*《&ruby(じゃしん){蛇神};ゲー》 [#top] 特殊召喚・効果モンスター 星12/闇属性/爬虫類族/攻 ?/守 0 このカードは通常召喚できず、このカードの効果でのみ特殊召喚できる。 (1):自分フィールドのモンスターが相手の攻撃・効果で破壊された場合、LPを半分払って発動できる。 このカードを手札から特殊召喚する。 (2):このカードは効果の対象にならない。 (3):このカードが相手モンスターを攻撃するダメージステップの間、 そのモンスターの効果は無効化され、攻撃力は元々の攻撃力の半分になる。 (4):このカードが戦闘を行うダメージ計算時に発動できる。 このカードの攻撃力は、フィールドのモンスターの一番高い元々の攻撃力と同じになる。 //英語名未表記カード 英語名を表記したらこの部分は削除 //ソース:6/3発売のSJより [[遊戯王デュエルモンスターズ アニメコンプリートガイド 千年の記憶 付属カード>書籍付属カード#sonota]]で登場する[[闇属性]]・[[爬虫類族]]の[[特殊召喚モンスター]]。~ [[ライフ]]半分を[[コスト]]に[[手札]]から自身を[[特殊召喚]]する[[効果]]、[[効果の対象]]にならない[[効果]]、[[攻撃]]時に[[戦闘]]相手の[[モンスター効果]]を[[無効]]にして[[攻撃力]]を[[元々の攻撃力]]の半分にする[[効果]]、[[戦闘]]時に[[フィールド]]上で最も高い[[元々の攻撃力]]をコピーできる[[効果]]を持つ。~ [[召喚条件]]は[[自爆特攻]]や[[自分]]の[[カードの効果]]による能動的な[[破壊]]では条件を満たさないため、意図的な[[コンボ]]に組み込むことは難しい。~ とは言え、[[相手]]がこちらの[[モンスター]]を全く[[破壊]]しないということはまずないので、然程シビアなものでもない。~ [[爬虫類族]]なので[[《キングレムリン》]]による[[サーチ]]が可能であり、[[手札]]に保持することは容易。~ [[《スネーク・レイン》]]で複数枚を[[墓地に送った>墓地へ送る]]後に、[[《悪夢再び》]]でまとめて[[サルベージ]]しても良いだろう。~ ただし、この場合[[相手]]はこの[[カード]]を出される前提で[[破壊]]を行うはずであり、対抗手段を用意されている可能性が高いので、[[ライフコスト]]が無駄にならないよう[[特殊召喚]]のタイミングを見極める必要がある。~ (2)は[[効果の対象]]にならない[[耐性]]だが、[[《ブラック・ホール》]]や[[《激流葬》]]の様な[[対象]]を取らない[[破壊]][[効果]]も多いので過信はできない。~ [[自分]]の[[カードの効果]]の[[対象]]にも取れないため、守りを固める場合は[[対象]]を取らずに[[破壊]][[耐性]]を付与できる[[《神縛りの塚》]]がよいだろう。~ また、[[手札]]に[[同名カード]]を握っていれば、この[[カード]]の[[破壊]]を[[トリガー]]として[[特殊召喚]]できるため、[[フィールド]]が空になることを防げる。~ (3)の[[効果]]は、[[攻撃]]時に[[戦闘]]相手の[[モンスター効果]]を[[無効]]にし、更にその[[攻撃力]]を[[元々の攻撃力]]の半分にするもの。~ (4)の[[効果]]と併用することで、[[攻撃]]時ならば[[《邪神ドレッド・ルート》]]や[[《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》]]といった高い[[戦闘]]能力を持つ[[モンスター]]にすら一方的に殴り勝てる。~ また[[効果]]を[[無効]]にするため、[[戦闘破壊]][[耐性]]を持つ[[モンスター]]や[[リバースモンスター]]にも強い。~ ただし、変化するのは[[攻撃力]]であるため、高い[[守備力]]を持つ[[壁]][[モンスター]]には手が出せない。~ (4)の[[効果]]で既に高打点を得ている場合はこれらの問題をほぼ解消できる。~ (4)の[[効果]]は、[[戦闘]]時に[[フィールド]]上で最も高い[[元々の攻撃力]]をコピーできるもの。~ コピーした[[攻撃力]]は[[ターン]]を跨いでも保持することができ、この[[モンスター効果の発動]]も任意であるため、最初に高[[攻撃力]]を得られれば安定した打点となる。~ こちらは(3)の[[効果]]と違い[[相手]][[ターン]]でも[[発動]]できるため、自身より高い[[攻撃力]]を持つ[[モンスター]]に[[攻撃]]を仕掛けられても最悪[[相打ち]]には持っていける。~ ただし、(4)の[[効果]]も参照するのが[[元々の攻撃力]]であるため、[[戦闘]]を行う[[モンスター]]の[[攻撃力]]が[[元々の攻撃力]]より高く、なおかつこの[[カード]]の[[攻撃力]]を上回る場合は[[戦闘破壊]]される。~ 逆に言えば、[[モンスター]]の[[攻撃力]]が[[元々の攻撃力]]より低ければ突破されることはないため、[[《強者の苦痛》]]や[[《禁じられた聖槍》]]といった[[元々の攻撃力]]に干渉せず[[弱体化]]を行う[[カード]]とは相性が良い。~ [[フィールド]]に[[元々の攻撃力]]が高いものが存在していれば、(4)の[[効果]]により高[[攻撃力]]を確保しつつほぼ確実に[[モンスター]]を[[戦闘破壊]]できる。~ その後は永続的にコピーした高[[攻撃力]]を保てるため、[[下級モンスター]]などに[[相打ち]]に持ち込まれる可能性も低く、ある程度の[[耐性]]と高い突破力を備えた[[モンスター]]として場を制圧できる。~ 一方で、[[フィールド]]に[[元々の攻撃力]]が高いものが存在していなければ頼りない打点となり、返しの[[ターン]]で[[戦闘破壊]]されるリスクも高まる。~ 以上の点から総合的に見て、[[ライフ]]半分という[[重い]][[コスト]]も含め状況を選ぶ[[カード]]と言える。~ 可能な限り[[フィールド]]に[[元々の攻撃力]]が高い[[モンスター]]が存在する時に[[特殊召喚]]したい。~ -遭遇率の高い[[《SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング》]]は要注意。~ [[攻撃]]された場合は(4)の[[効果]]を使えなくなり、この[[カード]]が[[攻撃表示]]になっている場合、そのまま[[ダメージ]]を受けてしまう。~ こちらはこの[[カード]]の[[召喚]][[コスト]]で[[ライフ]]の半分を支払っているため、ほぼゲームエンドになってしまう。~ (4)の[[効果]]であらかじめ[[攻撃力]]を得ていれば大[[ダメージ]]は防げるので、[[自分]]の[[ターン]]の[[攻撃]]は確実に通しておきたい。~ なお、こちらから[[攻撃]]を仕掛けた場合は[[永続効果]]で[[《SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング》]]の[[効果]]自体を[[無効]]にできるため、一方的に殴り勝てる。~ もっとも、[[《SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング》]]に[[戦闘破壊]]されると(1)の[[特殊召喚]]自体もできなくなるため、実際に[[《SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング》]]に[[攻撃]]することは少ないだろう。 -[[爬虫類族]]初の[[レベル]]12[[モンスター]]で、[[レベル]]11以上としても初となる。~ -「ゲー」とは古代ギリシャ語で「地球、地母神」を意味する言葉である。~ アニメにおける使用者のダーツは「[[オレイカルコス>《オレイカルコス・シュノロス》]]の正体は地球の怨念である」と述べており、それを象徴する[[モンスター]]と言える。~ また、古代から蛇は「死と再生の象徴」としても扱われているが、これは「今の人類を滅ぼして、新たな人類を誕生させる」というダーツの思想を反映している。~ -原作・アニメにおいて―~ アニメDM「ドーマ編」のボスキャラクターであるダーツの切り札。~ 「闇遊戯&海馬vsダーツ」戦の終盤(海馬は既に脱落済み)、[[《オレイカルコス・シュノロス》]]が[[破壊]]された際に全ての[[ライフ]]と[[手札]]を[[コスト]]に[[特殊召喚]]された。~ [[《伝説の騎士 ティマイオス》]]を[[戦闘破壊]]し超過[[ダメージ]]で勝負を決めようとするが、遊戯の[[《魂のリレー》]]によってダーツの[[勝利条件>デュエルの勝利条件]]が変更されたことで回避される。~ 直後に[[速攻魔法]]《インパクト・リヴァイブ》の[[効果]]により、[[《魂のリレー》]]で[[特殊召喚]]された[[《ブラック・マジシャン・ガール》]]を[[攻撃]]するが、[[《伝説の騎士 ヘルモス》]]の[[効果]]で防がれた。~ 返しの[[ターン]]に[[無限ループ]]により[[攻撃力]]無限大となった[[《合神竜ティマイオス》]]に[[戦闘破壊]]され、敗北した。~ [[攻撃]]名は「インフィニティ・エンド」。 --作中で描写された[[ステータス]]や[[効果]]は以下の通り。~ > +[[レベル]]10。~ //http://www.yugioh.com/cards/divine-serpent-geh +[[元々の攻撃力]]が無限大。~ ([[カード]]の[[イラスト]]は描かれていないが、英語版アニメでは描かれており攻守共に∞(無限大)と[[ステータス]]が記載されていた。)~ +[[特殊召喚]]の[[コスト]]は10000以上ある[[ライフ]]と[[手札]]の全て。~ +[[コントローラー]]の[[ライフ]]が0になっても敗北せず、この[[カード]]が[[フィールド]]から[[離れる]]ことが[[相手]]の[[勝利条件>デュエルの勝利条件]]となる。~ (ダーツは「[[破壊された]]時」と述べているが、[[《魂のリレー》]]同様に言葉の綾である可能性が高い。)~ +[[攻撃宣言]]時に[[デッキ]]から10枚の[[カード]]を[[墓地へ送る]]。~ < ---規格外の[[ステータス]]であり、当然のことながらアニメ・漫画を通じて全[[モンスター]]の中で最高の[[攻撃力]]を誇る。~ ([[カードの効果]]により一時的に[[攻撃力]]無限大となった例ならば、他に[[《合神竜ティマイオス》]]・[[《オベリスクの巨神兵》]]・[[《邪神アバター》]]が存在する。)~ ---遊戯は、[[《伝説の騎士 クリティウス》]]による[[《破壊輪》]]の[[効果]]の使用など[[カード]][[効果]]による[[除去]]を狙えたはずなのだが、それを行わずにこの[[カード]]を[[戦闘破壊]]している。~ そのため、劇中での説明は無いが何らかの[[耐性]]も持っていた可能性がある。~ ---[[フィールド]]に出た瞬間から[[相手]]の[[勝利条件>デュエルの勝利条件]]を変更する[[モンスター]]としては、アニメ遊戯王シリーズで最初に登場した[[カード]]でもある。~ --この[[カード]]の[[召喚条件]]は「[[《オレイカルコス・シュノロス》]]の[[攻撃力]]が0になったとき」とダーツが発言しており、実際に[[破壊]]時に[[攻撃力]]が0になったことが表示されている。~ 原作における[[《遺言の札》]]に処理が似ているが、あちらは原作のルールの関係で[[攻撃力]]が0になっているのに対し、こちらは[[効果]][[破壊]]であり、他の[[カード]]からも[[攻撃力]]を下げる[[効果]]は確認されていない。~ ただし、[[《伝説の騎士 クリティウス》]]は[[墓地]]の[[罠カード]]の[[効果]]をそのままコピーするわけではないので、あちらの[[効果]]によって[[攻撃力]]が下がった可能性はある。~ --[[OCG]]の[[イラスト]]の背景には、この[[モンスター]]の全身と思しきものが映っているが、アニメでは異次元空間から上半身のみを出現させており、全体像がどうなっているかは不明のままであった。~ --[[召喚条件]]などがかなり特殊なものであるためか、[[OCG]]では「[[自分]]の[[モンスター]]の[[破壊]]を[[トリガー]]に、[[ライフ]]を[[コスト]]にして[[特殊召喚]]する」「[[戦闘]]に強い」という面影を残しつつ大幅な変更を受けた。~ 一応、[[攻撃]]時はほぼあらゆる[[モンスター]]を問答無用で[[戦闘破壊]]できるため、間接的かつ限定的ながら規格外の[[ステータス]]を再現してはいる。~ ---因みに、[[OCG]]で[[《合神竜ティマイオス》]]の[[攻撃]]を受けた場合には、[[チェーン]]の順番の関係上必ず[[戦闘破壊]]される点も再現されている。~ //《オレイカルコス・シュノロス》の攻撃力を下げる云々はこのページよりもシュノロスのページに書いた方が適切だと判断したので移動しました。 //-コナミのゲーム作品において―~ //**関連カード [#card] //―《蛇神ゲー》の姿が見られる[[カード]] //他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク //**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck] //-[[【】]] **収録パック等 [#pack] -[[遊戯王デュエルモンスターズ アニメコンプリートガイド 千年の記憶 付属カード>書籍付属カード#sonota]] XXXX-JP0XX &size(10){[[Ultra]]}; //**FAQ [#faq] //***(1)の効果について [#faq1] //Q:~ //A: //質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。 //記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。 //未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。 //ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。 ---- &tag(《蛇神ゲー》,モンスター,特殊召喚モンスター,効果モンスター,星12/闇属性/爬虫類族/攻?/守0,正規の方法以外での特殊召喚不可);