《邪悪なるワーム・ビースト/The Wicked Worm Beast》 †
効果モンスター
星3/地属性/獣族/攻1400/守 700
自分ターンのエンドフェイズ時、
表側表示でフィールド上に存在するこのカードは持ち主の手札に戻る。
BOOSTER4で登場した地属性・獣族の下級モンスター。
自分ターンのエンドフェイズ時、フィールド上に存在する自身をバウンスする誘発効果を持つ。
その性質はスピリットモンスターに酷似しているものの、バウンスされる条件は若干異なる。
また、あちらと違い特殊召喚に対応できるため、《巨大ネズミ》からリクルートし手札に戻す事もできる。
これにより手札の枚数を増やす事ができるが、それ以外には何ら効果を持たないため、そこからどう使うかが問題となる。
やはり《魔法石の採掘》等の手札コストにしてしまうのが妥当な所か。
スピリット同様《強制転移》で送りつける事も可能だが、このカードの場合バウンスは相手ターンとなってしまうためイマイチ使いにくい。
- 手札が7枚の状態でエンドフェイズに入り、《邪悪なるワーム・ビースト》を捨てる。
- 《暗黒界の書物》の効果で特殊召喚する。
- 特殊召喚された《邪悪なるワーム・ビースト》自身の効果で手札に戻る。
しかし《DNA改造手術》と《サイバー・サモン・ブラスター》でダメージを与え続けるか、《強制接収》で相手の手札を捨てさせるくらいしか使い道がない。
《エレメントの泉》でのライフゲインが現実的だろうか。
《エレメントの泉》からの、《ビッグバンガール》で1ターンキルができる。
- 「ビースト」とは付いているが、獣族には見えないグロテスクな姿をしている。
普通「ワーム(Worm)」はミミズや芋虫などを指すが、このモンスターはイソギンチャクのような触手を無数に持つ半人型モンスターの姿をしている。
原作等で下半身を確認すると芋虫のような姿をしており、ここから「ワーム」と名がついたのかもしれない。
東映版およびバンダイ版カードダスでは、紫色でさらにグロテスクな印象になっている。
- 原作・アニメにおいて―
「遊戯vs海馬」(2戦目)で海馬が召喚したが、《砦を守る翼竜》にあっさり倒されてしまった。
アニメオリジナル「乃亜編」の「海馬vsビッグ5(大門)」では海馬が壁としてセットしたが、《サテライト・キャノン》に一蹴された。
攻撃名は「ポイズン・ゾール」。
- 「王の記憶編」では、囚人が宿していた精霊として登場している。
- コナミのゲーム作品において―
GBのDMシリーズでは効果を持たないモンスターとして登場し、オリジナルのテキストが存在する。
「闇の力でミミズがモンスター化 地面から突然現れ攻撃」と書かれてある。
関連カード †
収録パック等 †
FAQ †
Q:手札に戻す効果はチェーンブロックを作りますか?
A:いいえ、作りません。(13/01/11)