定性はそれほど向上するわけではない。

-[[《深淵の暗殺者》]]を[[ドロー]]すれば[[アドバンテージ]]が稼げる。~
[[サルベージ]]対象は[[《墓守の偵察者》]]、[[《執念深き老魔術師》]]、[[《魔装機関車 デコイチ》]]あたりが有力。

-[[デッキ]]の[[闇属性]][[モンスター]]の比率を上げることで、[[《魔導雑貨商人》]]のような使い方もできる。~
//特に[[《ワンハンドレッド・アイ・ドラゴン》]]とは[[シンクロ召喚]]の口上と相まって、相性がよい。~

-帳(とばり)とは、日本中世社会においてよく見られる、室内を仕切るまたは寒さをしのぐための布のこと。~
夜になるとこの帳を下げ、夜となったことを知らせることから「夜の帳がおりる」などとも言う。~
また、昼から夜になり明かりがさえぎられる状態も指している。~

-[[《ワンハンドレッド・アイ・ドラゴン》]]の[[シンクロ召喚]]の口上に「漆黒の帳」という言葉が出てくる。~
このカードのことを意味しているのではないが、[[《ワンハンドレッド・アイ・ドラゴン》]]の[[効果]][[対象]]を増やせるので、相性自体は悪くない。~

-元々は、海外版[[Gladiator's Assault]]で追加された10種の海外新規[[カード]]の内の1枚である。~

//-原作・アニメにおいて―~

//-コナミのゲーム作品において―~

//-神話・伝承において―~

**関連カード [#n1dceb57]
-[[《凡骨の意地》]]

-[[《光神テテュス》]]

//-[[《ワンハンドレッド・アイ・ドラゴン》]]

**収録パック等 [#dbc9f79c]
-[[EXTRA PACK]] EXP1-JP021

**FAQ [#v008fde3]
Q:[[チェーンブロック]]を作りますか?~
A:はい、作ります。(08/09/13)

Q:[[ドローフェイズ]]に[[《リロード》]]で複数枚を同時に[[ドロー]]した場合、全て見せなければなりませんか?それとも任意の1枚で処理をしますか?~
A:見せる枚数は任意で1枚だけ見せる事もできます。ただし、何枚見せても[[ドロー]]できるのは1枚だけです。(08/09/13)~

Q:[[墓地]]送りは[[コスト]]ですか?~
A:見せる行為が[[コスト]]に当たり、[[墓地]]送りと[[ドロー]]が効果です。(08/09/13)~

Q:[[《凡骨の意地》]]と《漆黒のトバリ》が[[発動]]されています。~
  [[闇属性]]の[[通常モンスター]]を[[ドロー]]したとき、両方の[[効果]]を使えますか?~
A:はい、両方の[[効果]]を[[発動]]でき、その場合任意の順番で[[チェーン]]を組むことになります。(08/09/13)~
  なお、[[チェーン]]2を《漆黒のトバリ》とした場合、[[通常モンスター]]が[[墓地]]に送られてしまいます。~
  この場合、[[発動]]時に見せた[[カード]]が[[手札]]になくても[[チェーン]]1で[[《凡骨の意地》]]が[[適用]]されて[[ドロー]]を行います。(08/09/20)~

Q:このカードの[[効果]]で[[闇属性]][[モンスター]]を[[墓地]]へ送る処理だけを行い、[[ドロー]]しない事はできますか?~
A:はい、できます。(08/10/29)~

//質問だけの投稿はお止めください。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//質問と回答を記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問がございましたら遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。~