*《&ruby(しっぷう){疾風};の&ruby(あんこく){暗黒};&ruby(きし){騎士};ガイア/Swift Gaia the Fierce Knight》 [#f4db9ee0] 効果モンスター 星7/闇属性/戦士族/攻2300/守2100 自分の手札がこのカード1枚のみの場合、 このカードはリリースなしで召喚する事ができる。 [[STRUCTURE DECK−遊戯編−]]で登場した[[闇属性]]・[[戦士族]]の[[最上級モンスター]]。~ [[《暗黒騎士ガイア》]]の[[リメイク]]であり、特定条件下で[[リリース]]なしで[[召喚]]可能になる[[召喚ルール効果]]を持つ。 [[手札]]がこのカード1枚のみの場合に、[[下級モンスター]]のように運用できる。~ [[最上級モンスター]]としては低い[[攻撃力]]だが、[[デメリット]]なしの[[《ゴブリン突撃部隊》]]になると思えば強力。~ この[[効果]]は[[相手]]に依存しないため、このカードの[[召喚条件]]を満たすのは[[デッキ]]の構成によって何とかなる。~ この[[効果]]の欠点は、[[召喚条件]]を満たすには他の[[モンスター]]が[[手札]]にない状況を作らなければならないということや、このカードの[[召喚]]後は[[手札]]が0になるということだろう。~ 他の[[モンスター]]が[[手札]]にない状況を作り出すには、[[デッキ]]の中[[モンスターカード]]を少なくすればよい。~ しかし、[[モンスターカード]]が少ないと[[モンスター]]切れが起こりやすくなるので危険である。~ [[モンスターカード]]が少なくなると、[[魔法・罠カード]]が多くなるので、空いたスロットには[[モンスター]]を守るカードを入れると良い。~ また、[[魔法・罠カード]]を多くするのではなく、[[召喚ルール効果]]などで[[特殊召喚]]できる[[効果モンスター]]を採用するのも良い。~ このカードを[[リリース]]なしで[[召喚]]するために、1[[ターン]]に1度の[[通常召喚]]の権利を残しておくのである。~ このように[[召喚]]自体は簡単だが、基本的には進んで[[手札]]を減らすことはしない方が良い。~ ただ、[[魔法・罠カード]]を伏せるだけ伏せて[[《ハリケーン》]]を使う場合は別である。~ [[《切り込み隊長》]]等、[[手札]]消費の激しいカードを多数採用した[[【戦士族】]]に特にこの[[効果]]を生かしやすい。~ なお、[[手札]]にこの[[カード]]が2枚以上きてしまうと[[手札事故]]になるので、片方を[[墓地]]か[[デッキ]]に送る方法を用意する、投入枚数を1枚にする等対策しておきたい。~ なお同[[戦士族]]には、[[手札]]が1枚以下に減少することで[[攻撃力]]2000に上昇する[[《ブレイドナイト》]]が存在する。~ [[手札]]が多くても機能する、[[リバース効果]]を潰せる等、速攻性が高く「遊撃」を得意とする。~ [[手札]]減少からの「奇襲」だけを考えれば、[[汎用性]]・攻撃性で《疾風の暗黒騎士ガイア》に勝る。~ その一方、[[《サイバー・ドラゴン》]]を止められない等、防御性には欠けているため、取捨選択を考えたい。~ また条件を維持する事によってこの[[カード]]の[[攻撃力]]を上回る[[《サイバネティック・サイクロプス》]]も存在する。~ 単純な比較はできないが、この[[カード]]を採用するならば他の[[カード]]との連携を強く意識する必要があるだろう。~ 他の[[半上級モンスター]]と異なり[[通常召喚]]扱いなので、[[召喚条件]]と相まって展開力では大きく劣る。~ だが、[[通常召喚]]扱いであることを逆に利用して、[[【弾圧ワンフー】>《王虎ワンフー》]]での活躍が可能。~ [[《突然変異》]]が[[禁止カード]]になる以前は、[[《突然変異》]]で[[《竜騎士ガイア》]]に変異させ、[[《螺旋槍殺》]]との[[コンボ]]を行うことができた。~ -このカードは[[エラッタ]]されたカードのひとつ。~ 以前は自身の[[効果]]で[[召喚]]する場合は[[表側攻撃表示]]に限られていたが、[[《聖なる輝き》]]がある状況では[[表側守備表示]]でも[[召喚]]できるように変更されている。 -[[リメイク]]元である[[《暗黒騎士ガイア》]]とは[[属性]]が異なる。~ 暗黒という言葉だけを取ってみれば[[闇属性]]という点に違和感はないが、他の別[[属性]][[リメイク]][[モンスター]]と異なり[[カード名]]の変更部位には[[属性]]との関連性が見られない。~ -原作・アニメにおいて―~ アニメオリジナル「乃亜編」の「遊戯vsビッグ1(大下)」で[[《翻弄するエルフの剣士》]]と共に[[リメイク]][[カード]]として初登場。~ [[手札]]0枚と言うまさに絶体絶命の危機にこの[[カード]]を[[ドロー]]し、そのまま[[召喚]]に繋げた。~ しかし、このとき遊戯はこの特殊な[[召喚条件]]について何も言っていないので、この[[カード]]を知らなかった者は首をかしげたことだろう。~ アニメ版の「戦いの儀」である「遊戯vsアテム」戦ではアテムが使用。~ [[《THE トリッキー》]]の[[特殊召喚]]のために[[手札]]から捨てられていた。~ その後、[[魔法カード]]《死の床からの目覚め》で[[手札]]に戻し、[[生け贄]]無しで[[召喚]]され、[[《暗黒魔族ギルファー・デーモン》]]の[[効果]]で[[攻撃力]]が500下がった遊戯の[[《バスター・ブレイダー》]]を[[戦闘破壊]]した。~ 最終的に[[《デーモンの召喚》]]により[[戦闘破壊]]された。~ --アニメGXでは最終話「十代vs遊戯」戦で遊戯が使用した。~ [[《E・HERO スパークマン》]]を[[破壊]]する活躍を見せたが、すぐに[[《E・HERO エッジマン》]]によって[[破壊]]されてしまった。~ [[攻撃]]名は[[《暗黒騎士ガイア》]]と同じ「[[&ruby(スパイラル・シェイバー){螺旋槍殺};>《螺旋槍殺》]]」。~ -コナミのゲーム作品において―~ [[DUEL TERMINAL]]に再録されている。~ [[DUEL TERMINAL]]のスピードデュエルでは、[[デュエル]]開始時の[[手札]]が4枚なので、[[自身の効果>半上級モンスター]]を生かせる場面が多いためだろう。~ またこのカードをスキャンすると隠し[[デッキ]]「ガイア・ストライク」が出現する。~ だがこの[[カード]]と[[《ジャックス・ナイト》]]が手札に揃ってしまうことも多く、[[手札事故]]の危険が大きい。 -神話・伝承において―~ [[《暗黒騎士ガイア》]]に同じ。 **関連カード [#h70617d8] -[[《螺旋槍殺》]] -[[《暗黒騎士ガイア》]] -[[半上級モンスター]] **収録パック等 [#q4a881ca] -[[BEGINNER'S EDITION 2]] BE2-JP111 &size(10){[[Ultra]]}; -[[BEGINNER'S EDITION 2(第7期)]] BE02-JP085 &size(10){[[Ultra]]}; -[[DUELIST LEGACY Volume.4]] DL-124 &size(10){[[Rare]]}; -[[STRUCTURE DECK−遊戯編−]] YU-02 &size(10){[[Ultra]]}; -[[ストラクチャーデッキ−戦士の伝説−]] SD5-JP006 -[[DUEL TERMINAL −ワームの侵攻!!−]] DT02-JP006 **FAQ [#yb1485c6] Q:自身の[[効果]]で[[召喚]]する場合の[[表示形式]]は選べますか?~ A:「[[召喚]]」であって「[[通常召喚]]」とは書かれていないので、通常は[[表側攻撃表示]]のみとなります。~ 例外的に、[[《聖なる輝き》]]が[[適用]]されている場合は[[表側守備表示]]での[[召喚]]が可能です。(08/11/06)